2020年度合格体験記
2020年度
2次集中DVD通信講座
中村 英之様
やっと掴み取れた合格
中小企業診断士を目指した理由
35歳を過ぎ、管理職として部下を持つようになったものの、「このままサラリーマンを続けてよいのか?」「もし会社が倒産した場合に次の転職先はあるのか?」と言った漠然とした将来の不安に苛まれていました。そこで、「何か自分の強みとしていける資格はないか?」と考え、書店に行き、ビジネス系の資格を探したところ、中小企業診断士の資格があることを知りました。中小企業診断士を取得することによって、ビジネスの基本となる知識を体系的に習得できることに加え、経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格であるという点に魅力を感じ、一念発起して勉強をしようと覚悟を決めました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
選んだ理由はいくつかあります。
① 具体的な2次試験の解法を教授してもらえること。
初めて2次を受験したときは大手の通学講座を利用していましたが、その学校の解法の抽象度が高すぎて、理解ができませんでした。TBCメソッドの根幹である具体→抽象→具体で設問を読み解くことで、近年増加傾向にある類推問題に取り組みやすくなれます。
② 演習問題の質の高さ
大手の通学講座に通っていた時、教室講座の先生が演習問題の内容について講義時に、不満を漏らしたことがあります。演習の作問に教室講座の先生が参加していないため、こういったことが発生すると思いました。TBCでは山口先生はじめ、解説講義の先生も作問に参加されているため、解説講義と演習問題の一貫性が担保でき、質の高い演習問題を受講することができました。
③ 合格後のきめ細かいフォロー体制の充実
講座説明会で、合格後にもライティング講座、プレゼン実践会をはじめとしたフォロー体制があることを知りました。合格した後も、スキルを高めてくれる受験校は他にはないと思ったことが選んだ理由になります。
TBC受験研究会活用法
①暗記アプリを活用した抽象化ブロックシートの定着
2次速修テキストに掲載されている抽象化ブロックシートを暗記アプリに保存し、通勤途中や昼休みにすぐに携帯から見られるようにしました。隙間時間の殆どは抽象化ブロックシートの暗記に努め、知識の定着を図りました。知識が定着していなければ、具体→抽象→具体のプロセスの中で最も重要な具体→抽象の際に十分な抽象化ができないことに繋がります。また、回答の軸を作れなくなり、題意に沿った回答ができなくなるため、得点アップが期待できなくなります。また、演習問題を通して新たに知りえた知識はブロックシートの余白部分に纏め、再度暗記アプリに保存し、情報の更新をしていました。近年の問題(特に事例Ⅰ)では類推問題の比重が高まっています。それに対応するためには抽象化ブロックシートでの知識の定着が欠かせません。
②充実した添削コメント、優秀答案、もう一息答案との比較
TBCでは各演習後に、優秀答案ともう一息答案が受講生専用ページに掲載されます。正解が公表されず、且つ相対評価の2次試験においてはライバルの回答と自分の回答を比較することは重要なことだと思います。同じ80分で問題を解いた回答を比較し、自分の回答に何が足りなかったのかを分析することで、次回の演習問題に対する対策が立てやすくなります。また優秀答案、もう一息答案と比較することに加え、添削コメントも非常に充実しているため、それらを役立てることでより効果的な復習が可能となります。
中小企業診断士を目指す方へ
私は2次試験の合格に4年かかってしまいました。元々は2年で合格するつもりでしたが、自分にとってそんなに甘い試験ではありませんでした。何度か心が折れそうになりましたが、そんな時はなぜこの試験を受けようと思ったのかを改めて思い出して、何とか継続することができました。難関資格ですが、諦めなければ必ず合格を勝ち取れる試験だと思います。
正直今年も不合格を覚悟していましたが、合格発表で自分の受験番号を発見した時の興奮は今でも忘れられませんし、恐らく一生忘れないと思います。山口先生に合格の報告を電話でさせていただいた時、嬉しさのあまり半泣き状態でした。
私はTBCメソッドの具体→抽象→具体のプロセスを習得し、抽象化ブロックシートを自分のものにすることで、必ず合格できます!ぜひTBCを利用し、使い倒して、合格を勝ち取ってください。応援しています!!
2020年度
2次集中DVD通信講座
美園 信生様
TBCメソッドの習得で日々成長を実感
中小企業診断士を目指した理由
30歳を迎え自身の業種・業界である物流業の資格を一通り取得していたこと、また部署異動で時間が確保できる状況にあったことから自己研鑽のため経営学を体系的に学べる中小企業診断士の資格取得を志しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
2019年末3回目の二次試験不合格と得点結果を受けて、二次試験に対する取り組み方を大きく変える必要性を感じていました。
当時の私の課題は、
①感覚で解答している部分があり、事例ごとの相性によって得点のバラツキが大きいこと
(本試験でも4つの事例すべてでA判定とC判定の両方を経験)、
②過去問題の解き直しや添削問題では時間内にすべての問題に解答し満足のいく結果を得られても、いざ本試験では初見の論点に対応できず時間不足で思考がまとまらないうちに問題本文から転記するような解答になっていたこと、でした。
そこで受験対策校数社の模範解答と対策講座のセミナーを確認したところ、TBCの解答・メソッドは一次試験の経営学全般の知識を用いたブレない解答の軸がありました。
初めは単純に「こういう解答が書きたい。私が取り組んでいるのは現代文の試験ではなく、経営学の試験なのだから」という思いで講座に申し込みを決めました。
受講を開始すると実際に、課題①に対する相性に依拠しない安定した解答プロセスの習得や、課題②に対する抽象化ブロックシートの知識軸を事前に想起することで問題本文から何を探しに行くか、を明確化してから読み進めることができ時間短縮に繋がると感じました。
TBC受験研究会活用法
【前半期(2020年1月~6月)】
山口先生の講義で指摘のあった「一次試験の知識で曖昧な論点の復習」に時間を割きました。
選択肢レベルでは解答できても、知識の深さを用語の説明ができるレベルまで掘り下げる必要があると感じました。
そこでTBC一次速修テキストを購入し、二次試験専念で時間的余裕もあったので無料動画をすべて視聴しました。
テキストの横に抽象化ブロックシートを置き比較し、必要に応じてブロックシートに書き足すことで一次試験と二次試験のキャズムを埋めることが出来ました。
その中でも特に事例Ⅲでは、
◎生産管理の体系図⇒品質・原価・工程 管理
◎工程管理の体系図⇒生産計画・生産統制
◎生産統制の体系図⇒作業手配・作業管理・事後処理
◎作業管理の体系図⇒進捗管理・現品管理・余力管理
とビジュアル的な樹形図による解説で、個別に限定的だった知識を体系化して理解できました。
さらに添削問題を通じて解答として活用する具体的なパターンを学ぶことで、より定着していく感覚を得られました。
【後半期(2020年7月以降)】
毎月の添削問題の答案分析講義が思考プロセスと記述力の向上に大いに役立ちました。
自身の答案・優秀答案・もう一息答案を比較し、特にもう一息答案では私自身もしばしば陥りがちな、
・問題本文から説明的な記述を多く引用し、本質的な解答に踏み込めていない点
・因果関係の中盤を省略し飛躍した因果になっている点
・改善策を記述するのに具体的にどのように改善するかというHOWの部分に言及できていない点
・組織的課題を問われたら単純に複数の内容を記述するのではなく、組織構造・組織文化・組織変革といった切り口を明確にする点、等の目から鱗の添削・解説内容でした。
中小企業診断士を目指す方へ
私は4回目の二次試験で合格することが出来ました。
長い道のりでした。
試験当日は事例Ⅳの出来が悪く、まさか合格しているとは思いませんでした。
しかしTBCで培った知識とメソッドにより事例Ⅰ~Ⅲで貯金を作り、合格に繋がったのだと思います。
試験委員の研究領域や一次試験問題を徹底的に分析したTBC対策講座を受講したことは試験前日に今日まで準備としてできることはすべてやった、と自身を奮い立たせてくれました。
その思いが合否を分けたのではないかと思います。
2020年度
2次集中 DVD通信講座
林 義幸様
教材・指導の復習重視で目標達成
中小企業診断士を目指した理由
資格取得の学習を通して、体系的な知識や応用力を見直し、「業務経験で得たノウハウのレベルを高めたかった」ことが、中小企業診断士を目指した理由です。受験勉強を進める過程で、諸先輩が資格を活かして活躍される姿を知るにつれ、今後のキャリアアップにつなげる資格として一層取得への思いを強くしました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
1年目の2次試験は独学でしたが結果を出せませんでした。合格に必要な「知識」、「解答プロセス」、「解答レベルの理解」の不足が原因だったと分析しています。対策を検討する中で、TBC受験研究会の「速修2次テキスト」と「2次集中DVD通信講座」に出会い、教材や指導方法が自分にあっていると感じ、購入・申し込みを決定しました。他の受験校に比べて、費用(お金と時間)対効果が高いと感じられたことも理由です。
TBC受験研究会活用法
知識の充足
「抽象化ブロックシート」に、演習や講義での気づきや間違いやすい注意点を書き込んで手元に置き、隙間時間に見直しました。記憶の定着度を高めるために暗記アプリも併用しています。また、1次試験には別の教材を使用していましたが、早稲田出版「1次速修テキスト」の関連科目をあらためて購入しなおし、講義の復習や抽象化ブロックシートの強化に活用しました。講座との整合性があり、効果的だったと思います。
解答プロセスの確立
「速修2次テキスト」の解答プロセスを使って、実力完成演習や模擬試験を繰り返し、自分なりに手順の改善を図りました。例えば、演習の中間期に「知識」に引っ張られた解答をして、「与件文の活用と因果の明確化」を添削で指摘される期間が続いたことがあります。知識の充足が逆効果になりかねない状況でしたが、解答時に注意するプロセスを加えることで、完璧とまではいかないまでも一定の効果があげることができたと感じています。
解答レベルの理解
特に良かったのは「優秀答案・もう一息答案」を活用できたことです。高得点を狙う「攻めの解答」と、わからないなりに部分点を狙う「守りの解答」を書く際の参考にしました。本番の限られた時間の中で、1点でも多く取るノウハウとして効果的に活用できたと思います。自分の答案が「もう一息」に2度ほど採用され動画解説で指摘をいただけたことも、理解度とモチベーションの向上につながって大変ありがたかったです。
スクーリング
スクーリングも積極的に参加しました。新型コロナの影響で途中からはZoomによる参加でしたが、参加者の熱意を感じてモチベーションが高まりましたし、自分のレベルを測ることもできました。新型コロナの影響で対面活動への制約が大きい中、工夫を凝らした新しいスクーリングを提供していただけたことに大変感謝しています。
過去問題集
速修2次過去問題集Ⅲ~Ⅵ(H19~H30)を購入し、動画解説も含めて相当の時間を割いて学習しました。一定の効果があったのは間違いないですが、直近3~5年分ぐらいに絞っても良かったかもしれません。知識は抽象化ブロックシートで習得できますし、頻出論点も含んだ演習・教材の方が類似の問題が出題される可能性が高いと思うからです。学習スタイルや余力の程度にもよるので、あくまで個人の意見ですが、出題パターン・解答プロセス・時間配分の確認に直近数年の過去問を活用しつつも、TBCの教材の復習に多くの学習時間を充て、余力があればさらに過去問にトライする方が効率的だった気がしています。
中小企業診断士を目指す方へ
私は、毎月の演習や模試で合格点を超えたことは1度しかありません。このため復習を強化するしかなかったのですが、TBCの教材・指導を繰り返し復習できたことが、逆に結果に結びついたのだと思っています。
2次試験は1次合格者による厳しい競争なので、合格のためには1点でも多く得点を重ねることが大切です。個別の演習や模擬試験の結果に一喜一憂することなく、TBCの教材と指導を信じて、最後まであきらめず1つでも多くの知識・ノウハウを身に着けていけば、きっと合格に繋がるでしょう。
2020年度
2次集中DVD通信講座
丸岡 大記様
信じれば道は開ける
中小企業診断士を目指した理由
通っていたビジネススクールで中小企業診断士養成課程の研修に参加機会がありました。そこで中小企業診断士と言う資格を知りました。元々、日本の景気を良くしたい、社会を元気にしたいと思いながら働いておりました。中小企業診断士について調べると、日本の企業の99.7%が中小企業であることを知りました。中小企業を元気にすることで日本の景気が良くなる、日本を元気にさせるには中小企業診断士になって、中小企業を応援することだと考えたのが中小企業診断士を目指した理由です。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
通信教育
通学の場合は、時間の自由が効きませんが、通信だと自分の都合の良い時間に勉強ができます。会社が郊外にあり、通うのは難しく、家族との時間も確保したかったので、時間の融通が効くというのは通信教育でTBCを選んだ大きな理由の一つです。
演習問題
TBCは、過去の事例企業に実際に伺い、話を聞いて、作問者の意図を汲み取った演習問題が用意されています。過去問は過去でしかなく、未来の問題ではなく、未来の問題の的中率が高い演習問題が数多く用意されている点でもTBCを選びました。
資格取得後のロードマップのわかりやすさ
TBCでは、資格取得後のライティング講座など、資格取得がゴールではなく、その後の継続的なフォローがあります。それを明示されている点は他社にはない魅力でした。
1年目も短期DVD通信講座でTBCを受講していたのですが、239点と1点足らずで不合格でした。その際は2次の勉強を始めたのも8月からで2次の学習時間が圧倒的に足りませんでした。TBCでの学習に手応えは感じていたので、継続することで翌年の合格を勝ち取ろうと思い、継続してTBCを受講しました。
TBC受験研究会活用法
書籍、速修2次テキスト
通勤時間や隙間時間を見つけて、インプットに時間を使いました。
演習は自宅などで行い、YouTubeの講義や解説動画は、通勤中に講義動画を繰り返し見ていました。具体→抽象→具体のプロセスを徹底的に身につけられるように何度もプロセスの確認を行いました。
隙間時間を見つけると抽象化ブロックシートを覚えるようにしていました。抽象化ブロックシートであやふやな知識を見つけると1次のテキストに戻って、知識を蓄えるようにしました。
演習問題や過去問題集
演習問題や過去問題集では、速修テキストで身につけた具体抽象具体のプロセスを使って80分で問題を解くことを意識して行いました。提出用の回答はそれが実力と割り切って80分で切り上げて提出しました。その後、時間をかけて問題を解き、解答例の確認を行いました。解答を見て、知識が足りない場合は、また1次テキストや関連本を探して参照するようにしました。TBCの演習問題は1次試験で出題された論点についても網羅されるので、新しい切り口の問題が出ても対応できるという自信が付きました。
最初の演習問題は前年の本試験問題なので、再現答案を出すことで、1年目に自分が落ちた理由を確認することができ、その後の学習の指標とすることができました。
試験直前は、それまで行った演習問題の復習と過去問を何度も行ない、解き方のプロセスの確認を行いました。特に、自分の場合は、問われている内容は何か?と言う、具体から抽象のプロセスが弱かったので、そこを意識して問題を解くプロセスの確認を行ないました。
スクーリング
スクーリングでは、同じ内容の問題を解いて、受験生同士の回答をお互いに評価し合うので、他の受験生の視点や書き方が参考になりました。また、他の受験生の方が良い答案を書けていたり、自分が見つけられなかった正しい知識軸で回答しているのを見て、参考になると共に勉強へのモチベーションになりました。
模試
演習と異なり、順位が出てくるので、試験前の自分の現在位置を知ることができました。そこそこ手応えはあったのですが、上位から40%くらいのところに位置していたので、このままではいけないと、模試からどこが行けなかったのかを自己分析して、残り2ヶ月の学習に活かし、合格を勝ち取ることができました。
中小企業診断士を目指す方へ
信じれば、道は開けます!診断士活動を通じて、一緒に日本を元気にしていきましょう!
2020年度
2次集中DVD通信講座
大場 隆史様
知識を軸に合格を勝ち取る
中小企業診断士を目指した理由
社会人になってから約10年、ふと社会人になってから何も勉強していないなと感じました。元々何かを学ぶのは嫌いではなかったので何か新しいことを勉強してみようと思いリサーチしていたところ中小企業診断士の資格を目にしました。
1次試験では7科目、2次試験では4つの分野(人事・マーケ・生産・財務)を学習でき知的好奇心が満たされました。合格まで4年間かかりましたが、診断士で学習する分野はどれも面白く、日常にも応用でき苦になることはほとんどありませんでした。学習を始めたきっかけは、ふと 何となくでしたが、合格した今ではこの資格に愛着がありますし今後も活用して自分に・社会に貢献できるようにさらにステップアップしていきたいと思っています。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
2次試験に3回落ち、4回目は必ず合格したいと思い予備校をリサーチしていました。TBC2次講座の説明会で主に下記の2点が目に留まり申し込みを決意しました。
①圧倒的なコストメリット 新作演習・添削・フォロー等 講座の内容は手厚いですが、他の予備校と比較しても圧倒的に安価で、多年度受験の私には非常にありがたかったです。
②TBCにしかできない試験委員対策 出題企業へのインタビューや研究内容から分析した新作事例(演習)ができるのは TBCだけです。本試験も演習と似たような設問も出題され心に余裕を持ち本試験を受けることができました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
1次速修テキストの読み込み、you tubeでの講座受講→過去問演習を繰り返しました。速修テキストは他のテキストより、出題範囲が網羅されており1冊をしっかり学習すれば十分合格点がとれると思います。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
①速修テキストの抽象化ブロックシートの活用 近年の2次試験では基本的な知識を如何に活用し回答に反映できるかがポイントになると思います。抽象化ブロックシートでは基本的な知識が網羅されており、ほぼ毎日のように読み込んでいました。また知識が事例にどのように使用されているのか、過去問とつきあわせながらチェックをしていました。抽象化ブロックシートのおかげで、本試験の買収理論やアンゾフの成長ベクトルの設問を迷うことなく回答することができました。
②2次集中DVD通信講座 SWOT分析や抽象→具体→抽象のプロセスの練習に力を入れて取り組みました。演習を通じて繰り返し練習することで本試験でも同様のプロセスで安定して回答することができました。
また私は事例Ⅱが苦手だったのですが、TBCの戦略的マーケティングの考えを活用しながら繰り返し演習することで最終的には事例Ⅱが得点源になっていました。事例Ⅱは何でも書きやすい反面、得点にブレが生じやすい事例です。しかし、TBCの戦略的マーケティングの思考方法を身に付けたことで、安定的に事例Ⅱで得点を積み重ねることができました。これが合格できた一番の要因だったと思います。
中小企業診断士を目指す方へ
TBCの1次速修テキストでしたらテキスト代だけで講義も受けられますので、まずは学習を始めてみてください。そして学習の楽しさを味わってみて頂ければと思います!
私は2次試験に苦労しましたが、速修2次テキスト・2次集中DVD通信講座・スクーリング・不明点の質問等徹底的にTBCを活用して合格しました。2次試験は解答がなく本当に合格できるのか?と不安になることがあるとは思いますが、TBCを信じて徹底的に活用することが合格の近道だと思います!!来年度は、合格体験記を読んだ皆様・TBCで合格した皆様と熱く事例について話し意見交換できればと思います!
2020年度
2次集中DVD通信講座
福山様
TBCメソッドによる自力+奇跡の合格
中小企業診断士を目指した理由
私は、定年後のセカンドキャリアにおいて、長年に渡り商社のグローバル事業に携わってきた実務経験を活かしたいと考えております。先ずは試験勉強を通じて、自分のもつ経験や暗黙知を幅広い分野の学問的な知識と理論で体系化し、資格取得によって新たなチャレンジの機会を広げたいと、中小企業診断士を目ざすことに致しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
(1)速修テキストと無料動画
会社の自己啓発プログラムを利用した通信講座の教材が偶然にもTBC受験研究会のものでした。講座案内には記載されていない早稲田出版の講義動画を見つけ、その充実ぶりに、最初は「違法な視聴では?」と心配したほどでしたが、動画中心に学習ペースが作れました。最初の1次試験は、僅か数点及ばず不合格でしたが、2次テキストの学習も既に始めておりました。
(2) 2次集中DVD通信講座
高難度の2次対策に独学で挑むことに不安を覚え、1次不合格のまま、他の受験校の2次直前短期講座にも通ってみましたが、添削回数が少なく、模範解答の内容にもなかなか納得感が得られずに苦しみました。
2020年には、1次2科目の再受験とともに、筆記対策にじっくりと取り組むため、また数多くの添削機会を得るために、TBCの2次集中DVD通信講座を選択致しました。
TBC受験研究会活用法
(1)「具体→抽象→具体」解答プロセスの習得
2次対策では、解答時間の短縮が進まず、添削問題の得点は毎回毎回合格点どころか平均点に及ばず苦しみました。それでも、しっかりと解答プロセスを習得することが最大の課題と捉え、時間をかけて反復するしかないと自分に言い聞かせました。添削問題の解説講義や優秀答案分析にて自分の解答における「具体→抽象」プロセスとのギャップを確認、抽象化ブロックシートをノートにまとめて復習、必要に応じて1次テキストと講義動画に立ち返りながら、何とか思考パターンを作っていけたものと考えます。
(2)TBCのあらゆる教材を使った直前2ヶ月の追い込み
抽象化ブロックシートの数項目の確認と事例IVの大問解きを毎日課しました。スクリーニングや速修テキスト内の演習問題は、与件文と設問1~2問のみで、集中力を高めるのに有効でした。更に最終盤には、模範解答や優秀答案を原稿用紙に模写することを続け、「抽象→具体」の強化を図れたかと思います。
中小企業診断士を目指す方へ
1次試験は、速修テキストと講義動画の反復で必ず合格可能です。2次対策は、前述のようにTBC解答プロセスや抽象化ブロックシートの習得がKSF(成功のカギ:Key Success Factors)になりますが、人それぞれにかなりの時間がかかると思います。1次科目の理解度を深める相乗効果も期待できるため、2次対策の並行学習を少しでも早くから始められることをお勧めいたします。
最後に、山口先生とTBC各講師の皆様の熱心な講義、添削やスクーリングでのアドバイスの数々に改めて感謝を申し上げます。
2020年度
2次集中DVD通信講座
鈴木 順 様
2次試験は知識を軸とした解法の受験校選びが重要
中小企業診断士を目指した理由
1度目のきっかけは医療系メーカーの営業職からマーケティング職にジョブチェンジを目指したことでした。H15、16年と2回の2次試験に挑みましたが、結果は不合格。その後、どうにか希望していたマーケティングへの異動が叶い、それまで学習した知識を活かしながら現在まで実務としての製品戦略立案、新製品導入からマーケティングマネジメントまで携わってまいりました。2度目のチャレンジのきっかけは、15年前の悔しさが後遺症の様に残っていたので何とか晴らしたい事と、企業の枠組みの中では叶わない事へ新たにチャレンジしていきたい気持ちが心の中に沸き上がり、学習実績ではなく資格としての実績を獲得しようと決意した事です。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
令和元年は独学で挑み、人事B、マーケティングB、生産C、財務C 、総合Cの惨敗、このままの学習スタイルでは合格できないと確信し、受験校のサポートを受けるという意思決定を行いました。令和元年度の各受験校の解答例を見比べた結果、知識をベースとした構成、短文の中でも核心を突いた記述など、TBC解答が理想像に最も近いことが選択の理由です。もちろんyoutubeで講義の質が高いことも体感していたこともあり、安心して申し込みができました。
TBC受験研究会活用法
TBC活用として2次集中DVD通信講座を中心に速修2次テキスト、速修過去問題集Ⅲ~Ⅵです。
学習再スタートにあたり、①TBCで上位20%以内に入ること、②苦手科目の財務で70点台を実現することを目標としました。初めから、時間をかけて事例に取組むのではなく、常に80分で最適な解答をすることを心掛け、自己スタイルを構築するため、実力演習と過去問を繰り返し取組みました。最終的には設問要求把握5分、与件把握(1回読み)20分、解答検討15分、記述30分、見直し10分のスタイルが定着しました。特に意識した事は、抽象化した1次知識を解答検討のキーワードとして問題用紙にメモ書きし、更にチェック欄を設け解答に盛り込んでいるかを確認しながら記述することでした。意外と見直し時点でせっかくメモ書きしていたキーワードや論点が漏れていることがあり、傾向として解答し易い設問で多く発生していたのです。このような手順を染み込ませることで、書き直しに時間がかかっていた時間ロスを防ぎ、30分で記述することが可能となりました。これは緊張した試験の中で心に余裕を持つことができます。学習の中で効果が高いと実感した事は、①全ての自己解答をwordで記録しておき、自己解答の進化具合の確認や新たな論理構成の発見を得られる事や、②B5判のノートにブロックシートを転記し、持ち運びし易くして常に携帯し暗記と定着を図る事、更に③スクーリングへの参加、直前期に行われる新試験委員対策や1次試験の重要論点をテーマとした初見の事例を直前期に取組める事で他校との差をつけることが出来る事などが挙げられます。9月時点で、TBC全国模試で上位10%、念のため受験した他流試合(某有名通学校の全国模試)でも全国3位を獲得し、ある程度の自信を持つことが出来ました。中小企業診断士はダメだと思っていた年に合格するというジンクスがあるようですが、知識軸をベースとしたTBCメソッドの解答方法を身につけることが出来れば、試験終了後に各設問の論点とどの知識で解答するかが分かっているので、出来たか出来ないかがハッキリと見えてきますので、今回は確かな手ごたえを感じとることが出来ました。財務事例を不得意とする方も多いかと思います。私も同じでした。財務を克服するため、1日1事例をこなす事を日課に過去問、実力演習を解き込み、直前期では半分の40分で解答できる程、磨き上げを行いました。ここまでやって出来ない事例があれば、他も出来ないだろうと、割り切りを持つに至りましたので、冷静に財務事例に取組めたんだと感じています。
中小企業診断士を目指す方へ
私と同様の多年度受験生に向けての応援メッセージとして、コロナ禍で、仕事との両立で不安なこともあると思いますが、スケジュール管理やメンタル管理も出来なければ診断士の相応しさもないと思います。学習と共にマネジメント能力も同時に養えるチャンスと思い、資格取得の目的の原点や悔しさを忘れずに、学習を進めてください。TBC 2次集中DVD通信講座は試験委員の重要論点を中心に本試験以上のレベルの事例が用意されていますし、クオリティの高い講師陣が、丁寧な質問対応をしていただけるので、合格に辿り着く学習をサポートしてくれます。是非、悔しい思いを晴らし合格の喜びを勝ち取ってください。
2020年度
2次集中DVD通信講座
小林 宏慈様
合格通知のハガキ片手に二歳の息子と狂喜乱舞
中小企業診断士を目指した理由
今回の中小企業診断士の資格挑戦は、私にとって八年振りの二回目でした。元々、学生時代の専攻が英米文学、且つ、学生時代は音楽活動に没頭していた私は、運良くメーカーに就職することが出来たものの、配属先も学生時代には100%無縁の企画部門となり、優秀な同期/先輩に囲まれる中で正に歩くコンプレックス状態でした。そんな中、知識と共に、少しでも経歴に箔を付けたいと、簿記・英文会計の次に目を付けたのが、経営に関連する幅広い知識を学ぶことが出来、尚且つ国家資格!の中小企業診断士の資格でした。当時は、通信講座にて一次試験は合格も二次試験で敗退し、翌年こそは合格するぞ!と意気込んだ矢先に海外転勤が決定、試験も受けられない為、一度勉強を中断しました。ただ、現地で経営企画業務の最前線を経験する中で、やはり中小企業診断士の資格を通じて学べる知識は自身に不可欠であると再認識したことから、帰国後、決意新たに再挑戦することとしました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
前回の一次試験突破の経験もあり、今回、一次は独学で対応しようと考えていました。そんな中、分厚い充実した内容の書籍と大量の無料講義動画という圧倒的なコストパフォーマンスの良さで、けち臭い私の心を鷲掴みにしてきたのが早稲田出版でした(笑)。また、その流れの中で速修二次テキストを購入した際も、二次試験の解法ノウハウや過去の論点集(ブロックシート)が市販教材で惜しげもなく披露されていることに驚いたのを覚えています。そして、今回も一次試験は突破するも二次試験にて敢え無く撃沈。やはり二次試験の壁は厚いと痛感し、本格的に各資格学校の二次試験対策講座を比較検討した結果、①毎年、試験の事例モデル企業を発見/インタビューを実施し、試験委員の作問方法と癖を熟知した講師陣の作る実践さながらの予想問題に数多く触れられる、②一次試験対策時からの(一方的な、笑)付き合いで育まれた、山口先生を始めとするTBC講師陣と教材に対する圧倒的な信頼感/愛着、③一年間の充実した講座内容にも関わらず、早期申し込みで破格!等、魅力が多く、TBCの門を叩きました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
一次試験は早稲田出版書籍と他社の過去問教材を使用し突破しました。7科目の内、比較的自信のあった財務会計にはほぼ時間をかけず、残りの科目を①内容が普遍的で変化が少ない科目(企業経営理論、運営管理、経済学)と②制度改正等に伴う内容変化が有り得る科目(経営法務、情報システム、中小企業政策)に分け、前者は自宅で集中しながら早稲田出版書籍と講義動画を活用(何かの書籍で倍速は脳を活性化させるとあり、基本1.5倍速を使用)し、内容を順に理解することで記憶を定着させる様に心掛けました。一方、後者の方は、早稲田出版書籍の問題集部分を持ち歩き、通勤時間や昼休み等の空き時間で問題を解き、足りない知識を拡充させていく方法を採りました。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
早稲田出版の速修二次テキストとTBC二次集中対策講座に必要なものが全て詰まっていましたので、他教材に浮気はせず、①速修テキストのブロックシートは切り取ってPDF化の上で携帯に保存し、隙間時間で眺める、②オリジナル事例問題は、若干の雑音下でもブレない集中力を養う為、会社帰りに喫茶店でタイムマネジメントを行った上で解答、③DVDの解説講義は自宅で視聴し、不明点や更に深堀りしたい点は、講座の質問フォームを活用、或いは一次テキスト/動画に戻り潰し込む、というある意味教科書通りのサイクルを回しました。試験の1ヶ月前からは、事例Ⅰ~Ⅲは過去のTBCオリジナル問題の「企業概要」、「各問題の設問要求」、「解答に必要な知識の軸」をエクセルに纏め、事例企業のストーリーとセットで知識を思い起こせる様にし、事例Ⅳは全て解き直すことで総復習としました。この作業により、直前期での知識の再整理・定着が出来たと思っています。そして、試験前日と当日は体調管理を優先させ、先述のエクセルを眺める程度の復習で本番に挑みました。
中小企業診断士を目指す方へ
この試験は明確な解答が公表されないことからも、非常に悶々とすることが多いですが、試験自体が企業のコンサルティング形式になっていることから、過去問の勉強一つを取っても、様々な企業の事例に触れることが出来、非常に楽しんで進めることが出来ると思います(点数伸びないとぐったりしますが、笑)。また、何より勉強内容が企業経営に必要な各種知識の習得や文章力の向上に直結しており、日常業務に対する即効性も高いこと、合格時に大きな自信が得られること等、挑戦には本当にメリットしか思いつきません。私も引き続き中小企業診断士の登録に向け頑張りたいと思いますので、現在、中小企業診断士試験への挑戦を検討している方は、是非、TBCの格安且つ濃厚な教材を最大限に活用し、様々なメリットをもぎ取って頂くことをお薦め致します!コンプレックスの塊男でも出来ましたので、大丈夫です、貴方にも絶対出来ます!
2020年度
2次集中DVD通信講座
藤田 識雄様
TBCメソッドの活用で「三度目の正直」
中小企業診断士を目指した理由
私が中小企業診断士を目指した理由は2点あります。1点目は、現在金融機関に勤めており日々の営業活動の中で中小企業の経営者の方と接する機会が多く、より良い提案やサポートをするために自分の知識を高めたいと思ったこと、2点目は、今後のライフプランを検討していく中で、既に取得していた社会保険労務士やCFP(FP1級)といった資格とのシナジーを発揮できる資格として、中小企業診断士を目指しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
平成30年度、令和元年度と2次試験で2回連続不合格となり、来年度の2次試験に向けての勉強法についてどのようにすれば良いのか悩んでいました。特に事例Ⅰについては2回とも全く手応えが感じられず(結果2回とも得点区分C)、何回受験しても合格できないのではないかとも思っていました。そういった状況の中で、山口先生の「2次講座説明会」「キャリアアップ・セミナー」を拝見し、「具体⇒抽象⇒具体の解答プロセス」、「抽象化ブロックシート」の活用、「知識を軸に解答する」、等の説明を受け、これしかないと思い受講を決断しました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
令和2年度も2次試験の受験資格はありましたが、講義の中で山口先生が、「2次試験だけの人も企業経営理論、運営管理、財務・会計は必ず復習しておいてください」と言われていましたので、早稲田出版の「1次速修テキスト」を7科目全部購入し、1次試験も並行学習しました。学習の仕方は、講義はYouTubeの無料視聴を活用し、通勤電車の往復2時間の間、毎日視聴していました。結果、科目合格できればいいかなと思っていた令和2年度の1次試験では、総得点490点と過去受験した中での最高得点を叩き出し合格することができました。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
私は「速修2次テキスト」「速修2次過去問題集」「2次集中DVD通信講座」「スクーリング」とTBC受験研究会の講座を全て使い倒しました。「速修2次テキスト」の「抽象化ブロックシート」には、講義で山口先生がコメントをする都度、対象のブロックシートにコメントを追記し、覚えるようにしていました。「速修2次テキスト」「速修2次過去問題集」の講義については、1次試験と同様、YouTubeの講義を通勤電車で毎日視聴しました。「2次集中DVD通信講座」は、毎月届く通信講座の添削問題を主に休日に本試験と同様の時間で解答し提出、DVDを視聴し復習していました。また、「優秀答案」と「もう一息答案」の分析講義も視聴し、自分の解答と照らし合わせながら復習をしました(私は優秀答案には選ばれませんでしたが、1回だけ事例Ⅳでもう一息答案に選ばれ、大変参考になりました)。直前期は、山口先生のDVD講義を家のテレビで流しっぱなしにしていたため、山口先生の講義が試験中にも思い浮かぶようでした。
「スクーリング」は全日程参加しました。コロナの関係で途中からZoomによるオンライン開催に切り替わりましたが、教室でのスクーリングと全く遜色なく、むしろ自宅で受講できたのですごく便利でした。4~5名のグループワークでは、グループメンバーの解答を評価しコメントしますが、自分の考えを簡潔にまとめ言葉にしなければなりませんので、今思い返してみれば、あの経験が口述試験対策にも繋がっているのでないかと感じています。
【口述試験対策】
2次筆記試験の合格発表後に口述試験対策の模擬面接もしていただきました。事前にメール配布された想定質問集や模擬面接でのアドバイスもあり、口述試験当日は落ち着いて受け答えができました。
中小企業診断士を目指す方へ
私は3回目の2次試験で無事合格ができましたが、いち早く自分にあった学習方法を確立することが大事だと思います。「具体⇒抽象⇒具体の解答プロセス」「抽象化ブロックシート」「知識を軸に解答する」といったTBCメソッドを活用すれば十分合格は可能です。2次試験の受験勉強中は「終わりのない戦い」のような気がしますが、途中で諦めたらそこからは何も生まれません。1次試験も含めて最後まで諦めずに挑戦し続けていれば、結果はついてきますので来年度の合格に向けて頑張っていただければと思います。
2020年度
2次短期DVD通信講座
石原 健一郎様
5年目の正直
中小企業診断士を目指した理由
20代の頃から何度か転職しつつ、ITに関連する仕事に携わってきました。いわゆる理系エンジニアではありませんが、もっとITを使ってビジネスや生活を便利で豊かにしたいという信念を持って、ビジネスとITの橋渡し役を担いたい常々考えています。コミュニケーションには自分が詳しいITだけでなく、ビジネス全般の知識や経験が必要であり、共通言語のようなものを習得したいと思っていました。
自分自身のITの体系的な理解とスキルの証明の一つとしては、情報処理技術者試験を利用してきました。それと同様に、経営に関わる全般知識を習得して、それを証明する一つの方法として、経営全般の知識を網羅している中小企業診断士という資格に注目して、これを取得したいと思うようになりました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
仕事をしながら学習が継続しやすくコストを抑えた方法を検討して、早稲田出版の書籍を使うことにしました。
前提として、私は大都市圏ではなく地方在住です。近隣に通学講座を設けている受験予備校はありませんでした。選択肢は、通信講座か、書籍による独学か、と思っていました。
インターネットや書店で調べていると、早稲田出版の『速修テキスト』は過去問題集も含まれていて、しかも講義動画をYouTubeで無料公開していることを知りました。他社の教材ではテキストと問題集は別々に買う必要がありますが、早稲田出版は各科目1冊で済みます。そのうえ、講義動画をすべて無料で視聴できるということで、書籍のみで理解できるか不安だった点も解消できそうです。通信講座と独学のメリットを合わせたような解決策だと感じて、この教材を選びました。
結果、1次試験は1回目の受験で合格でき、2次試験対策も自然と早稲田出版の書籍を購入して学習していくようになりました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
中小企業診断士試験の初受験は2016年度で、それ以降、1次試験は3回受験して3回合格しています。1次試験の学習は、『速修テキスト』と講義動画のみでほとんど完結しました。
具体的な学習の進め方は次のサイクルで、どんどん進めていきました。
①テキストを参照しながら講義動画を視聴して、板書をノートに写します。
②各章終わるごとに、穴埋め式問題、過去問題に取り組みます。
③できなかった問題のテキスト・ノートを見直します。
工夫した点としては、進捗の把握とモチベーション維持のために、Googleスプレッドシートに講義動画の一覧表を作成して、パソコンやスマホで常にチェックできるようにしていました。動画ごとに大まかな学習予定日をあらかじめ記入しておき、学習済みはセルの色を変えて進捗が見えるようにしました。
本試験の2週間前くらいに何とか一巡できました。本試験の過去問題をダウンロードして、本試験と同じ時間で練習することと、あとはテキストのテーマ別過去問題集を繰り返し学習しました。
2回目以降の1次試験では、テキストやノートの見直しと過去問題演習の取り組みで、合格点は取れるようになっていました。
2次試験の学習(2次短期DVD通信講座の活用)
問題は2次試験でした。2016年度の1次試験合格後に『2次テキスト』と講義動画による学習のみで臨みましたが、結果は不合格でした。翌年以降は仕事の環境変化もあって、以前より学習時間の確保が難しくなり、過去問題の演習も繰り返してみましたが、結局2019年度まで4年連続で2次試験不合格となってしまいました。
2020年度は覚悟を決めて、1次試験合格後に、「2次短期DVD通信講座」を申し込みました。受講してみて大きな違いはアウトプットであり、本試験80分に即した演習と通信添削は非常に有効だと感じられました。自分が実際の記述した解答を直接添削してもらうことで、インプット講義で学習した解答プロセスがどこまで実践できているか把握できます。また、「優秀答案分析講義」での「優秀答案」「もう一息答案」は、自分の答案に近い部分もあって、そこからいかに合格レベルへ持っていくポイントは非常に実践的で役立ちました。
結果として「2次短期DVD通信講座」を受講した2020年には、ついに2次筆記試験を合格することができました。5年目にして通信講座を受講したことが大きな要因だと感じています。しかしながら、初年度から素直に通信講座を受講していれば、時間も費用も大きく節約できたかもしれない、と少し悔やんでいます。
中小企業診断士を目指す方へ
多くの方が忙しい日々のなか、何とか時間を捻出して学習に取り組んでいると想像しています。ぜひとも効率的に努力できる方法をしっかり選んでほしいと思います。
中小企業診断士試験の学習領域は広範です。独学から始めると、その膨大さに途方に暮れて不安になりました。学習の方向性や試験委員や傾向の分析などはプロの力をうまく活用して、自分の努力が効果的になれば良いと思います。
私自身は合格したばかりで、今後中小企業診断士登録のための活動に取り組みますが、合格前と後では全く違う世界が見えてきたと感じているところです。これから試験に挑戦される皆様も、ぜひこの分岐点を超えてほしいと願っています。
2020年度2次短期DVD通信講座 景山 智徳様
小さなきっかけと大きな成果
中小企業診断士を目指した理由
ずっと経理職についていますが、今後のキャリアを考えてより広い視野で事業を俯瞰できるようになりたいと思ったことがきっかけです。そのなかで学生時代に友人が中小企業診断士を受験していたことを思い出しました。ビジネスに直接活かせる科目が多いことも含めて、どうせ勉強をするなら資格取得という成果が得られるほうがモチベーションを維持できると思い、受験することにしました。その後、中小企業診断士についてより調べてみるにつれ、診断士業務の魅力や診断士同士のコミュニティに興味がわき、中小企業診断士になりたいと強く思うようになりました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
【1次】
学生の頃(10年前の話ですが)に販売士検定(現・リテールマーケティング検定)の勉強をしているときに山口先生の著作を読んでおり、1次試験のテキストを書店で探している際に早稲田出版書籍に目が留まりました。書籍の内容がほかのテキストより詳細だと感じたことと講義動画を無料で視聴できることもあり購入を決めました。ほかの有料サービスも利用していましたが、早稲田出版書籍の講義動画も遜色なく良いと思います。
【2次】
1次試験合格後、早稲田出版書籍を使っていたことに加えて、インターネットの評判も高かったので、TBC受験研究会の2次短期DVD通信講座に申し込むことに決めました。今振り返っても2次短期DVD通信講座を申し込んで正解だったと思っています。2次試験では1次試験の知識を活用して問題を解かなければならないのですが、どうやって活用すればいいのかがまったく分かりませんでした。そんな状態から早稲田出版書籍の速修2次テキストで基礎を学び、直前講座で本番に近いオリジナル問題を解いて添削していくなかで、自分の回答の型を作ることができたからです。
もっと早くから2次対策をするべきだったと反省していますが、合格に手が届いたのは2次短期DVD通信講座のおかげです。
TBC受験研究会活用法
早稲田出版書籍は網羅性が高いので、この1冊を仕上げれば1次試験合格は十分可能だと思います。私は動画を倍速で見て書籍に記載されている問題を解いて知識の定着を図りました。2次試験対策用のTBC受験研究会の教材は添削指導が丁寧にしていただけるので、添削者の方のコメントを参考にしながら、自分の回答までの思考プロセスや文章表現で誤った点や分かりづらい点を振り返りました。また模範解答も参考にしながら、具体⇒抽象⇒具体のプロセスの深化と文章表現を磨きました。また事例Ⅳの問題演習も多数いただけるので、それを解きながら対策に励みました。
中小企業診断士を目指す方へ
自分の試験勉強を振り返るともっとこうしておけば良かったと感じる点が多々ありますので、読んでいただいている皆様が同じ轍を踏まないためにもお伝えさせてください。
1つ目は、1次試験の勉強のときに2次試験を見据えて取り組むべきだったということです。2次試験は1次試験で問われる知識を活用して解答を作成しなければなりませんが、私の1次試験の勉強は知識をインプットするのみでした。そのため、1次試験後に2次試験対策を始めたときに後悔しました。もしこれから1次試験の勉強を始める方は、少なくとも企業経営理論と運営管理は2次試験で活用しなければならない科目と意識して取り組んでいただければ、2次試験対策へスムーズに移行できると思います。
2つ目は、添削等の講評(点数)に一喜一憂しないということです。TBC受験研究会の添削において、私は事例Ⅳ以外で合格点(60点以上)を取ったことはありません。9月終わりごろの最後の添削でも事例Ⅰ、Ⅱは40点台でした。自信があった答案だったのでショックでしたし、2次試験での合格を諦めて中小企業診断士の養成課程を本気で検討しました。結果的に最後までやり切ろうと思い、試験日の前日まで仕事の合間に勉強を続けました。
試験勉強のなかでなかなか結果が出ない時期が読んでいるあなたにも訪れるかもしれません。ただコツを掴んで急に飛躍する場面が訪れますので、諦めずに勉学に励んでいただきたいと思います。
最後になりますが、お読みいただいている方がどんな困難にもめげずに合格を勝ち取られることを心から願っています。
2020年度
2次集中DVD通信講座
山内 敦様
診断士受験を成長の機会に
中小企業診断士を目指した理由
私は4年間の受験期間を過ごしたのですが、学習を始める前に中小企業診断士試験は体系的に経営知識を学べる資格だと知り興味を持ちました。仕事を通じて中小企業の経営層の方々と接する機会も多かったため、顧客企業の経営課題の理解力や提案力の向上に経営知識を高めたいと思ったことがこの資格取得を目指したきっかけです。
その後、資格取得に向けた学習を進める過程で、中小企業診断士の仕事内容の理解が深まり、中小企業診断士の活動の幅の広さ、人脈形成により広がる世界を知るにつれ資格取得後の世界に大変魅力を感じるようになりました。
試験合格した今年は、これまで積み重ねた学習を中小企業の支援に活かしたいという気持ちがより強くなり、試験合格に向けて学習を継続するモチベーションになりました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
学習開始から3年間は別の受験校の通学講座で学習を進めていましたが、4年目(合格年)に受験校をTBC受験研究会へ変更しました。それまでは通学や学習の時間確保のために家族に負担をかけていましたので、時間調整のしやすい通信を選択しました。
TBCを選択した理由は、2次試験対策の演習事例問題の質の高さ、速修テキストや抽象化ブロックシート等、テキストの分かりやすさ、コストパフォーマンスの高さ、合格後のキャリア形成サポートです。これらをTBCの説明会に参加して実感できたため迷わず申し込みをしました。
2次試験不合格の経験から自分に何が足りないのかを考えた結果、本試験レベルの事例問題で初見の問題への対応力の低さを感じました。過去3度の2次試験の結果はいずれもあと一息の得点だったのですが、言い換えると学習が得点に結びついていない状況でした。TBCの質の高い演習問題で自分に足りない点の改善を繰り返し、講師の皆様の熱の入った講義とTBCメソッドの習得が本試験での得点の向上に繋がりました。
TBC受験研究会活用法
2次試験対策として2次集中DVD通信講座を活用しました。
学習の中で特に意識していたのはTBCメソッドである「具体→抽象→具体」のプロセス、2段階型の抽象化ができたかどうかです。このプロセスを定着させるために抽象化ブロックシートの徹底的暗記、追記をして自分用の抽象化ブロックシートを作り込み、反射的に切り口や知識を引き出せるよう取り組みました。
近年の2次筆記試験は、より1次知識の応用力が問われる傾向が強くなっているように感じます。与件文や設問の具体的な事例の中に1次知識が間接的に埋め込まれていて、1次知識に置き換えてセオリーに則った内容で事例企業の状況に合わせて解答ができるかが問われているのだと思います。
TBCの質の高い演習問題を通して抽象化ブロックシートと具体→抽象→具体のプロセスを体得できれば、合格に必要な知識、応用力は必ずつきます。私自身も今年度の本試験で実感できましたが、TBCメソッドが軸となって本試験でも落ち着いて対応することができました。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士試験は難易度の高い試験です。自分自身と向き合いながら改善を繰り返すことが必要になり、その過程で中小企業診断士として必要な知識の習得、応用力、診断士としての姿勢を身に着けて行くのではないでしょうか。
診断士試験の学習期間は、自分自身の成長の機会にもなると思いますのでぜひ頑張って下さい。
皆様の一年でも早い合格を祈念しております。
2020年度
2次短期DVD通信講座
荘司 和宏様
モチベーションをコントロールして突き進んだ半年間
中小企業診断士を目指した理由
経営者である父を見ながら、学生の頃から「経営を支えられる」人材になりたいと志していました。他資格やMBA等を検討する中で、バランス良く基礎知識や実力を向上できる資格であると考え、30歳になったタイミングでの取得を目指しました。
いまの会社での仕事を続けるとしても、また今後転職や独立を考えるにしても、どちらにとってもプラスになり、将来の可能性を広げてくれる資格だと考えています。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
一次試験はほぼ独学で合格し、同年の二次試験で不合格になったため、二次試験に強い予備校を探していました。「費用」「演習量」に加え、自分のペースで勉強できるような「勉強の継続のしやすさ」を重視して、各種予備校の体験授業などを受けていました。
その一環で試した、速修2次テキストとその解説講義が、非常に論理的で理解しやすく、TBCを選びました。他予備校の模範解答で感じたような「この模範解答は時間内に思いつかないであろう」という感覚が少なく、納得感のある解答が多かったことも、選んだ要因の一つです。
私自身、一年間という長期間の勉強はモチベーションが続かないと感じていたため、4月にTBC「2次短期DVD通信講座」に申し込み、半年間だけ頑張るという気概で乗り切りました。
TBC受験研究会活用法
<速修テキスト>
速修2次テキストを丁寧に進めることを心掛けました。講義はすべて2倍速で聞いていましたが、1コマも飛ばさず、こまめに復習を挟み、徹底的に理解してから、「2次短期DVD通信講座」の演習に進んだことが功を奏しました。
一次試験は別予備校の教材で合格したのですが、TBCの2次テキストを進めるうちに、より強固に知識を固める必要を感じ、急遽「企業経営理論」と「運営管理」の速修テキストを購入し、弱い部分の知識補充に活用しました。
抽象化ブロックシートは、小さくコピーし、パートごとに分けることで、電車内など常に持ち歩きしやすい形にして、暗記および追記していきました。確実に覚えたい部分は、修正液で文字を白く潰し、その上から赤文字で書くことで、赤シートで覚えられるよう改造していました。
単に眺めるだけでなく、追記や改造していくことで、自分なりの肉厚な知識集ができたと思います。暗記系は寝る前が効果的と聞きますので、寝る前30分はブロックシートを何度も復習していました。
<2次短期DVD通信講座>
前述の通り、速習テキストのインプットに時間を使っていたため、演習に進んだのは、7月に入ってからでした。そのため添削を受けることは間に合わなかったのですが、それでも解説講義を聞くだけでも、実力を向上できたと思います。自分の解答を書き切ることより、内容の骨子や構成を外さないことを意識していました。
時間が迫っていたので、本番までにやるべき演習量と過去問を計算し、一日2事例を目安に、ハイペースで進めていきました。過去問も他予備校のものを持っていましたが、解説の方向性がずれることを嫌い、TBCの過去問を購入し直しました。
朝出勤前に1時間、昼休みに1時間、夜帰宅後に1時間を使って、1事例あたり1.5時間(1時間弱で解いて、2倍速を使い30分で解説を聞く)でこなす日々でした。
想定した演習量を終えたときには、やりきったという自信を持って、本試験に臨むことができました。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士は、努力すれば誰でもきっと合格できる資格だと思います。一番の難しさは、独占業務もないため将来像をイメージしづらく、勉強のモチベーションを維持しづらいことだと考えています。「どうやったら自分が本試験まで走りきれるか」を考え、そのための環境と仕組みを作ることが大事だと思います。
「この資格を取って意味あるのか」という思考に、私自身も何度も囚われました。ただ、いま振り返ると、資格を目指す過程で、知識や思考力養われていくこと自体に価値があったと思います。
みなさまの合格を心より祈念しております。
2020年度
2次集中DVD通信講座
藤澤 諭様
不退転の決意
中小企業診断士を目指した理由
永年銀行勤務をしておりましたが、50歳を機にセカンドキャリアを見据え、これまでの業務経験の集大成としたスキル向上・資格取得を考えておりました。
事業承継に悩む企業へのサポートを進めて参りたいと考えています。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私は従前、他の受験校で通学講座を受講しておりましたが、事例Ⅰの克服が課題でした。「演習問題の作問者」、「演習講義の講師」、「基本テキストの作成者」がそれぞれ異なり、演習講義でも講師毎に、解法手順や指導方法にバラツキがありました。
一方TBCでの講座は、基本テキスト・演習問題・講義が、全て山口先生主導による一貫した内容で作成されております。TBC受験研究会の毎月の演習問題は、本試験出題企業への取材を通じ、徹底した試験員の研究を尽くした予想問題そのものだと感じます。
TBCの「具体―抽象-具体」の回答プロセスや「抽象化ブロックシート」での知識整理は、当時自分に必要な勉強方法であったと確信し、受講を即決しました。事例Ⅰに悩んでいる方にはお勧め致します。
TBC受験研究会活用法
2次講座受講開始と同時に、早稲田出版の1次テキスト(企業経営理論・運営管理)も購入し、改めて1次テキストからの復習を行いました。結果的に1次テキストも同じTBCグループのものを使用したことが合格に繋がった効果的な勉強法であったと思います。
早稲田出版1次テキスト・2次テキストは、演習問題とリンクしており、演習問題の模範解答の根拠となる理論については、1次テキストに確り記載されています。
演習問題・模擬試験の模範解答については、繰り返し写したり、抽象化ブロックシートに書き込みを行い、同じ問題には完全に対応できるレベルまで復習を行いました。試験本番においても、理論に基づく、回答を行うことができたと思います。
スクーリングは、毎回参加致しました。他の受講生と解答をディスカッションできる上、自分自身の相対レベルの把握もでき、役に立ちました。スクーリングの題材も試験員対策も兼ねた予想問題となっており、復習には時間をかけて習得を行いました。
中小企業診断士を目指す方へ
私は、2次試験は3回目で合格しました。勉強方法では、試行錯誤を繰り返し、悩みながら進めてきた状況ですが、TBCを受講してからは、この講座を信じ、不退転の決意で取り組みました。中小企業診断士の試験は、小手先のテクニックや文章力で合格できるものではないと思います。確りとした試験員の理論に基づいた解答を導き出せる知識習得と対策が必要で、私にとっては、TBCの教材・講座が合っていたと思います。仕事もしながら効率的に合格する方法を模索している方も多いと思いますが、自分の信じた勉強方法をやり切り、合格を勝ち得て頂きたいと思います。
2020年度2次短期DVD通信講座 鈴木 一樹 様
「目からウロコ」のTBCメソッド
中小企業診断士を目指した理由
ベンチャー企業を育成するインキュベーション施設のマネージャー職に転職し、日々最前線で中小企業の支援に携わる中で、企業経営全般についての体系的な知識および分析・助言・提案等における理論的な裏付けが必要不可欠だと痛感し、それらの知識等を網羅的に修得したい、との思いが強くなりました。
また、現在の仕事にやりがいは感じているものの、年度ごとの契約であるため、自らのスキルや能力を客観的に示す何らかの拠り所となるものがないと将来的に生き残っていけないのではないか、といった危機感があったことも、本腰を入れて中小企業診断士を目指した大きな理由です。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
もともとは、他社の1次テキスト・過去問題集(7科目分)、および2次の過去問題集・市販の書籍を中心に独学で勉強していました。地方に住む私にとっては通学という選択肢はなく、勉強仲間も見つけられず孤独に勉強を続けていました。
独学で1次試験は比較的簡単にクリアできたものの、2次試験の壁に数回はね返され、「今年こそは決めたい」と決意して受験校の通信講座受講を視野に情報を検索していたところ、ネットにてTBCの各テキストにはYouTubeで無料の講義動画がついていることを知り、またその講義の質の高さを知って驚愕しました。「こんな大盤振る舞いをして、この会社は儲かるのだろうか?」と余計な心配をしたほどです。
その後すぐにAmazonでTBCの企業経営理論、財務会計、運営管理、速修2次の各テキストを購入し、講義を視聴しながら基礎からみっちり勉強しなおしました。また、教材の質の高さを確信した私はTBCの過去問題集3冊(こちらも無料講義動画あり)も購入し、7月には2次短期DVD通信講座、2次模擬試験に申し込みをしました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
TBC速修1次テキスト
今年は2次試験のみであったため、1次試験の勉強をする必要はなかったのですが、2次試験に直結する企業経営理論、財務会計、運営管理については、テキスト確認⇒講義視聴⇒過去問解答(テキストに良問のみ巻末付属)⇒テキスト復習のサイクルにより知識の基礎固めを行ないました。
2次試験の学習
TBC速修2次テキスト
このテキストと講義動画には、もっと早く出会いたかった、というのが正直な感想です。
具体⇒抽象⇒具体の解答プロセス(問題文や与件文の具体的情報を知識・理論に抽象化し、その知識・理論を軸に具体的な解答を行う)は、独善的で大きくねじ曲がっていた私の解答の癖を大きく修正してくれたと思います。
また、抽象化ブロックシートを頭に入れておき、その知識の切り口を軸に答案を組み立てたほうが現場であれこれ考えるよりスピードが速い(講師は講義において外段取化と表現)という教えには、目からウロコが落ちる思いがしました。これまで、過去問や模試を何度も解いていましたが、どの事例でも80分内で全問の解答を埋めることが難しい、と感じていたためです。最終的には試験までに各ブロックシートの何番に何のテーマがあり、そこに書かれている内容も丸暗記とまではいかないものの、おおよその内容を諳んじることができるまでやり込みました。
TBC過去問題集
他社のテキストで過去問の解答・分析は行っていましたが、TBCのテキストは動画付きで、解説も要点が分かりやすくまとまっており、具体⇒抽象⇒具体の解答プロセスの実践的な活用法についても理解が深まりました。
2次短期DVD通信講座
直前対策を含む計3回の演習では、自分の答案を丁寧に添削・評価してもらえるほか、DVDによる解説が確認でき、さらに優秀答案ともう一息答案の解説動画が公開されます。これにより、客観的に自分の答案の改善点に気付く機会を得ることができました。
また、模範・優秀答案の優れている点を大いに参考にすることができ、実際の2次試験において、本講座で学習した用語や言い回しをそのまま使わせてもらうなど、有効に活用させていただくことができました。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士試験は、1次試験については費やした時間と労力に比例して実力が上がっていくものだと思います。しかし、2次試験については、我武者羅に取り組んで多くの時間と労力を費やしたとしても、取組み方を間違えると行き詰まりや限界が生じてしまうと身をもって体験しました。
その点、TBCメソッドは正しい取り組み方を示してくれるものであり、最短のルートと最小コストで合格まで導いてくれるものと実感しております。
本メッセージを読まれている皆様がTBCメソッドを身に着けて合格され、中小企業診断士として活躍されることを祈念しております。
2020年度
2次集中DVD通信講座
岡田 一馬様
凡事徹底で合格へ
中小企業診断士を目指した理由
私は現在勤務する製造業の営業職として十数年業務経験を積んで来ましたが、昨今事業環境が大きく変化する中で、対応できない場面が増えていることへの危機感がありました。その時、広範囲な知識を学ぶことができる中小企業診断士に出会い、最初は自己啓発のつもりで半ば軽い気持ちで学習を始めましたが、次第に中小企業診断士の意義や奥深さを知り、何としても合格したいと思うようになりました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
①体系化された二次試験の解法、②質量ともに優れる講義動画の存在、③通信講座で時間の融通がつけやすいこと、の3点からTBCを選択しました。
私は初めて一次試験に合格した当初、他校の二次短期講座に通いましたが、それまで何の準備もしていなかったこともあり、二次試験の勘所が掴めず得点も伸びないもどかしい日々が続きました。そのような時、書店でTBCの2次速修テキストに出会い、具体→抽象→具体のプロセスで複雑な事例をロジカルに分解する方法論の理解し易さに感銘を受けました。また講義動画も説得力があり、なぜそういう解答になるのかということがロジカルに説明され、なるほどと腹落ちする経験を得ました。加えて、通信制で時間の融通が比較的つけやすく、仕事や家事育児と両立しながら学習が進められる点も魅力的でした。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
私が合格した2020年度は一次試験からの出直しでした。過去二度の二次試験で知識の重要性を痛感したため、これを機に知識を網羅的に定着すべく、TBCのテキストとYouTubeの講義動画で7科目全てを一から学び直すこととしました。7か月もの期間が掛かりましたが、知識補充を通じて二次試験対策にもなり、結果的に合格への近道であったと感じています。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
事例の設問文・与件文を見て、用いる知識や解答の方向性が条件反射的に思い浮かぶ状態を目指し、復習の繰り返しに重点を置いて学習を進めました。
診断士を目指す方の定番の課題の一つは学習時間確保だと思いますが、私自身も会社勤めをしつつ、幼い子供がいるため家事育児の時間も必要で、まとまった学習時間はそう多く確保できません。このため、隙間時間を如何に活用するかということに心を砕きました。具体的には、事例1~3は単語カードに、演習問題や過去問の設問・解答の要約や、使用した抽象化ブロックシートの知識を記載し、通勤時間などの隙間時間に、内容を覚えるまで反復学習を行うスタイルを取りました。過去問はもちろんのこと演習問題や模試も難易度は高く、初見では対応が難しい設問も少なからずあるので、正直なところ、受験生時代を通して立派な解答を書けた経験はありません。ただ「今後類似問題に出会った際は対応できるようにする」という気持ちで、復習に重点を置いて地道に取り組みを続けました。
事例4については、私はアカウンティングやファイナンスには仕事上無縁で経験が浅いため、まずはMD定量分析・定性分析やCF計算、CVP分析、電卓の活用方法といった基礎的な部分を確実に習得するようにし、その後は演習問題と過去問を通勤電車内などの隙間時間も使いながら、数をこなして解答速度と精度向上に努めました。
スクーリングオプション
新たな演習問題に触れることができるスクーリングオプションは毎回申込みました。グループ内の受講者同士で答案を評価するので、普段得にくい緊張感を体感できること。加えて、自分より良い答案を書く受講者がグループに必ずいらっしゃったので、参考にもなりモチベーションにもなるというメリットがありました。
中小企業診断士を目指す方へ
二次試験では、論述できる水準まで知識が体系的に定着しているか、設問の趣旨が短時間で見抜けるか、が試されることになりますが、この力は地道に蓄積するほか身に付かないものかなと感じています。私は3年目に合格にたどり着きましたが、自分を信じて努力を継続できたことが試験合格に至った最終的な鍵だった、というのが試験を終えた今の感想です。私も診断士のスタート地点に立ったばかりの人間ですが、受験生の皆さんの努力が実を結び、診断士の仲間としてお会いできることを祈念しています。
2020年度
2次集中DVD通信講座
清水健矢様
TBCを使い倒す
中小企業診断士を目指した理由
中小企業診断士資格の取得を目指したのは、ひとえに自分に足りないビジネスの知識を補うためです。
私は将来起業を予定していることもあって、外部環境が目まぐるしく変化していく時代に自信を持って物事を決めていくためには確たる知識の柱が必要不可欠だと感じていたところ、中小企業診断士の存在と学習内容を知って特に企業経営理論の分野に興味が湧き、診断士資格へのチャレンジを決意しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
教室講座は自分のペースで学習を進められないこと、また多くの費用と移動時間を費やす必要があることから通学という選択肢は最初から候補にありませんでした。
まずは他の予備校の企業経営理論のテキストを購入し内容を読んでみたのですが当時知識の土台がなかった私にはかなり難しい内容で、なんとか分かりやすく解説してくれている動画はないかと探していたところ、山口先生の講義動画に辿り着いたことがTBCを選択したきっかけです。
驚いたのは何よりもその質と量で、1冊のテキストが手元にあるだけでテキストの全項目を網羅した教室講座並の講義を自分の好きな時間に受けられる上、厳選された過去問集と独自の問題集まで付いてくるという至れり尽くせりの内容は少なからず衝撃的であったことを覚えています。TBC受験研究会についての情報を集めた後すぐにテキストを購入し、その当日から勉強を始めました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
「動画を視聴する → 問題集・過去問を解く → 動画を視聴する → 問題集・過去問を解く」の反復学習、これに尽きます。
私自身あまり記憶力のある人間ではないことを自覚していたため、1月上旬に勉強を始めてから8月頭の試験当日までに最低3回は同じ動画を視聴して問題集・過去問を解くスケジュールを組み学習を進めました。
TBCの動画講義は1つ1つボリュームがあり予想以上にタイトな計画になってしまいましたが、一度覚えた内容が頭から抜けていく前に知識の維持と補強ができ、結果としてしっかりと定着した知識を試験会場に持ち込むことができました。
一次試験はTBCの一次テキストと動画講義だけで十分合格可能です。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
当初から1年半の受験計画で一次試験と二次試験の平行学習は行ってこなかったのですが、一次試験終了後に二次試験の過去問と正面から向き合った時には愕然としました。
短い文章による漠然とした問いに対してどこからどう手をつければいいのか、その流れが全く見えてこなかったからです。
1年目の二次試験に惨敗し、「このままでは合格の可能性は薄い」という危機感を持ってTBCの二次集中DVD通信講座に申し込みました。
二次試験の本格的な勉強を進めていく際に役に立ったのはTBCメソッド、中でも具体→抽象→具体の解答プロセスです。このプロセスは設問文から解答の軸を作り、方向性を絞って具体的な解答を導き出す手順を明確化することで、当時の自分が持っていた「問いに対して何をすればいいのか分からない」という根本的な疑問を解消してくれました。
速修二次テキストの第4章・抽象化ブロックシートはTBCメソッドを最大限活かすためのツールですので、このメソッドを使って本試験に挑まれる方であれば山口先生の仰る通り全暗記をお勧めします。
私はノートに丸々7回書き写して頭に叩き込みました。
ただし、いかに効果的なメソッドであっても、自分のものとして試験当日に使いこなすことができなければ意味はありません。
二次集中DVD通信講座を受講するメリットを一番大きく実感したのはその部分で、見たことのない演習問題をこなしていく中で何度もTBCメソッドを使う練習ができたこと、また添削や解答・解説についても同じメソッドに準拠しているため思考プロセスの間違いに気付きやすく、考え方の修正が容易であったことが難しい本試験においてブレの少ない解答づくりに繋がったのだと思います。
加えてストレート合格を目指す方々に差別化されないために、一次試験から時間が経って曖昧になってしまった知識をTBC一次速修テキストと講義動画で再学習するよう意識して実行していたことも、本試験の途中で失敗したと感じても次の事例に望みを懸けることができた要因であると感じています。
中小企業診断士を目指す方へ
本日は1月5日、第2次試験の合格発表日なのですが、合格発表と同じくして公表された統計資料を見ると最年長71歳から最年少は16歳の方が合格されておりました。
中小企業診断士試験の合格に年齢は関係ないという驚きと共に、その方々がこれから中小企業診断士としてどのようなキャリアを歩んでいくのかに思いを巡らせると、私の合格も単なるスタートラインにすぎないのだということを実感します。
合格というスタートラインから見える景色は一人ひとり違うはずですので、ぜひ診断士として自分だけの新しい景色を見られるようTBCをフル活用し、皆様が合格を勝ち取られることを心より願っております。
2020年度
2次集中DVD通信講座
城戸 晶様
確実に合格を掴むために
中小企業診断士を目指した理由
実家が小規模の工場を経営しており、そのサポートを行う上でアドバイス内容の的確さや説得力が得られると思ったからです。
また、資格取得という目標を掲げながら、体系的に経営に関する知識を広く学ぶことができる点も魅力的でした。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
講義内容に信頼を持てたからです。YouTubeに投稿されている一次試験の講義動画や二次試験の過去問解説動画を拝見し、非常に分かりやすく腑に落ちる解説が魅力でした。特に、二次試験の解説では単なる与件文の抜き出しではなく”具体→抽象→具体”のTBCメソッドを用いて、問題の本質を捉えながら再現性の高い解法をされており、TBCでなら安定した解答力を身につけることができると思いました。
また、中小企業診断士試験の性質に基づき、60点の解答で満足せず1点でも多く獲得することを目指した講義スタイルから、TBCで勉強すればより確実に合格できる!と思い選びました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
YouTubeの解説講義やテキストを見ながら一通りの内容を確認したのち、過去問を繰り返し解きながら知識を定着させていきました。
また、一次試験に関する講義の中でも「この内容は二次試験でもよく出る」という説明があり、その部分をテキストに書き込み+付箋を貼っておくことで二次試験に向けて復習しやすいようにしておきました。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
まずは2次テキストを一通り取り組み、TBCメソッドや知識の再整理を行いました。抽象化ブロックシートは試験直前まで何度も読み返し、必要な知識をいつでも引き出せるようになるまでインプットを繰り返しました。
毎月送っていただける演習問題は、80分の時間を計りながら自分なりにTBCメソッドに沿った解法で取り組みました。その後、なるべく間隔をあけずに解説講義をみて自分の考え方を修正・補強していきました。自分がどの部分の知識が不足しているかを知り該当分野の復習するとともに、与件文のキーワードをどのように抽象化していくかを知っていくことで徐々に力をつけていることを実感することができました。
解答返却後、自分の解答と比較しながら他受講者の方の優秀答案分析講義の動画を活用して再復習していました。優秀答案・もう一息答案・自分の答案を比較することで、自分の課題は何かを具体的に分析することができました。
事例4に関しては質問フォームも複数回活用致しました。事例4は元々あまり得意ではなく、細かい計算方法や指標について理解しきれないところがどうしても出てしまい、そのような時には質問フォームを活用していました。回答ははやくて当日中に返信をいただくことができ内容も非常に丁寧なものでしたので、時間をムダにすることなく勉強を進めることができました。
2次試験対策(スクーリング)
スクーリングには合計4回参加しました。受講者一斉に演習問題を解く緊張感や、グループディスカッションでの他受講者との交流は非常に良い刺激になりました。特に、グループディスカッションではグループ内でメンバーの考え方や自分の解答に関する客観的な感想を聞くことができたり、他の方のわかりやすい文章の書き方・視点を参考にしたりすることで、モチベーションの向上と解答力の底上げをすることができました。
中小企業診断士を目指す方へ
勉強方法や試験対策についてWebページやYouTube動画などを通して多くの情報に触れることと思います。その中で、自分が信じられる情報や勉強方法を選ぶことが必要になりますが、その際に注意していただきたいのは中小企業診断士試験は小手先のテクニックだけで合格するような簡単な資格試験では決して無いということです。本番の試験で確実に合格を勝ち取るためには、普段の演習から『60点で満足しない姿勢』と『問題の核を掴んだ再現性のある解答力』が重要です。
TBCの講座では、より高得点を目指していく講義と、TBCメソッドの活用で難問に対しても安定して対応できる解答力を身につけることができます。是非、TBCのノウハウを追求して合格を勝ち取ってください。
2020年度
2次集中DVD通信講座
毛利 好古様
TBCを信じ、勝つまでやりました!
中小企業診断士を目指した理由
社会人として、自身の考えの軸を持ちたい、市場価値を客観的に示せるものを持ちたい、と考えたのが始まりでした。
具体的には以下となります。
・仕事をする中で、自身の考えが正しいのか迷うことがあり、ビジネスマンとして世間一般に正しいと思える知識を体系的に身につけ、迷いを減らしたい。
・本資格を取得することで、ビジネスの知識を全般的に持っていると客観的に示せる。自身の価値を自身で高め獲得できる。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
中小企業診断士について検索した際、TBC受験研究会が動画で講義を配信しているとのことで、Youtubeを見たのが始まりです。
「これなら全然わからない自分でも学習できる!」と思いました。「こんなレベルの高いものを自宅で自由にいくらでも聞けるのか!」と感動したのを覚えています。
過去に中小企業診断士の資格取得を考えたことがありましたが、その際は書籍か学校に通うことしか手段がなく、書籍を見ても「これはハードルが高いな、」と諦めた経験もありましたので、時代は動いているなと非常に驚きました(自身は多年度受験生で、昨今は他の動画もありますが、先発企業はTBCだと思います)。
Youtubeの講義動画は非常に分かりやすく、量も十分にあり、「これなら全くわからない分野でも、少しずつでも理解して十分身に着けらるぞ!」と。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
Youtube動画が主、TBCの書籍を副として、まず動画を聞き、不明点を書籍で補うようにして利用しました。(書籍の分量をはじめからすべて読んで理解し頭に入れる、というのは私には困難に思えたためです)
はじめは通常の速度などで聞いていても、1度聞いたものは2倍速でも理解できていくようになります。また、動画はやる気が起きないときでも、流して聞いているだけで次第にやる気が出てきます。そのため、継続して学習するのにも有用と考えます。
書籍としては、特に「特訓問題集<1>、<2>」は、非常に強力だと思います。白書の勉強って何するんだろう?と思われている方、こちらで十分です。動画を2回転くらいしてテキストを1度通してすると、7割は超えると思います。もっときちっとすれば、きっと8割以上もいけるんだろうなと。(こちら、売り切れるのが早いので、早期の購入をお勧めいたします!)
なお、1次試験は2回合格しておりますが(つまり二次が2回は落ちてしまったと^^;)、私は2回目受験時、1度合格しているので大丈夫と油断して学習時間をあまり確保せずに挑み、一部得点が不足してしまいました。もし1次試験をまた受験される必要がありましたら、2次で出ない科目は、特に注意されたほうがよろしいと思います。(次はTBCの動画をきちんと聞き学習しなおし、十分得点を確保できました。教材はTBCの提供のもので十分ですので、あとはやるかやらないかだと思います)
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
速修2次テキスト、2次集中DVD通信講座(短期)、速修2次過去問題集〈6〉平成28~30年度 を活用いたしました。
①速修2次テキスト
動画を中心に、2次試験とはどういうものか、どう解いていけばよいものか、というのを学習いたしました。特にブロックシートは切り離し通勤時にも確認し、知識の定着に努めました。
②2次集中DVD通信講座(短期)
鬼門であった事例Ⅳに特に注力し、通信講座の問題をすべてやり直しました(私は多年度受験のため、過去複数年のものを含みます)。間違った問題は合うまでやり直しをすることで、問題になれることができるとともに、計算ミスもしないようになりました。結果、今年度の本試験では、時間内に全問解き切ることができました。
③速修2次過去問題集〈6〉平成28~30年度
TBCの模範解答は論理展開がきっちりしており納得感があり、大変素晴らしいと思います。問題を解いたのち、どの視点が漏れていたかを解説を確認して理解し、模範解答を模写し馴染ませました。
なお、TBCの2次集中DVD通信講座は非常に強力で、まさに同じ設問が出たこともありました。TBCの問題を時間を確保しきちんとしていれば、十分合格圏内の点を確保できるものと思います。
中小企業診断士を目指す方へ
学習の過程で、幅広くビジネスについて学ぶことができ、自分の考えの軸が持てるようになりますので、ぜひ目指されている方はそのまま勝つまで進まれることをお勧めいたします。多年度受験となったため、サンクコストの考えに陥ってしまっていないかと思うこともありましたが、学習過程で得た知識、考え方に無駄はないと信じております。
特に、TBCメソッドの具体→抽象→具体は、仕事のみならず日常でも有用な考え方で、複雑なものごとには特に適用して考えようと意識しております。
TBCのテキスト、動画、通信教育で合格できますので、あとは時間をいかにして確保してやるか、だけだと思います。(自身は諸事情という言い訳で、直前期以外はなかなか学習を進められませんでした。結果多年度となってしまいましたので、結局ある程度の時間は必要なんだと思います。)
中小企業診断士の口述試験を受け合格を確信したのち、興味半分で求人サイトで「中小企業診断士」で検索すると、いくつか出てきました。
転職など考えていなくても、自身の市場価値を客観的に見ることができ、少し感動しました。
苦労して合格したものは喜びも大きいものです。
ぜひ学習を継続し、合格されることをお祈りいたします。
2020年度
速修2次テキスト
吉田 英樹様
速修2次テキストは学習の道標になりました
中小企業診断士を目指した理由
私は、もともと金融機関に勤務し約10年務めたのちに地元北海道Uターン転職しました。業務内容がハードだった金融機関時代に比べ、比較的時間に余裕が生まれたときに以前からチャレンジしたかった中小企業診断士試験に挑戦することを決意しました。現職場でも中小企業への支援を行う業務内容であったことも一つの要因でした。
学習は基本的に独学で、期間は1年間の短期勝負とすることを念頭にスタート。1次試験は、某通信教育講座を利用し満遍なく知識を詰め込み、過去問を中心に学習しました。1次の範囲は広く、得点が伸びない科目もありましたが、もともと金融機関での経験から財務は得点源となりました。法務は民法改正の論点が全くカバーできておらず、足切りギリギリの44点と肝を冷やしましたが、なんとか1次を通過することが出来ました。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
1次試験通過に全集中していたことから、試験終了後に初めて2次試験の内容を確認しました。初めは与件文から具体的な企業のイメージが掴みやすいため、無機質な1次よりも楽しく取り組める印象でしたが、学習を進め、手始めに模試を解いてみたあたりから、与件内容を理解し、的確なキーワードを拾い、時間内に記述すること、その山の高さに愕然とした記憶が鮮明に残っています。
今後の学習をどう進めようか思慮しながら、たまたま検索でヒットしたのが2次テキストの解説動画でした。「いまは公開されている動画で学習ができるんだなぁ」という軽い気持ちで見始めたのですが、山口講師の話術や論理構成、魂のこもった伝え方に次第に引き込まれていき、教材もないのにあっという間に2時間ほど経過していました。これ以上動画だけみても非効率であり、そのまま書店に直行し購入しました。それが私のTBC受験研究会との出会いです。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
2次試験の学習
私の2次に向けた学習の基本は「2次テキスト」です。まずは動画とテキストでTBCメソッドを徹底的に習得するよう努めました。その際、他の教材とは圧倒的に差別化されているなと感じたのは、「動画の質」です。単なるオマケ程度に公開している動画ではなく、本質を包み隠さず発信していることに価値を感じました。語弊があるかもしれませんが、深いことは考えず、2次テキストをちゃんと習得できれば合格できる内容である、と信じることが出来たのは、教材や学習方法等で彷徨いがちな独学者にとっての道しるべとなると思います。
加えて、私は模擬試験も活用しました。時期的に早期に実施されており、現状の実力が図れましたし、なんと言っても採点にコメントがひとつづつ付されており、不足する論点などを丁寧に指摘して頂きました。余談ですが、模試の事例Ⅰの採点は非常に厳しく、自身の解答や模範解答と比べて、「この記述はもっと点数がついても良いはずだ」と自問自答しました。今思えば、模試の点数は極論どうでもよく、自身がその事例を深く掘り下げられるかが重要であり、模試ではそのきっかけを作って頂いていたのだと、今になって感じています。
中小企業診断士を目指す方へ
診断士の試験は網羅的・体系的に学習する必要があり、かつ2次では表現・記述力も問われる総合的な試験だと感じています。合格してからがスタートであるとよく言われますが、受験の過程でこれらの学習に小手先ではなくしっかり向き合うことで、自然と良いスタートが切れるのではないかと信じています。
特に、独学であった私は学習法に迷いが生じていましたが、速修2次テキストを道標に走りぬくことが出来ました。中小企業診断士をこれから目指す方は、多かれ少なかれ学習方法にお悩みになることもあるかと思いますが、時に直感も交えながら、これと決めた方法で貫き通すことも大切かと思います。
2020年度速修
2次テキスト
鈴木 洋雅様
TBCだから続けられた
中小企業診断士を目指した理由
以前から中小企業診断士の資格には、興味があったものの、なかなか勉強を開始することができずにいました。そうした中、新型コロナウィルスの影響で自宅にいる時間が増え、このような異常事態時だからこそできることはないか、と考えるようになりました。そして、周りに起業している友人が多く、何か役に立てるような知識を勉強できれば、と思い、以前から興味があった中小企業診断士の勉強を開始しました。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
独学でいこうと最初から決めていたので、まずは情報収集から入りました。独学合格者のブログ等、インターネットで片っ端から独学での合格方法について調べました。当初は、どの教本がいいのか、ということに焦点を当てていたのですが、結局のところ、どれを使ったとしても、受かる人は受かる、というのが私なりに至った結論でした。そのため、どうしたら続くのか、どういうスタイルが自分に合っているか、が大切だ、と思いました。私の場合、ただ本を読む、というものですと、飽きてしまうのと、内容をすぐ忘れてしまいます。そのため、Youtubeで講義を受けられるTBC受験研究会がよさそうだ、と思い、試しにYoutubeで講義を視聴してみたところ、山口先生のトークにとても説得力があり、よし、ここにしよう、と決め、速修テキストを全巻(情報システム以外)揃えました。Youtubeでの講義は、あくまでも講義であるため、情報量が多く、ただ本を読むのと比べ、忘れにくい、といったメリットがあります。例えば、Aである、とただ記載されているよりも、なぜAなのか、といった理由がある方が、Aであることが頭に残る、といった感じです。こういった部分がTBC受験研究会のYoutubeの講義にはあるため、これが、ストレート合格につながった要因であると思っています。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
1次試験の学習
一次試験については、Youtubeの講義を視聴し、1章視聴したら、その単元の過去問を解く、といったことを行いました。そして、間違えた問題についてはチェックをし、解説をよく読みます。そして、次の1章を終えたら、前章のチェックした問題と、今回の章の過去問を解く、といった勉強を行いました。また、苦手な箇所については、2~3周これを繰り返しやりました。
2次試験の学習
二次試験については、速修二次テキストをまず1周し、後は抽象化ブロックシートの暗記と、過去問5年分を2周しました。その際、「具体→抽象→具体」のTBCメソッドをしっかりと押さえるように意識しました。
中小企業診断士を目指す方へ
とにかく、このYoutubeの講義を繰り返し視聴することが大切だと思います。そして、イメージすること。私は去年からフィットネスジムに通っているのですが、幸いなことにWi-Fi環境があるため、そこでも聴きながらトレーニングをしていました。最初よくわからなくても、なぜか複数回聴くとわかるようになってきます。とにかく繰り返し聴くことです。また、二次試験については、抽象化ブロックシートの内容をしっかりとおさえること。試験当日、何が問われているのか、正直わかりませんでした。ただ、抽象化ブロックシートの内容を思い出して、×にはならないであろう、という内容を記載したことが、二次筆記試験に合格できた最大の要因だと思っています。抽象化ブロックシートをしっかりと暗記し、「具体→抽象→具体」のTBCメソッドを意識したことが良かったのだと思います。中小企業診断士の資格は、独学でも十分合格できます。TBC受験研究会の教材を徹底的に活用して、合格を勝ち取ってください。独学で勉強に不安を持っている受験生の方々の後押しになれば幸いです。
2020年度
速修2次テキスト
六田 圭佑様
情報戦で後れをとりましたが、何とか合格できました
中小企業診断士を目指した理由
昔から中小企業診断士は知っていましたが、二次試験が記述試験であり、文章を書くことが苦手な理由で、ずっと逃げてきました。10年ほど前、あこがれだったコンサルタントになりました。その初日に、先輩から「コンサルタントは、①人に教えること、②人を指導すること、③文章(論文・記事等)を書くことの3つが重要である」と教わりました。それからも書くことへのコンプレックスがあったのですが、突然に、中小企業診断士を勉強したら文章力がつくのではないか、と思ったのが昨年でした。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
昨年は、過去問のみで一次試験に臨み、「経営法務」と「中小企業経営・政策」が不合格でした。勉強しない割には試験の出来がよかったようにも思えますし、過去問だけでよく受けたもんだとも思いました。さすがに、今年は勉強が必要と思い、本屋で立ち読みし、Amazonを探し、ネットで口コミを読みました。資格予備校のテキストを読むだけでは勉強ができるようには思えませんでした。一方、授業に通うには、時間の制約があり、また、若い人の中では恥ずかしい気持ちもありました。TBCの利点は、テキスト+Youtubeなので自分のペースで勉強ができることでした。また、いくつか動画を視聴し、山口先生の説明が分かりやすかったことも選んだ理由です。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
1次試験の学習
今年の一次試験では、不合格科目の「経営法務」と「中小企業経営・政策」に加え、平均点60点を獲得するため「運営管理」を受験することを決めました。一次試験対策では、速修テキスト「運営管理」「経営法務」、特訓問題集「中小企業白書」を使い、講義動画を1.5倍速で見て、ノートにまとめました。知的財産法では過去問で9割取れるようになったことに自分で驚きました。中小企業白書では、山口先生から「これは覚えるだけ」と叱咤激励を受け、このような(あとで使うことのない)情報を記憶することに苦痛に感じていましたが、何とか一次試験を通過することができました。
2次試験の学習
一次試験の自己採点で合格を確認したときから、二次試験の勉強を開始しました。今考えると、遅いスタートだったと思います。当初は、何を書いたら正解なのか、どのように書くのか等、なかなか分かりません。試しに過去問を書いてみても、それが何点なのか分からないという惨憺たる状況でのスタートでした。一次試験でこれだけTBCにお世話になり実力も付いたので、自然に二次試験対策もTBCの「速修2次テキスト」と講義動画から勉強を開始しました。文章コンプレックスから80分間文字を書き続けることが苦行のようでしたが、徐々に慣れていき、「速修2次過去問題集」を繰り返し解き続けました。主にSWOTの要素についての線の引き方、VRIO分析の利用方法、抽象化ブロックシートの利用方法など自分のプロセスの確立を目指しました(ただし、正直に言うと、プロセスの完成を待たずに記述試験の当日を迎えました)。勉強していく中で、2次試験の模試の申し込みに気が付かず、最後に1回だけ受けた模試で強烈なフィードバックをいただき、勉強し、受験しました。合格の手応えはなく、もう一年やるのかとモヤモヤしていましたので、筆記試験の通過はとても嬉しかったです。本当にTBCと山口先生のおかげです。ありがとうございました。
中小企業診断士を目指す方へ
合格はできたものの、一次試験での取りこぼし、二次試験の勉強方法、模試の申し込み忘れなど情報戦での失敗がありました。教訓として、情報収集はネットだけでなく人(TBCなど受験予備校、先輩、試験仲間)からもおこなうことをお勧めします。最後に、TBCで口述試験対策も受けることができたのですが、いつもはYoutubeの向こうにいる山口先生と話ができたことに感激しました!みなさんにも良い結果が訪れることを祈念いたします。
2020年度
速修2次テキスト
遠藤 博幸様
無料動画と「抽象化ブロックシート」を徹底活用
中小企業診断士を目指した理由
私は金融機関に30年勤め、現場で多くの経営者・マネジメント層にお会いし、様々な経験をさせて頂きました。役職定年を控え、この経験を活かし、これからの将来を担う経営者の方に少しでもお役に立てればとの思いで、中小企業診断士の資格取得に向けて勉強を始めました。又趣味のマラソン・トレイルランニングもコロナ禍の中、エントリーを予定していた大会が全て中止となり、勉強に専念する環境となった事も大きな要因です。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
もともとは他社の通信教育のテキストを使用していましたが、中小企業白書・中小企業施策科目だけは試験対策を後回しにしており、試験が近づく中であらためて範囲が広いことが解り、あわててコンパクトにまとまっているテキスト・問題集を探していました。TBCの特訓問題集(早稲田出版)は、無料動画付きで解りやすいテキストと問題集がセットとなっていて、とてもコスパが良いと思い購入致しました。期待以上のクオリティーで1次合格後、すぐに速修2次テキストを購入させて頂きました。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
1次試験の学習
①2020特訓問題集1中小企業白書②2020特訓問題集2中小企業施策については、無料動画を視聴しテキストに追記する形でインプットに努め、「重要ポイント攻略編」「択一・短答問題攻略編」の問題を3回転してアウトプットしました。
2次試験の学習
自己採点で1次合格が見込まれてから準備を始めましたので、短期間での対策が必要であり1次試験で活用したTBCの2次試験対策用の③「速修2次テキスト」を使って、「具体→抽象」のプロセスを繰り返し、過去問を解いて、無料動画で解答プロセスを身に付け。知識面のフィードバックを「抽象化ブロックシート」に追記し必要な知識面を整理して行きました。加えて、過去問解説の無料動画は毎回、新たな気づきがあり、正しい理論が学べ勉強を継続する中で、少し楽しみになっていました。2次試験合格後も更に理論的に勉強を続けて行きたいとの思いが強くなりました。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士試験対策は、TBCテキストに書いてある通りです。あとはその勉強を継続出来るかどうかだと思います。継続するには人それぞれ環境が違いますのでやり方はそれぞれだと思います。私の場合、継続するには小さな目標達成に対して、少しのご褒美があれば続けられました。それは正しい理論を学ぶことでした。試験はやり方を学び、継続することで必ず合格に近づけると思いますので、最後まで諦めず頑張って下さい。
2020年度
速修2次テキスト
齋藤 彰様
独学・ローコスト・シルバーでも合格できる
中小企業診断士を目指した理由
中小企業診断士を目指したのは定年退職後の起業を考え始めたからです。
販売士登録講師の養成講習会に参加したとき、受講生の半数が中小企業診断士でした。合格率は50%と思い勉強を始めましたが、実力不足で1次4回2次2回と合格までに5年を要しました。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
資格取得に使える資金が少なかったことが独学の最大の理由です。
1次試験は会社の指定する通信講座が実質無料でそれを利用しました。ただし、講座を自分で選択できず、2社の講座を受講しましたが、教材との相性が合否に影響すると実感しました。
令和元年の1次試験に合格し2次試験に挑みましたがBBCB合計211点の結果でした。
2次は独学では無理かなと思い受験校や自主勉強会の説明会に参加しましたが、駅ビル現場でのローテンション勤務のため特定の日時に参加するには時間的な制約がありました。
GWに2次用のテキストを探していたところ、診断士試験プロ講師の無料講義で合格を目指そう!とのタイトルが目に入り速修2次テキストを購入しました。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
2次試験の学習
長時間学習時間が確保できるときは過去問の演習、短時間のときは速修2次テキストの動画学習と時間の使い分けをしました。8月下旬に実施される模試の時期を目途にひととおり学習が終わるよう計画を立てました。
山口先生が講義で繰り返し述べられているよう「2次試験に合格する」ために速修2次テキストを基本書として活用しました。
第1章 2次試験の傾向と対策
独学の弱みは2次試験に対する情報が少ないことです。試験委員や取材企業への取材に基づく事例問題作成のプロセスが紹介され、過去問を解くポイントを掴めたと思います。
第2章 2次試験攻略法
単元毎に例題を解いてから動画で学習しました。漠然とテキストを読むより、画像と音声により重要ポイントが知らず知らずのうちにインプットされていたようです。
80分以内で解答を仕上げることが課題でした。
設問文の抽象化を行うための四角枠の囲みやメモ、与件文のマーカでの色分けや段落番号付与などのテクニックを伝授いただき、設問文と与件文のポイントを視覚で印象づけることで、解答時間の短縮化ができました。
第3章 科目別攻略編
単元毎に問題を解いてから動画で学習しました。テキストに線を引いたりメモをして「具体⇒抽象」のプロセスを印象づけしました。
問題演習では解答例を参考に自分の解答を添削し、知識の強化に役立ちました。
第4章 抽象化ブロックシート
過去問を解き、自己採点・添削する時に、あいまいな知識を抽象化ブロックシートで確認し、ファイナルペーパーを作成しました。暗記が苦手なため、無理して覚えようとせず、繰り返し抽象化ブロックシートを利用することで知識の強化ができました。
中小企業診断士を目指す方へ
しぶとくあきらめなければ独学でも合格できます。合格するとの強い意志を持ち、自分にあった教材や勉強法が見つかれば急激に得点力はアップします。
ローコストで合格できます。速修2次テキスト1冊で51回29時間の無料講義が動画で受講できます。口述試験対策はTBC受験研究会の模擬面接を無料で受講させていただきました。月刊誌や受験校の無料添削はプロが丁寧に指導してくれるので独学者にはお薦めです。
シルバー(55歳以上)でも合格できます。54歳で1次試験を受け始め58歳で2次試験に合格しました。学生のような瞬発力はありませんが社会人生活で習得した知識や文章能力が活かせます。年齢より一定以上の勉強時間を確保できるかが合否のカギと思います。
令和2年度2次試験の体験的なアドバイスを2点ほど紹介します。一つ目は、新型コロナ感染症対策としてマスク着用が義務付けられましたが、マスク着用をして平常心で試験に臨めるか不安だったので、会場実施の模擬試験を受け体力が持つか試しました。論点が合わず上位50%の成績でしたが、4科目とも時間内に解答を完了でき、マスク着用でも不安がないことを確認できました。二つ目は、事例Ⅳが40%未満で足切りがあるか不安でしたが、山口先生のおっしゃるとおり2次試験は相対評価のようです。事例Ⅳは時間との勝負です、難しい問題に手を出さず簡易な問題を解ければ合格できます。経営分析、ROIの易しい問題を解き、記述問題を埋め、損益分岐点売上高は時間切れ。NPVを時間内で解くのは不可能と捨てたことが勝因でした。
2020年度
速修2次テキスト
小栁 秀明様
きっかけは先輩の一言 ~そして、今までと違う世界が見えてくる~
中小企業診断士を目指した理由
きっかけは、会社の先輩から「お前は、重箱の隅をつつくことが多いよな」という言葉を頂いたことからです。
この言葉は、社内での昇進とともに「自身のキャリアをどのように形成していくか」について考える機会をあたえてくれました。
振り返ると、専門知識のみを習得し、経験を頼りに業務をこなすことが中心となり、視野が狭くなっていました。さらに、自身の細かな点ばかりに気が向いてしまう性格が拍車をかけている状態になっていました。
そこで、「幅広い知識を習得し、目指す方向(未来)を見極める力を身に付けたい」と考え、中小企業診断士を目指しました。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
2019年は、他社のテキストを活用し、独学で運良く1次試験を通過できました。ですが、2次試験は対策が不十分だったことで、全く歯が立たない状態でした。
当時の2次試験を振り返った時に、1次試験の知識が不十分、設問の理解不足、ロジックが正しくない、表現不足など、学習内容を見直す必要に迫られました。
そこで、このような点を解決する方法を検討したときに、2次試験の受験会場で「TBC速修2次テキスト」を眺めていた人を思い出して検索したところ、私に不足していた「知識の補充」や「設問の理解」に加えて「事例ごとの対策」などが学べると考え、早稲田出版さんのテキストを活用する事を決めました。
なお、私は2019年12月末から2次テキストでの学習を進めました。ですが、2020年の2次試験で合格レベルに達する自信がありませんでした。そこで、2020年は1次試験から再チャレンジすることを決意し、分りやすい動画講義を受講できる早稲田出版さんを選択し、1次試験の苦手分野克服と2次試験の知識強化を行いました。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
1次試験の学習
「テキスト→動画→テキスト→動画」を繰り返しました。自分の都合の合う時間に「講義学習」を進められる。というだけでなく、厳選されたポイントに対した講義を受講できます。また、非常に理解しやすい内容になっており、繰り返すことにより理解を深めて、記憶への定着が効果的に行えました。
2次試験の学習
事例に対する自分の解答・分析との比較を行い、与件の抽出モレ、分析項目や着眼点の不足、ロジックの誤りなどの振り返りを行っていきました。
模擬試験は、
知識ベースや多面性が不十分であった解答に対して、的確なフィードバックがされることで、見直しすべきポイントの洗い出しができました。
中小企業診断士を目指す方へ
本資格の特徴の1つとして、「知っているというレベルではなく、活かせる知識として習得することができる」ということがあります。
学習を通じて「自身の知識が深まる」という点以外に、実務においても知識を活用できる機会が多く存在していることに気づき、実務に対しての充実感も変わってきました。
私からのアドバイスは、大まかな学習計画を作成してコツコツ学習を進めてください。そして2次試験対策として、80分という制約を課して事例を解き、解答後に知識ベースのモレや間違いが無いかをしっかりと振り返ってください。これを何度も繰り返し実践する事で、精度が向上していき合格に繋がっていったと感じました。
最後に、学習は長期的なものになり苦しい時期もあると思います。
ですが、この目標に向けて学習することで様々なコトが学べ「違った世界が見えてくる」という『楽しさ』を感じてもらえればと思います。
2020年度
速修2次テキスト
平野 将士様
「知識」を軸に回答する
中小企業診断士を目指した理由
総務・人事部門に所属しており、数年前に社会保険労務士の資格を取得しました。
自身のスキルアップと職務領域の拡大を図るため、次の関連資格を探す傍ら、各支店の責任者や社員に対し、与信管理の重要性や経営に関する知識、リーダーシップ等、人に関する教育が自社にとって必要だと考え、中小企業診断士の資格の勉強を始めました。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
中小企業診断士の勉強を始めた当初、正直試験のロードマップはあまり調べなかったため、2次試験の内容はあまり知らずに始め、とりあえず1次試験の合格を目指しました。また、1年目は科目合格ができればよいと考えていたため、できるだけコストを抑えて学習したいと考えていました。
インターネット等で調べる中で、講義を無料で公開していただける早稲田出版書籍のテキストは非常に魅力でした。また、過去問も巻末に付属されていたため、別冊で過去問集等を購入する必要もなく、効率的に学習することができました。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
使用した教材
2020年速修テキスト
2017年2次集中DVD通信講座 スクーリング
2019年2次集中DVD通信講座 スクーリング
2020年2次公開模試
速修2次過去問題集
2次速修テキスト
1次試験の学習
通勤途中に動画を1.5倍速で見て、家に帰ってテキスト学習、過去問学習を行いました。
科目合格があれば、と臨んだ1次試験でしたが、運よく1次試験はテキストと動画のみで合格することができました。
2次試験の学習
1次試験の合格通知が来てから2次試験について調べ始めたため、2次試験を始めた当初は試験の性質をあまりつかむことができず、与件文の言葉をそのまま使用したり、他社のキーワード中心の過去問を覚えるように努めたりしており、模試を含めて点数はあまり伸びませんでした。1年目の試験結果は事例1がCと、足を引っ張る結果となりました。
2年目以降、TBC受験研究会の2次試験対策講座を受講することで、「1次試験の知識の重要性」を理解することができ、特に事例1は他社の模試を含めて成績を伸ばすことができました。「抽象化ブロックシート」を理解して暗記するとともに、企業経営理論で学んだ個別の知識や内容を体系的に理解するように努め、「成長戦略」と言われたらこの分野、「競争戦略」と言われたらこの分野というような形で、知識を体系的に理解することの重要性に気づきました。与件文に引っ張られるのではなく、「この問題はこの分野の知識を問われている」ということを意識し、「知識を軸にした解答」をすることで、不得意だった事例1の苦手意識がなくなり、事例1の回答に自信を持つことができました。
また、スクーリングにも参加し、グループ討議と講師陣の丁寧な説明により、自分と他の人の差を把握することができました。
中小企業診断士を目指す方へ
私自身は2次試験を4回落ち、5回目でようやく2次試験を合格することができました。
2次試験は解答が公表されず、勉強時間が点数に比例しないため、1回で合格する方もいれば、私のように230点台で何回も試験に落ちてしまい方もいます。運やセンスによるところも間違いなく残る試験だとは思いますが、少なくとも2次試験は試験の性質上、体系的・効率的に学ぶためのノウハウが必要で、完全独学にはあまり向かないと思います。
TBC受験研究会は通勤や仕事の合間などにも講義動画が視聴できる等、通信学習として、非常に優れています。また、「知識を軸」にした学習のため、2次試験だけでなく、合格後の中小企業診断士としても活用できると考えます。
2020年度
速修2次テキスト
赤井 勇作様
衝撃の出会い
中小企業診断士を目指した理由
自身がビジネスマンとして最低限必要な知識が不足していると感じ、広範囲な知識を身に付けたいと思ったことがきっかけです。
なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか
1次試験では過去問を中心とした学習をしていました。
2年をかけて4科目に合格しましたが、どうしても過去問だけの学習だと、合格率の低い科目に合格できず、勉強方法に迷いがありました。
特に中小企業経営・政策は、毎年手ごたえがなく、合格率が23%だった平成30年でも41点と非常に残念な結果でした。
そこでインターネットで検索したところ「TBC中小企業診断士試験シリーズ特訓問題集1・2」が良いとの記事を見つけ、藁をもすがる気持ちで書店に向かいました。
軽く内容を確認したところ、テキストの厚さは薄めであるにもかかわらず、非常にわかりやすく「衝撃の出会い」となりました。
そこで初めてTBCの存在を知り、購入予定のなかった、「TBC速修テキスト<3>企業経営理論」と「TBC速修テキスト<5>経営法務」も合わせて購入しました。
TBC受験研究会(早稲田出版)活用法
1次試験の学習
企業経営理論、経営法務、中小企業経営・政策の苦手3科目が最終的に残ってしまい、その際にお世話になりました。
無料の動画を見ながら、テキストを読み問題を解くことを繰り返すことで無事に合格することができました。
特に「中小企業経営・政策」は特訓問題集2冊を何度も読み直すだけで充分だと感じます。
2次試験の学習
速修2次テキストと過去問題集を使いました。
・2019年版速修2次テキスト(TBC)
・速修2次過去問題集<6>平成28~30年度(TBC)
・速修2次過去問題集<5>平成25~27年度(TBC)
初めは具体→抽象→具体を行う意味が理解できませんでしたが、過去問をこなすうちに、具体→抽象→具体のプロセスが必要であること、抽象化ブロックシートの知識を使っていることに気づきました。
ブロックシートがあるため、ファイナルシートなるものは用意しませんでした。
中小企業診断士を目指す方へ
個人的にはこれまで取得した資格の中で一番大変でしたが、一番楽しく学習できたと感じます。
勉強の過程で知識が身につくことが実感できましたし、2次試験の学習を行ったことで論理的な思考や文章能力がアップしたと感じます。大変な試験ではありますが、勉強して良かったと感じます。
2020年度
2次短期DVD通信講座
山路 道彦様
TBCの教材を活用してストレート合格
中小企業診断士を目指した理由
弁護士として破産事件を扱った際、倒産状態になる前に経営を改善する仕事がしたいと思いました。また、組織内の公認会計士として経営陣に会計のことを説明した際には、経営の面から分かりやすく説明する必要があると感じました。これらの点から、中小企業診断士を目指すこととしました。勉強を始めたのは、2019年の10月頃です。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
一次
2020年1月上旬ころまでに企業経営理論(経営)、運営管理(運営)、経済学・経済政策(経済)の3科目について大手予備校の市販テキストの要点をまとめたノートをワードで作り、過去問を解きましたが難しく感じました。そこで、過去問の選択肢の正誤の判断材料が十分に得られるテキストを探し、見つけたのが、2020一次速修テキストでした。これを読んだ後で過去問を解くとちゃんと解けました。そこで、速修テキストを中心に勉強することとしました。
二次
解法だけでなく二次用に整理された知識のシート(抽象化ブロックシート)まで載せてあるのはTBCの2020速修二次テキストだけでしたので、これを勉強の中心とすることとしました。また一次のテキストも二次のテキストも大変良い内容なので、TBCの指導なら信頼できると考え、一次の自己採点後すぐにTBC二次短期DVD通信講座を申し込みました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
一次は、個々の論点の理解度を問うものであると思います。
そのため、対策としては、個々の論点の基本的な理解度を高めておくことが有効であるといえます。基本を理解していれば、基本的な問題は即答できるし、難問についても、基本から考えて正しいと思える解答を選んだらそれ以上悩まずに次の問題に進むことができます。
この個々の論点の基本的な理解度を高める上でTBCの速修テキストは最適なテキストであると思います。
速修テキストをしっかり勉強すれば各科目とも合格点は確保できると思えたので、資格による科目免除を活用して4科目のみ受験し、どれも70点以上取ることができました。
2次試験の学習
一次自己採点後すぐに二次短期DVD講座を申し込み、二次の勉強を始めました。一次の前には二次速修テキストの動画を一通り見ることぐらいしかできませんでした。
二次については、勉強開始時には何を求めている試験なのか把握できず、ただ二次短期DVD通信講座のスケジュールをこなしました。
合格した後になって振り返ってみると、二次で求められているものは、①一次の論点の理解を表現できること、②当該企業の特殊事情(内部環境と外部環境)に配慮できること、の2点ではないかと思えます。
①は、抽象化ブロックシートの暗記、②は与件文の分析、で、いずれもDVD通信講座のカリキュラムをこなせば自然と身につくようになっています。
ただ、私はこれらを完璧にこなすことはできませんでした。
①抽象化ブロックシートについては、自分なりに覚えやすいように一次の知識も補充しつつワードでノートにまとめて何度も見直しましたが、元々暗記は苦手で、どうしても暗記できませんでした。ただ、設問や与件文をみたとき一次の知識が連想できる程度にはなっていたと思います。
②についても、与件文をしっかりSWOT分析するととても80分では解ききれなかったので、SWOTいずれかにあたりそうなものに黄色のマーカーだけ引いて設問ごとに与件文を見直すにとどめました。ストレート合格を目指す場合実行可能な範囲にとどめることもやむを得ないと思います。
二次短期DVD通信講座の演習問題と公開模試については、フィードバックを得るために全部提出しました。そして、設問とTBCの解答を設問ごとにワードにまとめて何度も見直しました。これらの問題は、本番の予想問題でもあり、その解答例は同じような論点について同じような聞かれ方をした場合のお手本となると思ったからです。
事例Ⅳ対策としては、二次短期DVD通信講座の演習問題、特訓の問題、公開模試は、いずれも素直な良問でしたので何度も解きました。素直な良問を繰り返し解くことによって、解き方を本当に身につけることができ、ケアレスミスを減らすことができるからです。事例Ⅳで確実に合格点をとるには、難しい問題を解く必要は無いと思います。
また、TBCの平成19年度から30年度までの過去問解説の本は全て手元に置いておき、過去問で疑問が生じたときには参照しました。しっかりした解説で疑問を解消することができました。
中小企業診断士を目指す方へ
相当試験慣れしている私でも、一次は合格レベルに達するのに苦労しましたし、二次筆記試験は発表まで落ちたと思っていました。難しい試験だと思いますが、TBCの教材、講座を活用すれば合格できると思いますので、頑張って欲しいと思います。
2020年度
2次短期DVD通信講座
渡邊 立三 様
最強のTBCメソッドで合格を掴む!
中小企業診断士を目指した理由
自己啓発の一貫として、ITコーディネータ資格を取得した際、更に中小企業診断士の資格を取得する事で、「IT経営」の導入・展開・定着サービスを高度化できると考えたからです。
ダブルライセンス取得で、独立起業する事が可能と考え中小企業診断士を目指しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私は、2019年度は2次集中DVD通信講座、2020年度は2次短期DVD通信講座を受講しました。合格までに2年の時間を要しましたが、通信講座、1次・2次速修テキスト、スクーリングを通じて、中小企業診断士試験の学習に取り組みました。
1次試験は、限られた予算の中、速修テキスト・特訓問題集と無料動画のみを活用させて頂き、模擬試験・過去問題を解くこともなく、合格することが出来ました。
1次試験後、TBC受験研究会・講座説明会に参加(2018年暮れ)、2試験対策はTBCメソッド習得が最善と考え受講を決意しました。
2次試験では、具体的な問いかけである設問に対して、知識・戦略フレームを駆使して分析・抽象化し、与件文章から具体的な解答要素を抽出する必要があると知見を得ました。
この「具体・抽象・具体」の思考プロセス、つまり、2次試験攻略に必要な「メタ思考」を唯一学ぶことが可能なのがTBC受験研究会であると気づき、TBCを選択しました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
2次試験を想定して1次試験の科目学習を組み立てました。
①企業経営理論(戦略)と特訓問題集・・・共通
②企業経営理論(組織論)・・・事例Ⅰ
③企業経営理論(マーケテイング)と運営管理(流通)・・・事例Ⅱ
④運営管理(生産)・・・事例Ⅲ
⑤財務・会計:事例Ⅳ
の組み合わせ順で、2次試験とのリンキングを意識して学習を進め、最後に
⑥経営法務
⑦経営情報システム
に取り組みました。
日々の学習は、各科目・各章毎に下記手順で進めました。
①速修テキスト速読
②必須テーマ[〇・×]チェック
③動画視聴
④速修テキスト熟読
⑤問題編
この順で学習すると、苦手意識のある科目も学習ハードルが下がり、学習が継続しやすかったです。
2次試験の学習
前年2次試験の不合格の原因は、TBCメソッドの習熟度・理解度が低かった、特に抽象化ブロックシートの暗記が重要であると分析し、2020年1月より学習を再開しました。
1.速修2次テキスト
動画を視聴しながら、下記手順でテキストを学習し、基礎固めを行いました。
1)「第2章2次試験攻略法・第3節」で、解答プロセスを見直す。
2)「第3章科目別攻略編」で、解答EXCELシートを作成し、「具体・抽象」を学習。
2.「抽象化ブロックシート」の暗記
抽象化ブロックシートの各知識を、9つの知識エリアに分類整理しました。
共通
①環境分析・中小企業白書
②全社戦略
③ターゲット選定
事例Ⅰ
④組織戦略
⑤人事戦略
事例Ⅱ
⑥マーケティング戦略
⑦個別マーケティング
事例Ⅲ
⑧生産戦略
⑨生産オペレーション
抽象化ブロックシートの全知識項目をマップに配置し、頭の中の「棚」に知識を定着化させました。
これにより、マップ図は設問分析時に、「検索エンジン用のインデックス役」として有効に機能しました。
3.速修2次過去問題集Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵの取り組み
速修2次過去問題集を参考に動画を視聴し、平成19年~30年の12年分の48事例の過去問を解答しました。温故知新、平成19年から順番に、TBCメソッドで設問分析し、与件文章にSWOT・抽象化メモを記載し、解答設計に取り組みました。
4.前年度2019年度の2次集中DVD通信講座・スクーリング資料の再学習
DVDの再視聴から始め、再度学習し、理解不足を見直しました。この学習により新たな気づきが得られました。
5.2020年度2次短期DVD通信講座
模擬試験の替わりに、セルフ模試試験形式で、通信講座の課題をタイムマネジメント練習として取り組みました。また、新試験委員の出題予想、スクーリングの新傾向問題もノートにまとめました。これにより、解答プロセスを最終仕上げできました。
6.直前期(2週間前)
速修2次過去問題集と通信講座の事例を、設問分析とTBC模範解答の確認を毎日速読方式で学習しました(与件文は読まない)。また、TBC模範解答を、写し書きし、文字を書くトレーニングを励行しました。
以上1~6が、私の2次試験学習法です。
中小企業診断士を目指す方へ
昨今は、中小企業診断士試験の学習方法・情報は、ネット等で数多発信され、迷いが生じることもあります。しかし、TBCメソッドが最強と信じ、その習得・習熟度を高める事を優先してください。道は必ず開ける、と思います。
山口統括講師・講師の方々のアドバイス、「基本に忠実」「最後まで粘り強く」「1点でも多く」に留意し、TBCメソッドで、ぜひ勝負してください。
激動の環境の中、TBCメソッドで体得した「メタ思考」は、先行き不透明で迷路にさまよう中小企業様の御支援に役立つと考えます。生涯の武器になると思います。
TBC受験研究会の学びをきっかけに、皆様が、中小企業診断士になり、新しい人生を歩み出される事を祈念致します。
2020年度
2次集中DVD通信講座
半田 泰代様
合格の先を見据えた新たなる一歩を
中小企業診断士を目指した理由
以前よりMBAに興味を持っていましたが、長年、時間や費用の捻出が難しく、躊躇するままに時間が経過していました。
あるとき、中小企業診断士というMBAと同等の学習内容を網羅した国家資格があることを知り、取得にかかる費用と時間を考えてもMBAより効率的だと考え、勉強を始めました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
2019年の二次本試験前に、たまたまYou Tubeで過去問の解説動画を拝見し、その当時にもやもやしていた事例解釈がスッキリしました。
その感覚が、試験後も記憶に残っていました。
試験後、複数の受験校の本試験分析や模範解答を見比べ、聞き比べし、TBCのアプローチが最も共感できたのと、また、講座料金も手ごろだったので、不合格確定後にお世話になることを決めました。
具体的には理論を重視し、一度、理論ベースに抽象化をしてから再度具体化するという考え方に共感しました。 一度、You Tubeでスッキリ体験もしていたので、共感度も上がったと思います。
TBC受験研究会活用法
事例1~3
一度目は80分を意識し、必ず初見で解きました。40分で与件解釈と回答枠組みを作成し、40分で作文を終わらせる事を目標にしていたので、それぞれの40分スパンに対して時間が超過した場合は、どこの作業(どこの設問)で遅延したのか深堀しました。
その後、模範解答との答え合わせを行い、回答のズレが大きかった設問と、対応時間がかかりすぎた設問を重点的にDVD視聴し、最後に再作文しました。ブロックシートは辞書的に使用し、できなかった論点とその周辺論点は、スマホに写真を撮って通勤中に復習しました。
添削答案と自分の評価、優秀答案・もう一息答案は、意識的にしっかり読み比べるようにしました。結果として、各演習ともに直後および添削返却後の二度のタイミングでレビューすることになり、学習の定着につながりました。
事例4
計算問題は繰り返し演習しました。 添削提出用の初回解答こそ、80分通しで行いますが、その後は設問単位で、日々ちょこちょこと繰り返し解くようにしました。
難解な演習問題は、解説の文字を読んだだけでは頭に入らないので、該当箇所のDVDの解説を腹落ちするまで聞き直しをしました。遠山先生の説明は丁寧でわかりやすかったです。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士の学習内容は広いですが、実務に直結する内容が多いので、学習は楽しく感じられると思います。学習を進めるだけでも、自分の考えが多面的になり、基礎知識も上がっていくので、日々成長を感じることが出来ます。さらに試験を突破できると、成功体験となって、自分への自信を深めることが出来ます。
学習を通して得た知識が新たな興味と目標を呼び込みます。中小企業診断士の勉強を始めなければ、まったく思いつきもしなかった新しいキャリアの目標も、今、頭の中にあります。ようやく筆記試験が終わって、次に駒を進める事がとても嬉しいですし、非常にわくわくしています。また国家資格を得て進める道の中には、年齢やジェンダーに縛られない生き方も用意されていて、その点もとても魅力だと思います。もし、今、少しでも中小診断士に興味があるのであれば、とりあえず始めてみるのが良いと思います。
2020年度
2次集中DVD通信講座
園田 知子様
合格の先を見据えた新たなる一歩を
中小企業診断士を目指した理由
中小企業診断士として活動する夫を間近にし、企業経営者の抱える問題にともに向き合い解決を目指すことの大切さとやりがい、またその問題の解決方法も多岐にわたり幅広い分野で活動ができる仕事であると思っておりました。
長らく一企業で働いてきた私には縁遠いと思っておりましたが、子供の小学校入学を機に退職し、次のキャリアについて考え始めたとき、その今まで思っていた中小企業診断士の、他の仕業とは異なり業務内容や枠にとらわれることなく自分自身の興味得意とすることで人様のお役に立てることがあればそれを仕事にできる、というところに惹かれ挑戦を致しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
まずは中小企業診断士試験とはどのようなものであるかを調べるために書店へ向い、数種類の参考書を見比べ聞いたことがない難しそうな内容ばかりが並ぶ中、表紙の山口先生の笑顔と動画講義というフレーズに目が留まり、軽い気持ちで企業経営理論を一冊購入したことがきっかけでした。
自宅に戻り、その動画講義の充実した内容とボリュームを知り本当に驚きました。運よく手に取ることができ、今となればオンライン講義という時代に即した講義を活用させていただき本当に幸運なスタートを切ることができたと思っております。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
テキスト内容を動画で視聴出来ることで、独学による間違った知識の修正はもとより理解力を深め、講師の方の身振り手振りやフレーズにより記憶にも残りやすく、効率よく学習を進めることが出来ました。
特に経済学や経営情報システムなど知識ゼロの科目や不得意分野やその問題を重点的に何度も視聴を繰り返すことでき非常に有用でした。またテキストと選りすぐられた良問のみの過去問が一冊にまとめられていることから、それらを同時進行で取り組むことが出来、合格に向け効率よく学習を進めることができました。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
速修2次テキスト
取り組み始めた2020年1月時点ではTBCメソッドの抽象化はもとより解答欄がまったく埋められないという状態で、テキストの自己分析マトリクスでいうまさにタイプ1の与件分析力不足型でした。そもそも一次の知識理解不足であり、まずは抽象化ブロックシートの暗記を重点的に取り組みました。
2次集中DVD講座
2020年2月から始めた月1回の課題提出は大変でしたが、このマイルストーンがあったからこそ、一次の学習とバランスよく進めることが出来たと思います。初期段階から80分という制限時間や文字数の意識付けができたことは独学では出来なかったこと思います。
とはいえ、私自身がその制約内で導き出す解答はお恥ずかしいレベルではありましたが、講師の方々の適切かつ温かい添削に励まされながら、また同期の方々の優秀答案ともう一息答案への講師の方の分析講義もよいタイミングでアップロードされていたため復習として自分自身の解答と照らし合わせることが出来、大変勉強になりました。
この講座の素晴らしさは、毎回の演習課題が綿密な出題分析をふまえたものであるという点にありますが。特に直前対策においては今年度の一次試験内容を踏まえたものを反映すべくぎりぎりまで分析調整されたうえでご用意頂いたものであるとのこと、その機動力には感服致しました。また本講座の高い的中率は出題者の意図分析、把握の賜物であり、二次試験前の総仕上げはこちらの演習問題に集中し本番に臨みました。
速修2次過去問題集Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
過去問題については他社でもありますが、TBC教材は何よりも解説内容が非常に充実していることです。二次試験は解答内容よりもどのような考えでそのような解答になるのかということが重要であり、TBCメソッドの具体→抽象→具体の実地訓練として活用させていただきました。
中小企業診断士を目指す方へ
合格に向けて様々な勉強法や情報が巷にあふれ、あれこれ手を出してしまいたくなることもあるかと思います。そんな時こそTBCメソッドを信じて忠実に従ってください。
山口先生をはじめ講師の方々が講座でよくおっしゃっていた、“基本に忠実に、最後まであきらめずに粘り強く1点でも多く”、私自身も二次試験の最中この言葉に幾度となく助けて頂きました。
TBC受験研究会では中小企業診断士としての学習はもちろんのこと、合格後のキャリアについて折に触れ考えさせて頂く機会も多く、自分自身のありたい姿、あらたなる目標を意識しながら中小企業診断士試験合格に向けての学習ができます。
変化が求められる時代環境下においてTBCを活用された方々が、中小企業診断士としてそれぞれの新しい一歩を踏み出せますことを願っております。
2020年度
2次集中DVD通信講座金井 利仁様
合格と自己成長
中小企業診断士を目指した理由
従業員十数名程度の小規模製造業に転職し、私個人の裁量が増えた事がきっかけです。仕事全般においての判断力を身に着けるために何をすれば良いかを考えたところ、企業経営について体系的に学べる中小企業診断士資格の存在を知り、試しに企業経営理論の学習を開始したところ、いつの間にか本腰を入れて勉強するようになっていました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
YouTubeでアップされている動画を視聴し、講義の熱量やノウハウに魅力を感じ申し込みました。実は1次試験対策については、TBC受験研究会ではなく某予備校のテキストを使っていました。そのテキストを補完する目的で他の書籍や検索エンジン、YouTube等を用いていましたが、情報を調べる中でTBC受験研究会の講義動画を見つけ、視聴するようになりました。この過程でTBCの魅力を知り、2次試験対策ではお世話になることを決めました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
講義動画については、通勤時間に1・5倍速で視聴、また歩行中でも動画の音声だけ聞く等隙間時間を使い視聴時間を稼いでいました。分からない単語が出てきた際は、その場でネット検索を行う等可能な限りスマートフォンで学習を進めていきました。
2次試験の学習
1度独学で2次試験に挑み不合格となってから申し込んだ事もあり、速修2次テキストと2次集中DVD通信講座を並行して進めました。どちらも演習問題を解いた後に解説講義を視聴し、設問要求を正しく捉えているか、回答の軸を誤っていないかを確認し、文章の作り方や知識を学んでいくという基本的な流れを守り学習を進めました。
2次集中DVD通信講座については、演習問題の解答解説動画を視聴しながら返却された添削結果と優秀答案・もう一息答案を比較し、回答の切り口や言い回しを参考にすると共に抽象化ブロックシートを確認し、文章力と知識を強化していきました。また抽象化ブロックシートについては大きめの画用紙に書き写す事を繰り返しインプットしていきました。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士試験については、合格を目指す事はもちろんですが、合格までの過程そのものに最も価値があると考えております。
1次試験対策をする上で身に着けた知識が実社会において役に立つという点もありますが、2次試験対策においては与件文を正しく理解した上で設問に対する正確な解答が求められ、思考力や課題解決能力の向上に繋がります。
特にTBCメソッドである具体→抽象→具体の解答プロセスは、課題解決においての本質であり、このテクニックを学ぶ事は実際の仕事において大いに役立ちます。またこの本質を捉えたメソッドや抽象化ブロックシートが、TBC受講生の合格率が高い要因であり、中小企業診断士を目指す方は是非TBCメソッドを身に着け、合格と自己成長を実現させてください。
2020年度
2次集中DVD通信講座
東 歩夢様
社会人に向いた反復学習可能なスケジュール
中小企業診断士を目指した理由
私は、1万人を超える大企業から20人程度のベンチャー企業に転職するキャリアを歩んでいます。中小企業診断士を目指した理由は、①転職を機に業務の所掌範囲が広くなり、新規事業等多様な意思決定を行う上で経営的な目線が必須と感じたこと、②前述の経営的目線は大企業に在籍していた当時も持っておけばよかったと後悔するものであったこと、の2つから、今後のキャリアにおいても中小企業診断士を目指すことに損はなく、得することが多いのではないかと考えたためです。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
端的に記述すると、TBC受験研究会を選んだ理由は2つです。①二次試験の指導実績が豊富で、模範解答の無い中小企業診断士二次試験の勉強をする中で、理論に基づいた一定のガイドラインを提供してくれる信頼感を持てたため。
②演習と復習の反復練習を毎月行うことができ、社会人の資格取得時、緩みがちなスケジュール調整の課題を解消してくれると感じたためです。
中小企業診断士受験の経緯として、私は2019年度に独学で試験を受けるも、一次試験は突破、二次試験は事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅳの3つがB判定(50点台)、事例ⅢがA判定(60点以上)で不合格でした。傍から見ると、初年度の受験としては上々の結果のように思えるかもしれませんが、私自身は独学で行える勉強は行い、受験当日も手ごたえがあったような出来にもかかわらず、不合格となってしまったのでお手上げ状態でした。
というのも、中小企業診断士の二次試験は記述形式の問題がほとんどにも関わらず、模範解答は公表されていないため、独学で情報収集を行い、自分の観点で加点要素になりうる部分を見定めて学習を進めることに限界を感じていました。
その時、TBC受験研究会の説明会に出席し、記述問題の論理構築の方法・設問出題の背景等を豊富な知見を基に示していただき、その説明が全て私自身にとって腑に落ちたものだったこと、及び毎月本番形式に近い演習問題を回答→採点後答案を確認というサイクルができ、演習回答時点で復習し、かつ採点後に自分自身の手ごたえと実際の点数のギャップに基づいた復習を行えることから、働きながら学習を進めるためのペースメーカーとなりうることも良いと感じ、TBCを選びました。
TBC受験研究会活用法
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
一次試験合格後から活用し始めたため、二次試験の学習に関してのみ記述します。
TBC受験研究会では、二次試験の形式に合わせた演習問題が原則毎月届きます。月の第一週の週末は問題演習+復習、第二週の週末はDVDによる復習、第三週の週末は予備日とし、第四週の週末は返却された答案を確認するとともに、再度復習するというプロセスで毎月コンスタントに演習を行う形で二次試験の問題形式に慣れ続けることと回答の質を上げることに注力しました。
なお、受験日に近づくほど本業が繁忙期を迎えていた関係で、平日はほとんど学習を進めることができませんでした。独学の場合は予定したスケジュールを消化できないことがストレスにつながってしまうため、以前の私であれば精神衛生上良くない方向に向かっていたと思いますが、問題演習を適切な量こなしていたこと、予備日を設けるスケジュールを立てていたため、(勉強時間は十二分の確保が叶いませんでしたが)メンタルの状態は悪くなることもなく、学習を継続できました。中小企業診断士を目指す方は仕事をこなしながら受験する方が多いと思いますので、時間の確保が難しいなどの外的要因に対しても防衛策を取ることが重要だと思います。私は学習のペースメーカーとしてTBC受験研究会を活用できたので、その点は良かったと感じています。
なお、時間があまり確保できなかった関係で、講義・教材は活用しましたが、模擬試験は受けただけの状態、その他書籍や特別講座等は使用していません。自分の時間でこなせる量を集中的に行った方が定着しやすいと思いますので、私は自分が確保できる時間で消化できる量しか行いませんでした。
中小企業診断士を目指す方へ
中小企業診断士は、決して易しい試験ではないですが、一次試験で求められる広範囲の知見・素養、二次試験で求められる各企業の実例に関して助言するための知識の応用能力ともに、経営的目線を少しでも持つためには必要なプロセスがつまっているものだと思います。
その観点から、学習を進めるのは大変だと思いますが、決して学ぶことが無駄になるような内容ではないと考えていますので、粘り強く、自分のペースで学習を進めていってください。
合格を祈念しています。
2020年度
2次集中DVD通信講座
福山 研輔 様
TBCメソッドを信じて
中小企業診断士を目指した理由
私は40歳手前で現業部門から管理系の仕事に就いてから、実務に必要な知識をその都度覚えながら日々の業務をこなしてきました。
業務遂行に支障さえなければ、その場限りの浅い理解のままやり過ごすことも多かったので、専門といえるだけのスキルが身についていないことにずっと歯痒さを感じていました。中小企業診断士には当初は興味がありませんでしたが、ふと試験科目と内容を見たときに、今まで実務で関わってきたことが殆ど網羅されていることを知りました。これは管理系の専門知識を体系的に学び直すには絶好の機会だ!と気づいたのがきっかけです。
また、企業を取材した情報番組が好きで、特に中小企業が独自の強みを活かした製品やサービスでビジネスを成功させていく話を聞くたび、いつか自分もそういう企業の役に立ちたいと思うようになりました。その夢に近づけるかもしれないと考えたのも理由のひとつです。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
初めから時間の制約がある受験校に通うつもりはなく、独学で勉強しようと決めていましたので、早速本屋に行きました。各社の参考書が並ぶ中、初見だった早稲田出版を選んだのは、テキストと問題集が一冊になっていて費用対効果が高そうだったこと、各ページのレイアウトや色使いがシンプルで分かり易く、各項目の説明文も自分好みだったこと、そして、何より動画講義が無料で見られることでした。
実は無料動画については半信半疑でしたが、帰宅して早速視聴してみたところ、そのボリュームと本格的な内容に正直驚き、すぐにAmazonで注文しました。知識中心の1次対策は書籍と動画による独学、そして、解答のノウハウ習得が重要な2次対策は通信教育というコンセプトは、非常に合理的であり受講者の負担への配慮も感じられ、大きな信頼感に繋がりました。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
2月から1次の学習をスタート、5月末までにインプット学習を終え、6~7月は過去問演習を中心に行う計画を立てました。動画が合計約12,000分、4ヶ月で全ての動画を見るには一日100分、1.75倍速で60分を目標としました。ただ、平日夜はできない日も結構あり、土日でまとめて見ることも多かったです。
動画による学習に違和感は全くなく、むしろ、教室より集中でき速度調整や巻き戻しもできるため、非常に効率が良いと感じました。テキストのみでは重要度合いや理解の勘所が掴みにくいですが、講師の生きた説明が加わることで理解度は格段に高まったと思います。
試験直前は苦手な暗記科目である法務、システム、白書に集中して取り組み、1次は何とか全科目60点以上をクリアできました。ストレート合格を目指していたので、4月からは2次向けのDVD通信講座を申し込み、並行して2次対策も行いましたが、知識がまだ定着していない中、かなり苦戦しました。
与件文と自分の実務経験を単に組み合わせたような解答になってしまい、演習の得点も40~50点台をウロウロするだけで、結局、2次試験は不合格でした。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
2年目は1年目の反省もあり、まず正確な知識を身に着けることと、その知識を軸に解答の骨子をつくり、与件文情報で肉付けするというTBCメソッドを徹底することにしました。蛍光ペンを使ったのも2年目からです。知識は抽象化ブロックシートをデータ化し、演習で気づいたことなどを随時追加しながら、隙間時間を利用して頭に叩き込みました。
演習問題は休日に解き、DVDと優秀答案解説で思考プロセスの構築と不足知識の補填を図りました。実は2年目も事例ⅢとⅣで失敗してしまい全く合格する気がしませんでした。それでも合格できたのは、自らの業務経験ではなく、知識と理論をベースに与件文に寄り添う解答が多少なりとも出来ていたのだと思います。
中小企業診断士を目指す方へ
企業経営や経営管理、組織マネジメントに関する知識を体系的に習得するには、非常に有効だと思います。特に企業で関連した実務を行っている方は、理論的な裏付けを知ることで、自分自身の納得感や他者への説得力が高まります。そして、何より自分の思考や判断に自信を持てるようになることは最大の収穫ではないでしょうか。はじめはその学習量の多さに圧倒されるかもしれませんが、TBC受験研究会の合理的かつ効果的なプログラムを信じて、日々の習慣として着実に取り組んでいければ、必ず合格への道が拓けてきます。合格後の姿を思い描きながら頑張っていきましょう。
2020年度
2次集中DVD通信講座
鈴木徳雄様
TBCの通信講座で憧れの診断士に。
中小企業診断士を目指した理由
父と兄が学者・技術者であったことから、起業家の方々、エンジニアの方々のお力になりたい、と以前から思っていました。人を活かすために、自分を活かす、そんな仕事がしたい、人に寄り添えるコンサルタントになりたい、と思ったことがきっかけです。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
【1次試験】
受験生の立場に立ったわかりやすい内容と、丁寧な動画解説が、他の追随を寄せ付けない、と感じ、早稲田出版のTBC速修テキストを選びました。ポイントがコンパクトにまとまっており、解説・過去問・動画をすべて提供していることに、素晴らしさを感じたのも、理由のひとつです。難しい論点は、動画解説を見る事で理解を深める事が出来、スムーズに学習が進みました。
【2次試験】
迷わず、TBC2次集中DVD通信講座を選びました。 2次試験に合格するためのすべての要素が詰まっている、と感じたのが理由です。本試験の対象企業の訪問や、試験委員の方の分析等、有益な情報が多くあり、事例問題の質も、群を抜いている印象でした。
TBC受験研究会活用法
1次試験の学習
【一次の学習方法とTBCの活用】
TBCのテキストで学習し、過去問を解く。間違えたところはテキストに戻り調べる。Excelでリストを作り、空き時間にインプット・アウトプットする。というのが基本的な学習方法でした。わからない論点は、何度も繰り返し動画を見て、理解を進めるようにしました。経済学、財務、運営、法務等、時間に追われる科目は、模試を解くときに、必ずタイムプレッシャーをかけ、行いました。結果、本番も落ち着いて臨むことが出来、ミスを減らし、普段の力が発揮できたように思います。
2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)
【二次の学習方法とTBCの活用】
<教材>
二次試験対策テキストで、二次の作法を理解する。テキスト巻末の抽象化ブロックシートをしっかりと定着させる事を重点的に行いました。覚えるというより、反射的に言葉が出てくる位見て、聞いて、書いて覚える。私は、ノートに自分で書いてみて、自分で読んだ音声を録音して定着させました。
<模試や答練>
答案練習を、時間短縮で解き、自分の抜け漏れを探す。問題の優先度を決めて、1事例の全体の流れをつかむ。具体⇒抽象⇒具体の流れで、うまくできなかった所を動画や解説を見て、復習する。次回の答練では、プロセスを意識して解答する。の繰り返しでした。
<講義>
DVDの解説が素晴らしかったです。 講義の中の先生方のお言葉が合格のポイントだった、と実感しています。
山口先生の、 「時制を必ずチェックして、解答要素を探すこと。」 「知識系の問題もある。ブロックシートを頭に入れて絶対に見落とさないように。」
遠山先生の、 「疲れた頭ですべて情報収集しようとせず、優先順位を決めること。」 「解ける問題と解かない問題を見分け、解ける問題の処理ミスを防ぐこと。」
先生方のお言葉を何度も思い出せたお陰で、本試験では大きなミスをせずにすみました。
中小企業診断士を目指す方へ
一次試験は、7科目合格をしなければなりませんが、 TBCのテキストと過去問題集、模試等を効率的に行えば、必ず通過できると思います。 二次試験は、試験会場で先生の言葉を思い出し、自分を信じ、落ち着いて臨んでください。 そうすれば、必ず、結果はついてきます。 不安になったり、弱気になったり、私はそんなことばかりでしたが、 先生方に支えられ、一次も二次も、口述試験もなんとか乗り越えられました。 何が、あっても診断士になる、という気持ちを持ち続け、初心を忘れずに、 頑張っていただければと思います。 私も、新人診断士ですが、 来年、診断士になった皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。
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