2018年度合格体験記

2018年度2次集中DVD通信講座  山崎 貴史様

診断士を目指した理由

中小企業診断士を目指した理由

 私のこれまでのキャリアは、地方銀行、会計事務所になります。2つとも中小企業の経営者とコミュニケーションする機会の多い仕事になりますが、経営者と同じ目線で会話するためには、知識・知見が圧倒的に不足していることを毎日痛感する日々でした。ここを埋めるためには自分で勉強をしなければいけないと思い、いろいろと調べる中で診断士のことを知りました。診断士を勉強することは、広い範囲を学習することによる知識面もそうですが、仕事をしながら勉強時間を確保するというマネジメント面なども含めて自分を高めることができると感じたからです。結果、学習は多年度に及びましたが、勉強する習慣が完全に身についたのと同時に、学習が進む中で自分の強みにできる分野を見つけることができました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 2015年にYoutubeで動画をたまたま見てTBCの存在を知りました。一次の残り科目をどうしようかと悩んでいる中で運営管理の岩瀬講師の講義を見たのがきっかけです。その内容は今まで取り組んできた大手予備校のウェブ通信講座よりも遥かに内容面で優れていました。すぐに教材をアマゾンで購入して受験勉強の再スタートを切りました。大手予備校と比べても値段の安さは驚異的です。山口講師のパワフルな講義には大変引き込まれました。

二次DVD講座は複数年お世話になりましたが、大変充実度の高いものであることは保証します。低価格かつ充実したコマ数があり、添削サービスが大変しっかりしています。納得できるまでメールで質問できますし、質問へのレスポンスも早く、教室に集まらずとも大変近い距離感を感じながら勉強できるはずです。

自分にはTBCメソッド、抽象化ブロックシートを使った解答の方向性、解答の明快さが大変しっくりきました。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

一次 (Youtube動画を使い倒すことがポイント)

まずは今日どこをやるかを予め決めておきます。忙しくてできなくても引きずらず、無理のない計画をすぐに引き直してください。

日中の仕事の空き時間や移動時間には今日やる範囲の動画を流し聞きます。(ギガの消費には気をつけてください)

机に向かえる時間には速習テキスト教材に向かいます。ペンでアンダーラインを入れながら読み進め、章末問題に直ぐにトライします。財務会計、企業経営理論、運営管理は自分でノートを作ってまとめていました。

苦手な分野の動画はより多く周回しましたが、一方で自分の好きな分野や講師の動画は自然と再生回数が増えていい科目イメージが作れました。

二次(しっかり納期限を守ること、抽象化ブロックシートをマスターすることがポイント)

添削期限を必ず守って提出し、解いた後はすぐに解説講義を見てください。納期日程から逆算し、いつまとまった時間が取れるかのマネジメントをしっかりします。

二次速修テキスト内の抽象化ブロックシートの暗記を、十分な時間を確保して行います。

添削点数に一喜一憂する必要はあまりないと思いますが、大きく失点した問題を重点的に、回答過程のどこで出題者の意図する方向性とずれたのかが理解できるまで追求します。

中小企業診断士を目指す方へ

 他の難関国家試験もそうだと思いますが、資格勉強する過程で成長している実感を感じ、成長を楽しむという視点が大事かと思います。多年度となっても悲壮感に明け暮れることなく、自分に足りない知識の習得に集中してください。勉強し続ければ必ず最後まで辿り着きます。

気分が乗らなかったり、仕事や家庭が多忙などの理由で勉強に身が入らない日も来ますが、そういう時は焦らずに休むことも大事です。他の国家資格と違うと感じたのは、学習内容が明日からの仕事にすぐに活きてくる内容ばかりだという点でした。これは中小企業相手に展開する仕事についているかどうかに限らず感じるはずです。仕事という実践の場で成長を実感できると、それがまたモチベーションになってきます。合格率は一定なので合否結果は非情ですが、合否という視点に持っていきすぎることなく、本業を活かすための副業が診断士学習という感覚、自分が仕事で成長するために向き合うという視点が、続ける上でのポイントと感じました。

2018年度

2次速修テキスト

田中 洋一様


診断士試験の壁

中小企業診断士を目指した理由

私は特殊な計測機器を開発、製造、販売している企業の製品開発部門でエンジニアをしています。そんな私が経営に興味をもったのは「もしドラ」が出版されドラッカーブームが起きていたころだったと思います。「マネジメント」から始まり、伊丹先生の「イノベーションを興す」、野中先生の「知識創造企業」などを読んだのですが、内容に共感できるものの知識が身についたのか、あやふやな時期がしばらくありました。

またこの時期携帯ゲームが流行り始めていました。暇さえあれば携帯をいじり、レベルアップに勤しむ日々。これはまずいと思い、ゲームでレベルを上げるくらいなら自身のレベルを上げようと決め、資格を取ることにしました。TOEIC、FP、簿記、知財、情報処理と受験し、最終目標を中小企業診断士に定めました。

診断士の勉強を開始したのは2年前です。1次試験のボリュームがこれまで受験してきた資格とは比較になりません。さらに妻の出産、引越しも重なり数年かかるかと思っていましたが運よく1次試験を1年目でパスできました。その勢いで2次試験も、と臨みましたが1年目はCBACという結果であえなく撃沈でした。それほど甘くはないとは思っていたものの、特に事例1がなぜC評価だったのか、全く理解できませんでした。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

そんな時、TBC受験研究会の速修2次テキストを見つけました。そもそも2次試験は教科書的なものが少ない中、2次試験の終了からあまり時間をかけずに出版されていること、動画での講義が無料であることが魅力でした。

速修2次テキストを読んで、なぜ事例IがC評価だったのか、わかった気がしました。持っているはずの知識を全く活かせておらず、ほとんど思いつきの回答をしていたことに気付かされました。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

テキストはスタンダードに頭から順に読み、演習をこなしていきました。並行してテキストで読んだ部分の動画を少し遅れて見るようにしました。動画は電車での移動時に繰り返し見ていました。電車での移動が多いので、場所を選ばない動画での学習は非常に有効だったと思います。この結果、早い時期に回答作成のルーティンを意識できるようになりました。その後過去問を中心とした学習にうつりましたが、ベースができたことがその後の学習を有意義なものにしたと思います。


また巻末の抽象化ブロックシートを元にマインドマップの暗記帳を作り、マインドマップの形で記憶する、ということをやりました。これは、口述試験の直前まで続けました。2次の筆記、口述試験とも瞬発的に多面的な切り口を作ることに役立ったと思います。


2次の模擬試験もTBC受験研究会で受験しました。1年目に某大手の模擬試験を受けたのですが、それと比べると記載されているコメントが分かりやすかったと思います。もちろん当時は学習が不十分だったこともありますが、その専門学校に通っていればわかるような書き方をされているのかな、と思いました。


中小企業診断士を目指す方へ

これから中小企業診断士を目指す方へ、私と同様、多くの受験生にとって2次試験は大きな壁になると思います。2次試験を対策することは決して試験のためだけではありません。私は汎用的に使えるロジカルな考え方、伝え方を習得できたと考えています。それを意識し練習することで合格は近づきます。ぜひ挑戦してください!

2018年度

速修テキスト

北澤 拓実様

必要な知識が身につく


中小企業診断士を目指した理由

高校卒業後、地元の製造業に入社しました。学生時代から開業して人の役に立つ事業をしたいと思っており、製造業で生産管理や品質管理、5Sなどに触れた事で製造の現場で行われていることと経営等にどう活かされているのかが気になりました。経営系の勉強で何がいいかと思い中小企業診断士を知り、また開業する方もいるということであったので受験しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

TBC受験研究会を知ったきっかけは2次試験対策からでした。1次試験対策は動画で学ぶタイプの通信教育を受けていましたが、1次試験のコンテンツはしっかりしていたのに2次試験対策は薄く、2次速修テキストと言う形でTBC受験研究会の書籍を見つけたので購入して勉強させていただきました。テキストの最後の抽象化ブロックシートは2次試験では必ず必要と言っても過言ではない知識がまとめてあり、動画講義もあり今まで僕は通信教育を受けていたので学習をしやすいと思い選びました。


TBC受験研究会活用法(講義・教材・書籍・特別講座・模擬試験等)

1次試験は他校の動画での通信教育を受けていたのですが、失敗したと感じております。TBC受験研究会の1次試験対策は動画がすべて無料でテキストだけ買えばいいという形になっているからです。しかも7科目ある中でもその科目毎の専門的な知識を持った方々がテキストを作っているので効率的に分かりやすくなっていると思います。

2次試験対策は2次速修テキストの抽象化ブロックシートを何度も青いペンでノートに書き暗記しました。また具体→抽象→具体を行わなければリスクのある解答になってしまうということも学んだのでテキストを繰り返すことでその回路を頭に作りました。過去問を初めて解いた時は全くダメで思っていることを書くことができず、また得点が与えられるであろう文言も入れることができませんでしたが、何がダメだったのかを自分なりに考え解答を見ながら自分の言葉で説明できるような回答を作成しました。何回も繰り返していくうちに抽象ブロックシートの文言を入れる事ができるようになり自分で納得できる答案を書けるようになりました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

難しい試験ではありますが1次試験はしっかりとした知識、2次試験はしっかりとした解答プロセスを確立できれば合格できます。

日々の少しの努力が試験日には自分の力になっています。

試験が終わるまでは諦めてはいけません。試験の休憩中も抽象化ブロックシートをササッと見る余裕があれば試験中も思い出すことができます。

もしこれから勉強を始めようという方や他校で学習してる方は、少し動画を見てどのような感じなのか体験してみるのもよいのではないでしょうか。

2018年度

2次集中DVD通信講座

渡辺 哲也様

自分に合った実績があり信頼できる方法

中小企業診断士を目指した理由

中小企業診断士がどのくらいの水準の試験を通過しているかを知りたかったためと、試験に合格する過程で身に着けた知識や考え方を会社の業務に役立てるためです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

理由は主に2つあります。

1つ目は、合格に必要な知識とその使い方を「積み上げる」ためです。私は知識に関しては1次試験対策の時に覚えただけでは不十分であり、その知識を2次試験に対応できるように整理し直す必要があると感じていました。TBC受験研究会は2次試験に関して知識と解答方法の両方を重視しており、私に合っていると感じました。実際、知識や解答方法は教材やスクーリングを通して日に日に「積み上がって」いく実感があり、その感覚に伴って得点も伸びていきました。

2つ目は、次に受験する2次試験の対策を効率的・効果的に行うためです。過去問題の分析は自分でも書籍やウェブを活用すれば比較的短期間で労力をかけずにできます。しかし、未来の2次試験対策を自分で予測することは時間と労力がかかり、社会人である私には非現実的であると感じました。なぜなら、2次試験は試験委員や時流に合わせて政府が打ち出す施策等によって出題傾向が変化すると考えていたためです。

TBC受験研究会は2次試験の予測と傾向対策にノウハウの豊富な蓄積があり、その成果が教材やスクーリングに反映されているため、効率よく次の2次試験の対策ができます。そのためTBC受験研究会を利用していない他の受験生と比べて大きなアドバンテージとなったと考えています。


TBC受験研究会活用法

 速修2次テキストについて、まず「抽象化ブロックシート」を定着させました。「抽象化ブロックシート」は答案作成の際に軸となる知識や理論のエッセンスです。私はそのまま単独では覚えにくかったので、過去問題や中小企業白書のコラム等でその知識や理論がどのように使われているか、そのパターンを確認し自分の中に蓄積させていきました。これにより、多面的に答案を作成できるようになり、切り口のヌケやモレを抑えられました。


教材について、事例問題を解いた後は設問の意図とその解答プロセスをきちんと理解できるまで、何回も解答解説を見直しました。具体的には、まず与件文や設問文に書いてある内容を知識や理論(抽象化ブロックシート)と一度結び付けます。それから与件文や設問文に則して答案を作成していくプロセス(具体→抽象→具体)を丁寧に確認し、そのプロセスを定着させていきました。これにより、解答の方向性を速く決めることができ、的をはずさないようになっていきました。


スクーリングでは、事例問題を解いた後に5~6人のグループに分かれて解答のディスカッションを行います。その時にグループ内の参加者の解答を見る機会があります。他人と自分の解答を比較することで、自分の弱みである不足している知識や答案作成スキルが明確になり、優先的に強化すべき部分を明確にできました。

2次試験の合格率は約20%、つまり約5人に1人の割合ですので、ディスカッション時の5~6人のグループ内で1番妥当性の高い解答ができていれば合格の可能性が高いと考え、モチベーションの原動力としても活用していました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

私は独学で勉強していた時には方向性が正しいのか迷う時がありました。これに対して受験機関は正しい方向性を示してくれます。自分に合った信頼できる受験機関をみつけて、正しい方向性に向けて努力を重ねていけば合格できる試験です。私の場合はそれがTBC受験研究会でした。皆様も体調管理にも気を付けて、正しい方向に向けてがんばってください。合格することを祈っております。

2018年度

次速修テキスト、速修次テキスト

速修2次過去問集

上村 奈穂様

TBCの教材で独学短期合格

中小企業診断士を目指した理由

きっかけは、起業している友人から、中小企業診断士に経営面の相談をしていると聞き、社外専門家として経営者を支える中小企業診断士の仕事内容に興味を持ったことです。

また、私は普段、民間企業の法務部にて勤務しておりますが、広い視野からより実効的な法的助言をするためには、経営や財務会計等の知識が必須であると痛感しておりました。中小企業診断士の資格取得を通じてこれらの知識を体系的に習得できれば、日々の仕事に活かせるのではないかと考え、資格取得を目指すことにしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

受験を決意した当時、私は育休中であり、家事と0歳児の世話に明け暮れる生活を送っておりました。勉強に費やせるのは、子供を寝かし家事を終えてからの極めて限られた時間しかなく、独学以外に勉強方法の選択肢がありませんでした。

TBC受験研究会(早稲田出版)の速修テキストの講義動画は、スマートフォンで場所と時間を選ばず手軽に視聴することができるため、制約がある私でも、気軽に自分のペースで勉強を続けられると思い、TBC受験研究会(早稲田出版)を選択しました。


TBC受験研究会活用法(講義・教材・書籍・特別講座・模擬試験等)

(1)一次試験

私は過去に司法試験に合格しているため、経営法務を除く6科目を受験しました。試験までの準備期間が短かったため、まずは何のインプットもせずに過去問を解き、科目毎に、既にある知識・経験則でどの程度選択肢が絞れるか、理論理解と暗記のバランス、演習の要否等を確認し、学習の順番と時間配分を決めました(受験者の多くは職務経験に基づく様々な知識をお持ちと思いますので、自分に適した学習計画を立案するために、この方法はお勧めです)。あとはひたすら計画に沿ってYouTubeで講義動画を視聴しました。テキストを開きながら腰を据えてじっくり視聴したかったのですが、なかなか時間を確保することが難しかったため、オーディオブックのように聴いて理解することを重視し、倍速再生で複数回講義動画を視聴した後に、纏めてテキストを読んでいました。

未知の分野の講義動画を視聴すると、一周目はうんざりする程解らないことだらけでしたが、視聴回数を重ねるごとに理解が深まり、細かい点まで頭にすんなりと入ってくるようになりました。テキストについては、殆どの内容を理解した状態で読むことになるので、素早く通読でき、効率よく頭の整理と知識定着を図ることができました。

TBCの講義動画は、体系的かつ実践的で質が高く、繰り返し視聴するだけでも合格に必要な大方の知識が身に付く素晴らしいツールだと思います(無料で提供されていることが信じられません)。倍速再生でも聞き取りやすく、過年度の講義動画を使えば先取り学習も可能です(もちろん最終的には最新講義動画で情報をアップデートする必要がありますが)ので、時間のない方は是非フル活用してみてください。


(2)二次試験

 

一次試験合格後に対策を開始しました。丁度第二子を妊娠して悪阻が酷く、二次試験までの期間の前半は全く勉強出来なかったため、やるべきことを絞って後半の追い込みに臨みました。

二次試験は、短い文章の中で、合格に必要な知識と分析力を有していることを採点者にアピールする必要がありますが、TBCの速修二次テキスト巻末のブロックシートは、アピールに不可欠な切り口やキーワードが纏めて整理されていて、非常に有益なツールだと思います。私は、持ち運びに便利なようにコピーしてファイリングし、自分なりの表現に書き換えたり、余白に過去問から拾った使えそうなキーワードを書き込んだりと、適宜加工して使用しました。当日の休み時間の最終確認もブロックシートのみを眺めて過ごしました。

ブロックシートを丸暗記するのは大変ですが、記載内容のエッセンスをどのように答案に盛り込むかという点を意識して自分なりに作り込んでいけば、使い勝手が良い最強の二次試験対策ツールになると思います。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

中小企業診断士を目指す多くの方は、仕事、家事、育児、介護等に追われて時間のない中で、高い志をもって日々勉強に励まれていることと存じます。体力的精神的に辛い日もあるかと思いますが、TBC受験研究会の教材を徹底的に活用して、できるだけ負担を減らし、効率良く合格を勝ち取ってください。今後、中小企業診断士として皆様と切磋琢磨していけることを心より嬉しく思います。

2018年度

2次集中DVD通信講座

太田 治雄様

私のTBC受験研究会活用法

中小企業診断士を目指した理由

日々仕事をする中で、今まで知らなかったことに触れたり、新技術やノウハウを習得する機会が少なくなっていることを感じていました、また給与にも満足していなかったので、自己啓発とキャリアアップのため、少し高めの目標として中小企業診断士の資格取得を選びました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

私の受験校選びの方針は、「費用を抑えるため、また時間効率がわるいため受験校には通わない。2次試験に関しては添削が必要なため通信講座を利用する。」でした。


当初、TBC受験研究会の存在を知らず、他社の参考書や通信講座を受講しましたが、

1.記述が難解で分かりにくかったり、

2.基礎的内容で試験本番では役に立たなかったり、

3.出題範囲の網羅性が足りなかったり

といった不満点を1次試験不合格後に感じました。


1次試験のリベンジに向けて新たな教材を探していたところ、書店でTBC受験研究会の参考書をみつけました。

TBC受験研究会では上記の不満点が解消されており、質・量・コストパフォーマンスすべてで申し分ないものでした。2次試験では他社の参考書の模範解答と比較して、これなら合格できると納得できる解答が示されていたこととオプションで座学講義(スクーリング)が格安で受講できるコストパフォーマンスの高さも選択理由でした。


TBC受験研究会活用法(講義・教材・書籍・特別講座・模擬試験等)

■1次試験

 インプット

 講義動画をスマホにダウンロードし、通勤時間や昼休みに視聴しました。必要に応じてテキストを見ながら、1.5~2倍速程度で視聴しました。動画は座学に比べて通学にかかる時間を削減し、再生速度を速めて時間効率を高められるのも利点の1つです。不得意な科目は前年度の動画も含め何度も繰り返し視聴しました。

 


 アウトプット

 章ごとに巻末の問題集を行いました。直前期に弱点を中心に繰り返しました。過去問から必要充分に抜粋されており、過去問題集は別途必要ありませんでした。


■2次試験

 インプット

 抽象化ブロックシートを携帯電話やiPadに入れて補足事項を書き込みつつ、通勤時間や昼休みなどに繰り返し記憶しました。解説講義DVDは携帯電話に入れて視聴しました。

 オプションのスクーリングで他の人の解答をみてうまいと思うところは取り入れました。


 アウトプット

 毎月送られてくる課題をできるだけ提出するようにしました。最初は何を書いたらよいか全く分かりませんでしたので、知識を確認しながら、書けるようになってきた後半は、多少汚い解答でも80分で解くことを意識するようにしました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

試験範囲が広く、難易度も年により上下が激しい1次試験。

正解が発表されず、一見つかみどころがない2次試験。

それぞれ約20パーセントの合格率。

正直言って、想像よりも難しい試験でした。独学では合格は難しかったでしょう。

親会社でコンサルティング業務を行っているTBC受験研究会なら、小手先のテクニックではなく、しっかりとした知識をベースに、合格後も使える本質的な実力が身につくと思います。勉強時間の確保やモチベーションの維持など大変かと思いますが、合格時は喜びも格別です。


ぜひ合格を勝ち取ってください。

2次集中DVD通信講座

豊田 哲郎様

効果的なカリキュラム

中小企業診断士を目指した理由

元々、営業職のため、顧客を理解する上で必要な知識として、マーケティングや会社経営に興味がありました。そうした中、社内で受けた研修の講師の方が中小企業診断士の資格を持っており、この講師の方の豊富な知識に驚かされ、この資格に興味を持ったのが始まりでした。その後、私が所属する企業のほぼ全ての顧客が中小企業であることから、中小企業診断士に必要な知識が役に立つと思い、又、独立開業の可能性もあり、定年後もやりがいのある仕事が出来るのではと考え、真剣に中小企業診断士を目指すことにしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

第1次試験対策のため、TBC受験研究会の特訓問題集 中小企業経営・政策を活用した所、テキストを読むだけのそれまでの学習と比べ、テキストと動画を組み合わせて学習を進めることで、理解や記憶の定着が深まり、意欲的、効果的に学習が出来ると実感しました。そのことから2次試験対策においても、まずはTBC受験研究会を検討してみようと考え、検討にあたっては、地方にいることや自分の裁量で時間を配分し学習を進めたいとの思いから、通信教育を念頭にTBC受験研究会の2次集中DVD通信講座を検討しました。月毎に行われる実力完成演習の実施や添削、解説講義や優秀答案分析に加えて、事例Ⅳの特訓演習、模擬試験など、豊富なカリキュラムがあり、他社の通信講座と比較してもより効果的に学習が出来ると感じました。結論として、2次試験突破には最も頼りになるのではとの考えから、TBC受験研究会を選びました。


TBC受験研究会活用法(講義・教材・書籍・特別講座・模擬試験等)

企業に勤めながら家族への対応も必要な環境の中、毎日少しずつでも学習を進めることを心掛け、土日を有効活用し、以下の様に学習を進めました。


1)土日を利用し、実力完成演習を実施。その後、平日の早朝に解答解説・解説講義・優秀答案分析による復習を行い、理解を深めました。

2)次の教材が来るまでの時間を利用し、速修2次テキストと抽象化ブロックシートによる学習を進めました。

3)事例Ⅳ特訓演習を行い、出来なかった問題については繰り返し復習を行い、苦手な分野の克服に努めました。

4)応用講義を学習することにより二次試験の出題傾向を確認し、その後の学習に活かしました。

5)8月の模擬試験前にそれまでの実力完成演習①~⑤について再び取り組み、解答解説等で復習を行いました。そうすることで、二次試験に必要な知識が包括的、体系的に蓄えられ、設問の要求している意図や知識が理解出来るようになってきました。又、具体→抽象→具体の考え方も少しずつ定着し、より安定したアウトプットが出来るようになってきました。

6)模擬試験・直前対策を実施、添削や解答講義を利用し、この時点での自分の弱い部分を再確認し復習するとともに、アウトプットの精度を上げるように心掛けました。その後、二次試験本番に臨みました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

企業で働きながら学習を続けることは、いかに時間を有効に活用出来るかになるかと思います。継続は力なりとの言葉があるように、TBC受験研究会のカリキュラムに沿って演習や教材を毎日少しずつでも学習することで、自然と二次試験に必要な知識や解答方法が身についてきます。又、二次試験本番を受けた際に、この設問はTBC受験研究会の教材の中にあったなあと感じる場面も多く、落ち着いて試験を受ける事が出来たのを覚えています。もし、どのように学習すれば良いのか迷っている方がおられましたら、TBC受験研究会での学習を検討してみては如何でしょうか。お勧めします。

2018速修2次テキスト、速修2次過去問集 

川端 兆隆様

5マルチライセンス取得を目指して

中小企業診断士を目指した理由

薬学部を卒業後、バイオ・医薬の研究者を20年ほど続けていたが、12年前に弁理士資格を取得しその後は、特許事務所で特許業務、国立研究開発法人において、技術移転やスタートアップベンチャーの知財支援の業務を行ってきた。

最近、特許庁や経産省において、中小企業に対する知財支援の必要性が議論され、1つの試みとして弁理士の知財コンサル業務が提案されてきた。私も、中小企業の知財コンサルに興味を持ち研修やセミナーに参加したが、中小企業支援を行うための基礎的な知識が不十分であると認識した。特に、企業経営、会社法、財務会計、中小企業施策等の知識を体系的に学ぶ必要があると感じたが、これらは中小企業診断士の試験科目である。したがって、中小企業診断士の受験を通じ、合格を目標とすれば、これらの知識を拡充することができるのではと考えた。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 通勤に往復3時間半もかかり、業務も多忙で受験予備校に通うことは不可能であった。通勤時間を利用することで、マークシートで選択式の1次試験を合格することは、それほど困難ではなかったが、記述式の2次試験を突破することができなかった。

 2次試験では、3回目の受験からBBAA、AACAの成績が得られ、あと1歩というところまで実力は向上したが、合格することができなかった。1次試験は正解枝を選べば良く、消去法も有効であるが記述式の2次試験では通用しない。受験予備校等で体系的に講座を受講する方が良いと感じたが、時間的な余裕がなかった。

 たまたま、書店でTBC受験研究会2018年度の速修テキストを見つけて、1次2次科目合わせて無料で100時間超の動画がネット視聴できることを知って驚いた。通勤時間や、すき間時間を利用して動画視聴することが可能と思い、早速、速修2次テキスト、速修2次過去問集全科目を購入した。


TBC受験研究会活用方法

 合格のために自分にかけているものは何かを分析してみた。時間をかければ、全科目について合格点を取ることはできるであろう。しかし、80分という制限時間内に合格答案を、安定的に作成することができない。ところが、TBC受験研究会の速修2次テキストで、動画を含めて詳しく解説されている、具体→中小→具体の思考パターン(以下、TBCメソッド)を確立して対処すれば、時間を大幅に節約し、試験委員の意図を外さずに80分内に余裕をもって答案作成することができると考えた。

 速修2次テキストでは、抽象化するために必要な抽象化ブロックシートが巻末にカード形式で収録されている。これを切り離して、常時し、通勤時間や休憩時間に何度も見ることで、暗記した。TBCメソッドを確立するために、過去問を使って何度も演習を行った。初見問題に対応できるか不安であったが、2次試験の直前に受験した予備校の模擬試験では、いずれも上位10%以内の成績が得られ、今年度で合格できるのではという自信を得た。これまでは、試験前の不安感から体調を壊してしまい自滅することもあったが、2018年は、自信もあり、試験の数日前からは、抽象化ブロックシートを確認するだけに留めて、ゆっくりと休養して本試験に臨むことができた。

本試験では事例I~IIIでは確かな手ごたえを感じた。事例IVは、わずかな計算ミスをしたが、無事に合格することができた。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

中小企業診断士資格を取る効果であるが、1つ目は、上記に述べたように、知識の幅を拡充できることである。試験ということ嫌いで苦手な科目でも、試験日までに試験範囲を学習しなければならないという、強制力がある。私にとっては財務会計や経済学がそうであり、独習やセミナー受講だけでは得られない効果がある。

もう1つの効果は、自身が持っている能力や職業経験等の資源と、試験を通じて得られる知識とのシナジー(相乗)効果である。

私は、中小企業診断士の受験を通じて、中小企業が持つポテンシャルや躍動感を感じて、中小企業で働きたいと思うようになり、思い切って2018年4月に従業員40人未満の創薬ベンチャー(中小企業)に転職をした。現在は、事業開発部で特許出願等の知財業務を担当している。

中小企業は少人数で業務を行うため、各人が多様で複数の業務を果たすことが求められる。特に技術系ベンチャーでは、それぞれの業務についても、深い専門性がある方が好ましく、マルチな能力も要求される。

私は、薬剤師、薬学博士、弁理士の資格を有し、薬学と特許という2つの分野の専門家として業務を行ってきた。今回、中小企業診断士資格を取得したことで、新たに経営や事業戦略の視点からも、特許戦略を考察できるスキルが身に着いたと考えている。3つの専門領域のシナジー効果は高いと確信している。

2018年度

2次集中DVD講座

真田 勝矢様

50代最後の挑戦改め60代最初の挑戦

中小企業診断士を目指した理由

中小企業診断士の資格取得を最初に考えたのは55歳の時でした。それほど深い思いがあったわけではなく、公私共に時間的余裕ができ何か資格取得にチャレンジしようかと思っていた時に、たまたま会社の元上司が退職後に診断士の資格を取得し独立して活動していることを知ったことがきっかけでした。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

直近の2年間は、ある予備校に通い過去問中心の試験対策を行なってきました。その内容自体は満足できるものでしたし、それ以前に比べて読解力や分析力等の実力が向上できたことは実感できていました。しかし、50代最後の挑戦と意気込んでトライした3回目の2次試験も不合格となり、一時は資格挑戦自体の断念も頭をよぎりました。また、仮に再挑戦するにせよ、従来と同じ予備校に通うことは経済的負担も大きく、かつ過去問対応だけでは、制限時間内に初見問題に対処するという実戦的な力をこれ以上伸ばすことは困難に思え、学習方法についても迷いが生じていました。

そういう中で、TBCの講座説明会に参加したのが1年前のことです。TBC受験研究会の存在は、2次過去問題集を通じて以前から知っており、WEB動画のレベルの高さは認識していましたし、初見問題への対応力を高めたいというニーズにもTBCの新作問題が有効だと思えました。また、他の予備校に通学していた時から試験合格後はTBCのライティング講座の受講を考えていたので、それを含めて考えると経済的負担が非常に小さい事もTBCを選択した大きな理由です。何よりも、説明会での山口先生の熱い語りで資格取得へのモチベーションが高まり、60代最初の挑戦としてTBC受講を決意しました。


TBC受験活用法

「速修2次テキスト」に付いている抽象化ブロックシートは、タブレット端末の暗記用アプリで撮影し、特に一次試験終了後は通勤中に繰り返し見て暗記しました。また、別途ブロックシートをノートに貼り付け、集中講座の課題の解説や過去問の解説で気づいた点は、対応するブロックシートの余白に書き込むようにして、一次知識と二次の問題とのリンク付けを心がけました。

一方、講座内の答練の添削結果や、DVDの解説についての疑問は、些細なことでもネットで質問することを心がけました。ネットでの質問については、すばやくかつ丁寧な回答をいただき、通信講座でありながら、通学講座に近い学習環境だったと思います。

スクーリングは一部受講しただけですが、特に直前講座は本番対策としては非常に有効でした。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

私自身は、最初の挑戦から5年、2次試験に関しては4回目の挑戦でようやく合格できましたが、その過程で単なる受験知識以上のものを学ぶことができました。当初の受験動機が軽かったこともあって、仮に1年目でまぐれ的に合格していた場合は、知識的にも意識的にも中途半端な診断士にしかならなかったのではないかと思います。

もちろん「経済的にも精神的にもストレート合格するに越したことはありませんが、仮に最初の、あるいは2回目、3回目のチャレンジに失敗し、挑戦を続けるかどうか迷っている方には、周囲の状況が許す限りは再挑戦することをお薦めします。この試験は、繰り返し挑戦することで単なる知識以上のものを獲得できますし、受験失敗をむしろ機会として前向きに捉えていいのではないかと思います。

2018年度

2次集中DVD講座

北村 真人様

1年前の自分の選択を褒めてあげたい

中小企業診断士を目指した理由

きっかけは、この資格を持っている職場の同期から勧められたことです。この資格の勉強を通して、社会人として必要なマネジメントに関する幅広い知識を得られ、資格所得後は様々なバックグラウンドを持った方々と接する機会が得られると聞き魅力を感じました。現在の私はサービス施設の責任者をしていますが、仕事で使う知識は専門性が高く汎用性が低いと感じています。また、社外の方と接する機会も非常に限られています。その為、この資格を取得することが、今後のキャリアプランを広げるための一つの武器として必要だと感じました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

1年目に一次試験をTBC受験研究会のテキストと動画のみで合格しており、指導方法について信頼していた為、2年目の二次試験の勉強方法を考える時の選択肢は、TBC受験研究会のテキストを使った独学かTBC受験研究会のDVD講座受講でした。そんな中で講座の受講を決めた大きな理由は、1年目の二次試験の結果です。受験後の自己採点で一番できたと感じていたのは事例Ⅱでしたが、結果は事例Ⅰから順番にACBBでした。自己採点の限界を感じ、添削やスクーリングを通して客観的な評価がもらえる講座の受講を決めました。実際に受講を始めてからも、初めのうちは自己採点と添削の結果が違うということが多くありましたが、終盤ではこの差がかなり埋まってきました。また、DVDで講義が「聴ける」ことも私にとっては大きなメリットでした。片道1時間の車通勤をしている為、通勤中に講義の音声を聴くことで隙間時間の有効活用にもなると感じました。


TBC受験研究会活用方法

受講開始から7月頃までの勉強サイクルは、演習を解く→解答と照らし合わせて自己採点→DVDを「聴く」→添削答案と自己採点を照らし合わせる→更にDVDを「聴く」を繰り返しました。また、勤務開始前や休憩時間などを使って、模範解答の書き写しも行っていました。抽象化ブロックシートはコピーしたものをカードにして持ち歩き、隙間時間で知識の補完を行いました。この時期は家で纏まった時間を作るのではなく、日常の中に勉強の習慣を組み込むことを心掛けました。

8月以降は家でも纏まった時間を確保し、これまでの演習の総復習をに時間を費やしました。それまで殆ど「聴く」だけだったDVDをすべて「みる」ことで具体→抽象→具体のメソッドを使った解答の導出方法や、必要な知識の再確認を行い。確認した内容を意識しながら、実力完成演習や模試の模範解答の書き写しを徹底的に行いました。これにより、試験前にはすべての演習の設問を見ただけで模範解答が一字一句出てくるレベルになっていました。

事例Ⅳについては、元々好きだったこともあり7月頃まで殆ど手をつけていませんでしたが、8月以降に特訓演習をできなくなる問題がなくなるまで繰り返しました。

それ以外に、スクーリングは全部で5回参加させていただきましたが、仲間の考え方からヒントを得たり、自分の相対的な完成度を確認するうえで非常に有意義な時間となりました。また、試験前最後に参加したスクーリングでファシリテーターの方から「いい線いってる」と言っていただいたことは大きな励みになりました。

直前期の勉強では、自分ひとりでモヤモヤしてしまうような疑問がいくつか出てきたため質問のメールも利用させて頂きましたが、山口先生から非常にわかりやすい解説と激励のメッセージが返ってきたことも「一人で頑張っているんじゃない」という安心感に繋がりました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

この資格を目指す方の大半が、働きながら限られた貴重な時間を使って勉強するかと思います。この貴重な時間をどう使うかが合格に向けて大切になってきます。勿論時間はかければかけるだけ合格に近づきますので、私自身あと数年時間をかければ独学でも合格できた自信はあります。ただ、今年TBC抜きで合格できたかというとかなり確率は低かったと思います。やはり効率的に勉強するためには、受験校の長年培ってきたノウハウは必要不可欠だと思います。このことを一番感じたのは今年度の事例Ⅲです。試験委員対策講座の中で出題確率が高いと言われ、繰り返し学習していたマン-マシンチャートが出題された問題用紙を見て、ビックリして二度見・三度見してしまいました。

合格した今、1年前にTBC受験研究会のDVD講義を受講すると決めた自分の選択を心から褒めてあげたいです。私にとってはこれが最良の選択だったと思っていますが、自分に合った勉強方法は人それぞれだとも思っています。皆さんも貴重な時間を使う上で、後悔のない選択をしてくださいね。

2018年度

2次集中DVD講座

中野 祐介様

センスじゃない。努力で合格できると信じさせてくれた。

中小企業診断士を目指した理由

私が中小企業診断士を目指したきっかけとなったのは、今所属している会社でマーケティング部署の立ち上げを自分がリーダーとして行うことになったことでした。ただ私にマーケティングの経験はなく、外部からプロを雇うこともなく、自社内でイチからノウハウを積み上げていく必要があったため、自分が真っ先に社内で一番のマーケティングのプロになろうと考えました。

また、マーケティング手法だけを学ぶ手段は他にもいくつもありましたが、マーケティングとは経営戦略と強く結びつきのあるものだと考えていたので、経営からマーケティングまで理論を体系的に学べる中小企業診断士の資格を目指すことにしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

TBC受験研究会を選んだ理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、試験対策のために何を努力すればいいか明確になったからです。「試験を作っている先生は理論の先生だから、知識はインプットしなければいけないし、回答する時は理論がわかっていることをアピールすることが大事。」という教えに大変納得しました。

私が二次試験に一度失敗した際、二次対策には国語力やセンスが大事だっていう噂もあり、何を勉強したらいいのかわからなくなっていた中で、努力の方向性が明確になったことは安心感に繋がりました。

2つ目は、合格後のフォローが充実していることです。中小企業診断士には独占業務がなく、資格の活かし方を漠然としか考えることができていなかったため、合格後のキャリアアップまで支援してくださる体制はありがたく、他の予備校にはない魅力でした。


TBC受験研究会活用法

私は2歳の息子を育児中の共働きサラリーマンとして、仕事に育児に、なかなか忙しい毎日を送っていました。そんな中、睡眠時間を減らしたりなどして無理をして勉強すると、仕事に支障が出たり、最も大事な家族への対応が疎かになってしまうことがあるので、私の場合はあまり無理をせず、疲れない範囲で継続的に少しずつ勉強を進めるというスタイルで学習を進めていました。

そんな私の毎日の学習ルーティンは、まず通勤時間(片道約45分)で二次速修テキストの「抽象化ブロックシート」をながめる。

そして仕事が終わって寝る前に、1.5時間ほど勉強。演習がある場合は1日1科目ずつ解きましたし、解き終わったあとは、1日1科目ずつDVDの解説動画を見ました。

そして解説も見終わったら、次の演習教材が届くまでは、二次速修テキストの講義をYoutubeで見たり、演習の復習をすることに時間を使っていました。当然会社での飲みなど、避けられない予定が入って勉強できない日もありましたが、概ね1週間の中で4〜5日は勉強するようにしていました。

ちなみに、公開模擬試験の演習だけは、家族に理解を得ながら土曜日に一日使って、事例1〜4を全て解き、本番の感覚を身につけました。


月一回開催されるスクーリングにはできるだけ参加するようにしました。ずっと通信だと、どうしてもモチベーションの維持が大変なのですが、月一回のペースで他の受験生と回答について意見交換したり、講師の方から直接指導を受けられたことは大変刺激になり、モチベーションを高め続けることができました。


中小企業診断士を目指す方へ

TBC受験研究会のテキストを使って、必要知識をインプットし、演習をこなせば、人によって習得スピードに差はあったとしても、必ず二次の筆記試験で正しいキーワードを用いた多面的な回答が書けるようになってきます。ですから、TBC受験研究会で勉強される方は、伸び悩む時期があったとしても、先生やテキストの教えをまっすぐ信じて勉強していただいて間違いないと思います。

また、私がそうだったように、働きながら、育児しながら、勉強をするっていう人も多いかと思いますが、どれも捨てることはできませんよね。

全てを成立させるのは簡単なことではありませんが、その分合格後の達成感はひとしお。うまく隙間時間を見つけ、勉強時間を確保してください。家族の理解は得ながらも、仕事も家庭もおろそかにせず、健康第一で頑張ってくださいね。必ずできる!応援しています!

2018年度

2次集中DVD講座

池内 由里様

演習→振り返りのサイクルを回しやすいTBC通信講座

中小企業診断士を目指した理由

学習を始めたきっかけは、独立を決めたことです。前職では約20年、メディア編集やマーケティングに携わりましたが、「独立後は、経験を生かしながら中小企業を支援する仕事をしたい」との思いがありました。なので、中小企業に特化した知識と資格が得られる中小企業診断士は、目指す価値があると考えました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

1年目は、スクール(他社)に通いましたが、2次で失敗。2次対策を検討していたときにTBCについて知りました。HPで確認後、「2次速修テキスト」を入手し、すぐに講座に申し込みました。その理由は、以下の5つです。

1)「具体→抽象→具体メソッド」は、理解しやすく答案の方向性を決める際に役立つ。

2)抽象化ブロックシートを活用し、必要な知識をヌケモレなく習得できる。

3)DVD講義・優秀答案分析を通して、自身の答案を客観的に分析できる。

4)演習プログラムは、直近の試験問題や最新動向を踏まえたもので、効率的に学習できる。

5)定期的にスクーリングが開催され、受講生同士で情報交換する場がある。


TBC受験研究会活用法

TBCの通信講座は、「演習」→「自身の答案を分析」→「弱点の克服」のサイクルを回しやすく、スムーズに学習を進めることができました。主な活用法は、以下の3つです。

1)抽象化ブロックシートの活用

内容をパワーポイントに書き写して自分用のブロックシートを作成し、キーワードを適宜追加してカスタマイズしました。持ち歩いて空き時間に見直し、2次試験にも持参しました。

2)実力演習の振り返り

DVD解説を観ながら、「模範解答」「優秀答案」「自分の添削答案」を見比べて、足りなかった観点を確認し、押さえておくべき知識はブロックシートに追記しました。

3)2次試験直前の対策

・事例Ⅳについては、事例Ⅳ特訓演習や実力演習を再度解くことで、やってしまいがちなミスや知識のヌケモレを確認し、設問解釈→計算のプロセスについても復習しました。

・事例Ⅰ~Ⅲについては、過去問5年分の設問とTBCの模範解答を書き写し、時間があるときに読み返しました。解答の方向性の導き方、文章表現などの復習に役立ちました。


中小企業診断士を目指す方へ

2次試験は、多様な事例問題に取り組んで「慣れる」ことも必要です。とはいえ、やみくもに解くのではなく、自分に足りない部分を地道に補足することで、確実に点数アップにつながります。その点でも、TBCの講座は、学習を進めやすかったです。

根気よく学習を重ねるのはラクではありませんが、挑戦しがいのある資格だと思います。目指すからには、必ず合格を手に入れてください。

2018年度

2次集中DVD講座

岡本 洋平様

ストレート合格に賭けて

中小企業診断士を目指した理由

私は元々大学を卒業して間もなく事業を立ち上げ、以来小規模ながら12年ほど経営に携わってきました。

効率化を考え一人で事業を続けてきたものの、将来もこのまま一人で事業を行うだけで満足なのか思案するようになり、そこで初めて「今よりも多くの人の役に立ちたい、今よりも人から感謝される人間になりたい」という考えに至りました。

そこで自分の経営に関する経験や知識を生かせる資格は無いか探していくうちに、中小企業診断士という資格にターゲットを絞ることになりました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

ストレート合格を目指していたため、まずは試験の全体像を把握することに努めました。


その中で一次試験は「ここまでやれば合格できる」というプランを立てることができましたが、二次試験はどう勉強すればいいのか、何が正解なのか全く分からない状態でした。


そんな折、何気なくYouTubeで診断士の動画を検索していると、TBC受験研究会の動画がヒットしました。


その動画の中で私がモヤモヤしていた「どう勉強すればいいのか、何が正解なのか」を山口講師が的確に解説しており、直感的にこの予備校しかないと思いすぐに2次DVD通信講座の受講を申し込みました。


TBC受験研究会活用法

速修テキストと抽象化ブロックシートでインプットとアウトプットを叩き込み、過去問題集で与件文の拾い方や言葉の言い回しなどを参考にし、通信講座の演習問題で本番の予行演習をするという流れで取り組みました。


演習問題の1~2回は散々な出来でしたが、3回から模試までは飛躍的に点数が伸び、最終的にはTBCの模試から他校の模試まで全てで上位20%以内を獲得できました。具体→抽象→具体のプロセスを繰り返すことで、設問から大きく外れてしまうということがほぼ無くなったおかげだと思います。

そして本試験でも緊張のあまり事例3と事例4で多くのミスをするも、結果的に合格することができました。


これから勉強する方に特に意識していただきたいのは事例1で、平成29年からの事例1は設問が抽象的であり、ここでいかに核心を突いた解答が書けるかどうかが合否を分けたのではないでしょうか。TBCの講座やテキストは事例1から4まで非常に効果的ですが、特にこの取り組みにくい昨今の事例1において強力なツールであったと感じております。


中小企業診断士を目指す方へ

私は資格取得後の目標がありましたので、1年間モチベーションを落とさず勉強を続けることができました。

この資格に関しては独占業務も無く、合格後も「何ができるのか」よく分からないため、モチベーションが続かない方もいらっしゃるでしょう。

その時は「資格取得」というモノではなく、「資格を取得して何をするのか」というコトで自らのモチベーションを高めるのも一つの手かと思います。

TBCのスクーリングやセミナーは山口講師が合格後のキャリアパスなども講演してくださるので、興味のある方はぜひ一度参加されることをお勧めします。

2018年度

2次集中DVD講座

小山 眞様

60の手習い

中小企業診断士を目指した理由

 私が中小企業診断士の勉強を始めたのは62歳になった年でした。まさに60の手習いです。

 それまで25年間続けてきた事業を知人に譲渡したあと、同業だった数社の社長さんに声をかけていただき、にわかコンサルを始めていました。

しかし、やっていることは長年の経験から得た目先・小手先のノウハウを教える程度のことであり、とても経営コンサルタントなどと呼べる代物ではありません。数ヶ月ですぐに行き詰まりました。

 人も、資金も、環境も違うベースの中で、私の経験から身につけた感覚をいくら押しつけても通用するはずもありません。もっと客観的に、理論に基づいた説明ができなければ、とても現在の状況や今後の方針を共有することなどできないことに気づかされました。

 大半の中小・零細企業の経営者がそうであるように、私自身、経営理論をまともに学んだこともなく、日々の資金繰りと目先のお客様の対応に追われてきました。だからこそ今、経営の基礎を学び、自分の経験を加味して中小・零細企業の経営者のお役に立てるのではないかと始めたのが、中小企業診断士の勉強です。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 一念発起、まず勉強を始めるに当たって選んだのが、ネット配信だけの講座でした。なるべく手軽にいつでもできるというのが理由です。その当時はTBCの存在を知らなかったこともあり、私の情報収集の範囲内では、一次試験対策として最も安価であったことも大きな理由です。

 1年目のその年は、一次試験突破を目標としていましたが、年のせいか(年をとると年齢をいいわけにできることがメリットです)覚えなければならない科目、法務・情報・政策の3科目を落としてしまいました。


 2年目は残り科目と二次試験突破のため、大手予備校に通いました。一次試験は自信を持って臨みましたが、二次試験は結局最後まで何をどう書けばいいのかわからないまま試験の日を迎えることになり、案の上の結果でした。


 3年目、問題は二次試験の攻略法です。方針もなく、ただ思いつくこと、知っていることを並べて、マスを埋めるだけでは決して受かることはないだろうと思っていました。しかし、「だからどうする」がわからないまま、ネット上の中小企業診断士関連サイトをあれこれ探していたときTBCに出会ったのです。


 そこには夥しい数の動画がアップされ、何気なくクリックした過去問の解説は、私にとって「目からうろこ」、「値千金」のものでした。所謂TBCメソッド、「具体」→「抽象」→「具体」の世界は、私に必要なものは何か、私は何をなすべきかをはっきりと教えてくれるものであり、これこそ合格のための攻略法だと確信したのです。


 早速説明会に参加したところ、山口先生から一次試験対応のフリービジネス、合格後のキャリアアップ対応などまさにサービス業の人材育成ビジネスモデルを伺い、さらなる感動を覚えました。「ここしかない」の気持ちで即座に入会を決めたのです。


TBC受験研究会活用法

 入会後の私の勉強法は至ってシンプルでした。今までの私の問題解法は設問要求や与件文から直接思いつく解答を書き出していたにすぎず、「抽象」つまり体系化された一次試験の知識に落とし込む作業をしてこなかったため、自分の解答が正しいのかどうかがわからなかったのです。

 そこでまず、必要な知識を覚えること、それは「抽象化ブロックシート」に必要十分にまとめられていますから、すべてレコーダーに吹き込みスマホでいつでも聞けるようにしました。後は月1回送られてくる課題を期限までに仕上げ、5年分の過去問をこなしただけです。

 ただ、設問の一つ一つについて、「抽象化ブロックシート」のどの知識を使うのかは、復習の際しっかり把握するよう努めました。よくわからない知識については、一次試験用の「速修テキスト」(企業経営理論・財務・会計・運営管理)を参考書代わりに使用しました。勿論、解説動画(過去問も)も十分利用させていただきました。


中小企業診断士を目指す方へ

 一次試験合格のためにはTBCの「速習テキスト」と動画、過去問だけで十分です。あれこれ手をつける必要はありません。二次試験も自分のなすべきことを見つけ、そこを埋められれば合格できます。

 私の場合TBCがそれを教えてくれました。60の手習いでもなんとかなるのですから、若い方には是非頑張っていただきたいと思います。

 最後になりましたが、TBCの先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。益々のご発展をお祈りいたします。

2018年度

2次集中DVD講座

新井 陽子様

ロジカルで明確なTBCメソッドを選択

中小企業診断士を目指した理由

事業企画の仕事に携わるようになり、自己啓発として始めました。同じ勉強するなら資格も取得できた方が良いと思い、中小企業診断士を目指すことにしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

私は2年目の2次試験対策でTBCにお世話になりました。

1年目の2次試験後、各受験機関の解答速報を見て、一番説明がロジカルで明確だったことからTBCに決めました。

1年目の2次試験の時点では、論点が頭の中で整理できていない状態でした。ですから論点を網羅的に整理したいと思っていました。TBCメソッドの「具体→抽象→具体」を聞いて、これなら論点を整理しやすいと思いました。

また「設問文を一度抽象化することで、間違った時のリスクが少なくなる。」と聞いて、なるほど!とも思いました。

受験勉強2年目ということもあり、アウトプットを中心に勉強したかったので、アウトプット中心のカリキュラムも決め手でした。


TBC受験研究会活用法

抽象化ブロックシートは2次試験に必要な知識が集約されており、自分の頭の中の整理に役立ちました。勉強を通じて獲得したことを追記しながら、自分にとって使いやすい道具に仕上げていきました。

抽象化ブロックシートは隙間時間を使って覚えました。目からだけでなく、耳からもインプットして、勉強に使える隙間時間を増やしました。抽象化ブロックシートを通勤などの電車の中で見るだけでなく、内容を自分で読み上げ、ボイスレコーダーに録音し、通勤で歩いているときや、家事のときに聞けるようにしました。


財務では、MD分析を身に付けることで経営分析の指標を、素早く精度よく選べるようになりました。MD分析ではすべての指標を計算するわけですが、電卓の使い方も講義してくださったので、計算が早くなり、機械的なプロセスで、結果的に早く正しい指標を選べるようになりました。


応用講義や直前対策講座はしっかり復習することをお勧めします。試験委員の分析に基づいた講義内容で、今年も講義の内容が本試験で出ました。

TBCはアウトプット中心であり、合格後のキャリアアップのフォローも充実していて、コストパフォーマンスが高いと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

TBCの講義の中では実務の話もよく出てきます。勉強しながらも、合格後の活動イメージを明確にできて、モチベーションが維持しやすかったです。

合格後は活躍の幅が広がります。合格後にいろんな方のお話を聞くと、様々な活躍事例があってびっくりしました。

資格試験のための勉強では、あきらめなければ必ず合格できます。自分のモチベーション維持のポイントを見つけて、合格を勝ち取ってください。

2018年度

2次集中DVD講座

鈴木 一郎様

演習の積み重ねが本番での最後の一押しに

中小企業診断士を目指した理由

 私が中小企業診断士を目指したきっかけは、勤務先で希望と異なる異動内示を受けたことでした。勤め人にとっては、ごく普通の出来事です。そのまま受忍して、仲間内で愚痴でもこぼし合うのが一番楽な選択肢だったと思います。

 しかし、その時、私の脳裏に2つの考えがよぎりました。「①果たして異動希望について、自分自身のプロモーションは十分だったか」、「②そもそも異動希望の成否に左右され続ける職業人生で良いのか」というものです。

 そこで、①希望の部署にふさわしい人材であることのシグナリングとして、②働き方の選択肢を広げるための学習機会として、中小企業診断士を目指すことを決意しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 私の場合、地方在住ということもあり、通信教育での受講が可能であることを条件に受験校選びを進めました。いくつかの受験校を比較・検討する中で、私がTBC受験研究会を選ぶ決め手となったのは次の3点でした。


(1)通信教育に特化していて、価格と品質のバランスに納得感・安心感がある

(2)長年の受験指導実績に対する信頼感・安心感がある

(3)理論政策更新研修等も手掛けており、合格させること・合格後のサポートへの本気度の高さが窺える


 ただし、私の場合、実際にTBC受験研究会を受講してみて、そこで初めて気付いたメリットも沢山ありました。こうして振り返ってみると、むしろそちらの方が「TBC受験研究会を選ぶべき真の理由」だったのではないかと感じています。

 それらのメリットは次の「TBC受験研究会活用法」で紹介しますので、「TBC受験研究会に申し込もうか迷っている」という方は、是非そちらも参考にしてください。


TBC受験研究会活用法

 まず、私が2次試験を振り返って強く感じているのは「2次試験は制限時間80分だから難しい」ということです。1次試験の知識で十分に対応できるはずの問題でも、80分以内に①与件文と設問要求を正確に理解し、②頭の中から必要な知識を取り出して、③事例企業に合わせた掘り下げを行い、④制限文字数の範囲内で解答するためには相当な訓練が必要です。また、知識も「知っている」だけでは不十分で、実感を伴っていることが求められます。実感を伴っていないと、制限時間内に解答を掘り下げ切れず、狭く浅い解答になってしまいがちです。


 このため、2次試験の合格には①努力の方向性を間違えずに、②知識を実感できるレベルまで昇華させながら、③十分な訓練を積み重ねていくことが欠かせませんでした(私の場合です)。そしてTBC受験研究会の2次集中DVD通信講座は、これらの課題を克服する上で最高の教材でした。その理由は次の2点で、私はこれこそが「TBC受験研究会を選ぶべき真の理由」だったと感じています。


(1)試験委員の作問過程にまで切り込んだオリジナルの演習問題

 TBC受験研究会の演習問題は、試験委員の作問過程にまで切り込んで、直近の試験傾向を徹底的に分析した上で作成されています。このため、TBC受験研究会の演習問題を反復練習することで、正しい方向性の訓練を効率よく積み重ねることができました。

 また、解説講義では試験委員の心理や作問過程についても、多くの示唆を得ることができます。これにより①与件文の中の隠されたキーワードにも反応できる、②解答に直結しない箇所のムダな深読みをしなくて済むようになり、解答の方向性がブレにくくなりました。


(2)豊富な演習機会と演習後のサポートの充実

 TBC受験研究会は教材の質だけでなく量も豊富です。年明けから試験直前まで、ほぼ月に1度のペースで演習問題等に取り組み続けることで、本番さながらのアウトプットの訓練を積み重ねることができます。

 そして、講師陣の豊富な実務経験に裏打ちされた解説講義により、模範解答が「なぜこういう方向性なのか」、「なぜこういう掘り下げ方なのか」についてじっくりと学ぶことができます。また、演習問題ではバラエティに富んだ業種・業界を取り扱うため、解説講義は未知の業種・業界に対するインプット教材としても重宝します。

 更に、TBC受験研究会は演習後のサポート体制も非常に充実しています。添削指導、優秀答案分析講義、メールでの個別質問指導などを通じて「なぜ自分の解答では得点が伸びないのか」ということと真剣に向き合うことになります。

 これはとても苦しい作業でしたが、ここを乗り越えることで少しずつ、解答作成に必要な知識や技術を使いこなせるようになっていきました。


中小企業診断士を目指す方へ

 自分自身もそうでしたが、企業等で働きながら中小企業診断士を目指す方にとっては、試験本番だけでなく受験勉強も時間との闘いになると思います。働きながら中小企業診断士を目指すことは過酷な道のりですが、TBC受験研究会を信じて、努力を積み重ね、是非とも合格を勝ち取ってください。

2018年度

2次集中DVD講座

佐藤 猛様

新たな挑戦

中小企業診断士を目指した理由

齢50半ばを迎え、ビジネスパーソンとしての歩みを振り返る一環として自身の知識やスキルを確認するとともに目に見える形にすることで総括したいと思いました。


また、人生100年時代を迎えて、現職リタイア後の現役継続のための武器になりうるスキルを身につけておきたいと考えたからです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

当初、他校の教材を用いて1次試験の学習を行っていました。しかし、学習を進めていく中である疑問を感じるようになりました。それは、「この学習内容で果たして2次試験を受ける際のベースが作れるのだろうか。」ということでした。


そんなある日、書店で何気なく参考書を見ているとTBC受験研究会の1次速修テキストが目に入りました。講義の無料動画が配信されているというので早速視聴してみました。


講義内容は表面的な説明だけにとどまらず、学習者の理解に結びつく丁寧な説明で、1次のみならず2次試験も踏まえたものでした。「これだ!」と思い、その後はTBC受験研究会の速修テキストを用いて学習を進める事にしました。


TBC受験研究会活用法

●1次対策

まず、速修テキストを読み該当する講義動画を見ることを7科目すべて行いました。2018年度受験を目標に1年前以上から学習に取り掛かり数ヶ月掛けて行いました。先程もいいましたように講義の内容は学習者の理解に結びつく丁寧な説明が行われておりわかりやすいものでした。


次に、知識が頭に定着していないと感じられるところについて繰り返し何度も動画を観て該当箇所を読み直しました。 2018年に入ってからテキスト付属の問題集を2回繰り返し知識の定着を図りました。


そして、1次試験の1ヶ月前にも最終確認として全科目の問題にあたりました。 学習時間の確保については、週末にまとまった時間を確保するほかに、朝夕の通勤や会社の昼休み等細切れの時間も活用しました。


●2次対策

2018年1月より2次集中DVD通信講座に申し込み、2次試験の準備を1次試験の準備と並行して開始しました。「具体」→「抽象」→「具体」のプロセスはとても役に立つ方法論ですが学習開始当初は中々活用のコツがわからず、第1回目の演習は4事例のうち2つが40点未満という惨憺たる結果に終わり、その後も及第点には及ばない状況が続きました。


そこで、1次試験が終了してからすぐに2次速修テキストの復習に取り組みました。その結果、いくらかコツがわかるようになり、その後の演習は平均点が少し上昇したような気がします。2次速修テキストで基礎固めをしっかり行うことが重要だと思います。


それでもコンスタントに及第点を取れるようなレベルではなかったので、「果たしてこの状況で筆記試験を突破できるのだろうか?」という不安がありましたが、TBC受験研究会を信じて演習問題の解き直しと解説講義の複数回視聴、抽象化ブロックシートに何度も目を通す、直前のスクーリングへの参加等を行って試験に臨み、なんとか筆記試験に合格することができました。


また、筆記試験合格はTBC受験研究会の的確な出題予想のアシストも大きかったと思います。応用講義、模擬試験や直前演習、直前のスクーリングで新試験委員や1次試験の出題内容を基にした出題予想がなされ、実際にいくつかの論点が本試験に出題されました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

個々人の性格や適性もあるとは思いますが、資格取得を目指すにあたっては成果を急がず早めに学習を開始することで学習時間を十分確保して準備を行うのがよいと個人的には思います。


中小企業診断士試験の学習は単なる知識の暗記でなく戦略的・論理的思考が要求されますが、それがむしろ学習する者の知的好奇心を刺激するような気がします。皆さんも是非楽しみながら学習をされるとよいと思います。

2018年度

2次集中DVD講座

大谷 昌彦様

アウトプット力を磨ける抽象化メソッド

中小企業診断士を目指した理由

これまでに企業経営に関する知識は学習していましたが、普段の会議やプレゼンの場において、直ぐに取り出せる知識体系として整理されていない事にもどかしさを感じていました。マーケティング戦略や組織人事施策等、あとで教科書や書籍を紐解けば上手く説明できることも、即興的なスキルとして活用できない状況でした。


もっと知識を体系化して実務でも使いこなせるようになりたい思っていた際に、中小企業診断士試験の二次試験で事例に基づく筆記試験があることを自分の実力や勉強の成果を図れるという面で興味を持ちました。難関国家資格である事の価値も当然ながら、実際の仕事に役立てられるスキルを身に着けたいと思い受験することを決めました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

●1次対策

TBCの一次試験用の速修テキストは、手軽に勉強をはじめるには最適でした。最初に企業経営理論を一冊購入し、講義内容や過去問演習などで、おおよそ一次試験合格に必要なレベル感を把握することが出来ました。


まさに、一冊で試験対策が可能という点は、そのとおりだと思いました。


●2次対策

二次対策については、受験校に通学する時間的な負担の面から通信制が第一選択肢でしたが、受験校における他の受験生との交流や情報交換も魅力的な要素ではあったので通学制も検討しました。


TBCの二次速修テキストの無料動画で、講義の質の高さを確認出来ていた事や、7回分の添削付きの演習と公開模試に加え事例Ⅳの特訓講座があり、更に優秀答案分析やスクーリングで他の受講生の解答を参考にできたりディスカッションをする機会が持てることも、通信講座に足りない面を補うシステムとして魅力的でした。


TBC受験研究会活用法

一次試験の各科目は、各章毎に精読しながら、講義を倍速で聴きながら、テキストに載っていない重要なポイントは書き込みをしていきました。また、付録の問題演習も計画的に三回以上解き直し、理解不足の部分はテキストへの書き込みなどをしながら知識定着に努めました。


二次試験の対策としては、まず抽象化ブロックシートの内容をパワーポイントで作成し、演習などで学習した内容を追加したり整理したりしながら、カスタマイズしていきました。これらの作業を通じて、各ブロックシートの知識間のつながりの理解にも役立ったと思います。


演習問題では、まずは制限時間内で取り組み、時間内に解答できるようなプロセスの構築と改善に努めました。


そして、解説を読む前に、再度、与件文の記述や各設問内容を抽象化しそれに対応する与件文を抜き出す作業も行いました。演習での得点結果よりも与件文や設問に基づいた知識の引出し・活用が出来たかの確認に重点をおいて取り組みました。


添削内容の復習方法としては、各設問の指摘内容や特に得点が低かった設問で自分の解答に含まれていなかった解答要素の見落とし原因を分析することに努めました。


中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

中小企業診断士の受験勉強を通じて、知識と共にそれを活用して即興的にアウトプットする能力や書く能力が身につけれる事はMBA等と比べても大きなメリットだと思います。また、受験勉強を通じて学習した知識は販売士1級等の資格取得にも役立ちます。


二次試験は正解が公表されないため得点を伸ばし方法に悩む事もあると思いますが、試験で求められている能力、つまり、事例企業の与件文に基づいて知識を応用しアウトプットする能力を客観的に示すことができるようになれば合格点は確保できるようになると思います。そのために、具体・抽象・具体化のプロセスは役に立つと思います。

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