2019年度合格体験記

2019年度速修

2次テキスト

道本 浩司様



スクーリングのすすめ

中小企業診断士を目指した理由

 管理職として自分の属する組織のマネジメントはできるようになってきましたが、一方で自分の属する組織や業界でしか通用しないマネジメントではないかと思うようにもなりました。そこで、マネジメントや経営に必要な一般的かつ広範な知識を得るために、中小企業診断士の勉強が役立つのではないかと思い、自己啓発の取り組みとして始めました。


なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版)を選んだか

 もともと自己啓発の取り組みで始めましたので、費用はかけたくないという思いがありましたが、その中でもTBCは圧倒的にコストパフォーマンスが高いことです。実際、中小企業診断士に合格しますと診断士の資格を維持していくだけでも費用はかかりますし、診断士活動を行っていくにはさらに初期費用やランニングコストもかかります。したがって、受験生期間で多くの出費を伴うことは避けたいと思い、動画を無料で視聴できるTBCを選びました。


TBC受験研究会(早稲田出版)活用法

速修2次テキスト

 動画内容が優れているのはもちろんですが、抽象化ブロックシートは過去の2次試験で問われた1次試験の知識をモレなくかつコンパクトに纏められています。私は原始的ですがテキストの抽象化ブロックシートの部分を切り取り、隙間時間を活用して覚えるようにしていました。また、過去問を解いたときに抽象化ブロックシートの何番の知識を活用し、どのように解答へ盛り込んでいくのかを必ず確認しました。実際、2次試験でも、抽象化ブロックシートの内容は全ての事例において活用しましたし、活用できれば合格ラインへ確実に近づきます。


スクーリング

 私は関西在住なので大阪開催のスクーリングを受講しました。独学のデメリットの一つとして、自分の解答の長所や改善点を客観的に把握することが難しい点だと思います。私はこの弱点を別の方法で克服しましたが、スクーリングやDVD講座を受講されることにより合格ラインへより確実に近づけるのではないかと思います。スクーリングではオリジナルのミニ事例をその場で解答し、受講生とのディスカッションを通じて自分の解答の長所や改善点を把握し、他の受講生の解答プロセスなどを吸収することができます。何より山口先生の熱意ある生講義を拝聴することで、以後の動画を視聴するときに臨場感や親近感が高まり動画内容も頭に残りやすくなったと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

 合格すれば、自分自身に自信がつくのはもちろんですが、様々なフィールドで活躍し、かつ中小企業診断士を目指して頑張った志の高い方達と接する機会が数多くあります。これらの機会を通じてさらに自分自身を高めていくことができます。確かに勉強をしていて辛いときもあるかもしれませんが、合格すれば自分自身の世界を広げられることを信じて、最後の最後まで諦めずに頑張ってください。必ず合格に近づきます!

2019年度

2次短期DVD通信講座

岡本 崇志様

「独学と通信講座でストレート合格」

中小企業診断士を目指した理由

起業に向けて経営スキルを身につける方法を探すうちに診断士の資格を見つけました。


現在は会社員ですが、以前は長らくフリーランスを続けていました。

何度か法人設立を考えましたが、結局踏み切れずにいました。

身近に経営者が多く、大変さを肌で感じていたことも慎重になった理由です。


会社を運営する力をつけるにはどうすれば良いのか。

そうした中、診断士の資格であれば、

ある程度の経営能力が身についたと客観的な基準で言えるのではと考えました。

一方で試験勉強を通して診断士としての業務にも大きく興味を惹かれました。

同じく起業や経営に悩む方の力になりたいとも思うようにもなりました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

【一次】

仕事が忙しく、最初から通学講座は選択肢にありませんでした。

一次試験の勉強法を探してTBCの充実したYoutube講座を見つけました。

コマ数が多く、しっかりしたテキスト(速修テキスト 早稲田出版)もあり、

これなら独学で進められる、覚えるまで何度も見返せるので通学より良いのでは?

と思い選びました。


【二次】

一次試験後に対策を始めたため試験まで二か月ほどしかなく、

通学する時間が惜しいため通信に絞りました。

TBCは一次の学習を通じて教材の質に信頼感がありました。

また以前に受けていた二次模試のオリジナル問題でも首を傾げるようなところがなく、

本物感があり、試験に対する知見の確かさを信頼できた点も選択した理由です。


TBC受験研究会活用法

【一次】

主に通勤時間を利用してテキストでインプットを図り、

Youtubeの講義動画で理解不足を解消していきました。

土日のまとまった時間で練習問題を解くアウトプット、

足りない部分はYoutube講義に戻ることで効率よく

知識の定着を図れました。


動画は独自形式でなくYoutubeのため、スマホでもPCでも、

必要な時に即探して見られ、とてもありがたかったです。

講義動画はコマ数がかなりありますが、仕事をしながら音声を聞いて学習を進めました。

流して聞くだけでも効果がありますし、分からなければ戻ればよいので気が楽です。

科目によっては数えきれないほど繰り返し視聴した講義もあります。


山口先生の講義では知識に関連した事例などを交えて教えていただけますが、

中でもTBCのビジネスモデルを語る場面が本当に楽しそうで好きでした。

そういった姿勢に惹かれて企業経営理論を好きな科目にできたのではと思います。


【二次】

<教材>

とにかく抽象化ブロックシートを頭に叩き込め!につきます。

これほどシンプルに必要な知識がまとまっている教材が他にあるでしょうか。

模試や本試験で直前復習に活用している方を多数見かけました。

やはり有効性を感じている方が多いのだと思います。


<講義>

私は一次合格を確認してから短期DVD講座を受講しました。

TBCオリジナル問題は出題予測に基づいた論点がたくさん詰まっていました。

ただ解きっぱなしにせず解答を深く読み込み、

可能なら一次テキストに戻って復習すると効果的です。

添削が期限に間に合わなかった事例も自己添削で復習し余さず活用しました。


<模試>

大手予備校の模試も複数受けましたが、TBCの問題は解いていて、

一番過去問の感覚に近く、本物感が高いように感じました。

私程度の力量ではなかなか図り切れませんが、

この本物感は本試験への理解度が高さから来るのではないかと思います。

本試験の練習としてもおすすめできます。


<スクーリングオプション>

二次試験直前のスクーリングが試験勉強を通して受けた唯一の会場講座でした。

この講座が初めての他の受験生と話す機会となりました。

講座ではグループワークで他の受験生の回答を読ませていただきましたが、

その仕上がりを見て強い危機感を持てたことが最大の収穫でした。


中小企業診断士を目指す方へ

通勤時間の活用や土日の過ごし方など、

ご自身に合った学習スタイルを早めに見つけ、

習慣化することをおすすめします。


また中小企業診断士の学習を進める上で、コスト意識は大事です。

合格してからも診断士は実務補習など何かとお金がかかります。

独立も考えている方なら資金が必要でしょうから、

なおさらコストパフォーマンスは意識したほうが良いです。


一次はTBC動画講座とテキストで独学できます。

二次は変な癖をつけないために確かな相手から添削を受ける事をおすすめします。

私の場合、TBCの2次短期DVD通信講座の受講は優れた事例教材が得られ、

合格後のライティングセミナーにも無料で参加でき、

コストパフォーマンスの良い選択でした。


中小企業診断士は合格してからがスタートだなと改めて感じています。

これから目指される方は合格後のご自身をイメージして学習を進めると

意欲が湧いてくるのではないかと思います。

2019年度

2次集中DVD通信講座

大塚 正明様



「「七転び八起き」諦めず、挑戦し続けた道のり」

中小企業診断士を目指した理由

 中小企業診断士の資格を知ったのは、今から18年前でした。40歳を目前に、将来に対して漠然とした不安を持ち、自身の能力にも限界を感じていた頃です。そこでいろいろと探索しましたが、幅広くビジネスの知識が身につき、取引先への適切なアドバイス等、仕事に役立つ能力が身につく資格として、診断士試験に挑戦することを決意しました。


 学習を始めてすぐに、平成13年1次試験の過去問を解いてみました。すると正解率55%と、あと5%で合格できる水準。1次は楽勝と思い込んだことが大きな勘違いでした。平成13年は現在の試験制度になった最初の年で、非常に易しかったのです。翌年から1次試験を受験しましたが、基礎知識をつけるまで時間がかかり、合格できたのは平成17年でした。もちろん2次試験はまだまだ力不足でした。


 その後、途中休止期間もありましたが挑戦を続け、50歳も半ばを過ぎると目指す理由も変わりました。生涯現役として社会に貢献したいという思いや、診断士として経営者に寄り添い、企業の発展をサポートしたいという思いです。その思いが日々強くなり、学習を継続するうえでのモチベーションとなりました。最終的には2次試験に7回落ちましたが、8回目で晴れて合格することができました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 TBC受験研究会との出会いは、平成15年となります。1次試験は楽勝と思っていた頃で、2次対策としてTBC「2次本科総合ビデオ通信講座」を申し込みました。結局、1次試験が不合格となり、同時並行で学習していた2次通信講座は消化できずに終わりましたが、山口講師をはじめ竹永講師、鳥島講師のわかりやすく、エネルギーに満ちた動画解説に魅せられたのを覚えています。


 その後、複数の他社教材で学習しましたが思うような結果が残せず、動画解説付の速修テキストが発売されてからはTBC受験研究会(早稲田出版書籍)に絞りました。理由は、①コストパフォーマンスに優れていること、②動画解説がわかりやすく、重点項目を中心に、効率的にインプットできることです。


 特に1次は範囲が広く、多年度受験生においては、マンネリに陥らず学習意欲を保つためにも、効率よく弱点を克服することが必要です。動画解説の講師の方々は入れ替わっていますが、わかりやすさと熱心さは、昔のままで、飽きずに学習を続けていくことができました。


TBC受験研究会活用法

 1次については、「速修テキスト」にある過去問題集を解き、間違った個所の知識を補充しながら学習を進めました。過去問もテーマ別に出題されていることから、わかりやすく、2度3度と問題を解くことで知識の定着を図りました。


 2次については、「速修2次テキスト」による①「具体→抽象→具体」メソッドと②「抽象化ブロックシート」の知識の定着を図りました。特に「抽象化ブロックシート」については、ノートに転記して穴埋め問題を作り、4回5回と繰り返し、書けるレベルまで、学習しました。2次試験本番は時間との勝負、限られた時間の中で設問と与件をすばやく読込み、すばやく解答を導くためには、これらを縦横に使いこなせるか否かが、勝敗の分かれ目になると思います。


 「2次集中DVD通信講座」では、「具体→抽象→具体」メソッドと「抽象化ブロックシート」の知識を組み入れた演習問題で構成され、繰り返し学習することで、知識が定着してきていることを実感できました。また、事例Ⅳの演習問題や新試験委員対策も充実していることから、最後までTBCを信じて、集中して学習に取り組むことができました。


中小企業診断士を目指す方へ

 私の場合、合格まで非常に長い道のりでしたので、人に勧めることはできませんが、諦めず挑戦し続ける気持ちと、学びの大切さを体得することができました。1次科目の知識の補充として、簿記、ITパスポート、販売士、宅建士の資格試験に挑み、その都度クリアしてきたことも、継続できた要因と思います。


 今回は8度目の挑戦であり、それなりに自信もありましたが、一抹の不安も感じ、それを振り払いながらの戦いでもありました。


 筆記試験に合格して、すぐに口述対策の問題集をTBCに依頼したところ、山口講師が電話口に出てきました。「合格おめでとう、口述も油断せず頑張ってください」との言葉は、旧知の恩師と再会し労いの言葉を頂いたかのようで、本当にうれしかったです。


 その口述対策の問題集と講義動画も大変役に立ちました。書くと話すは、別能力ということを改めて感じ、通勤時間を利用して、動画再生で一人問答をしました。また妻の助けを借り模擬面接も行いました。お陰で口述試験は無事にクリアすることができ、12月25日の合格発表を妻は泣いて喜んでくれました。妻の理解と支えがなければ、ここまで継続できなかったと思います、本当に感謝です。


 最後に、TBC受験研究会の講師の皆様には長きにわたりご教授いただき大変ありがとうございました。お陰様で中小企業診断士試験を隅から隅まで味わい血肉とすることができました。今後はこの資格を大いに活かし、使命を感じ取りながら新たな目標にチャレンジしていく所存です。

2019年度

2次短期DVD通信講座

香川 遼太郎様


「まさかの火の玉ストレート合格」

中小企業診断士を目指した理由

元々グループ会社の企画・管理の仕事をしており、業務に活かせる専門知識を習得できないかと考えていました。そこであるグループ会社の社長と話をしていた時に、中小企業診断士なる資格があることを聞き、書店で参考書を手に取ったのがきっかけでした。初めは受験までは考えておらず、「まあ業務に活かせる知識が身につけばいいだろう」くらいの思いで勉強を始めたのですが、勉強していくうちにのめり込んでいきました。また、自分の勤務先の会社が大企業に買収されるという発表もあり、何かスキルを身につけないと生き残っていけないのではないかという危機感も手伝って、中小企業診断士を目指す決意をしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

受験するにあたりあまりお金はかけられないことから予備校通学は考えておらず、独学で合格することはできないかと考えていました。そこでインターネットで情報収集していた所、コストパフォーマンスならばTBCが最高であるという情報を見つけました。早速書店に行って本を手に取ってみると、膨大な量の講義動画が無料で視聴できるということで、目を疑う衝撃でした。また、テキストの中身もシンプルな二色刷りで見やすく、過去問まで付いており、これは独学者にとってベストの選択肢だと思いTBCの速修テキストを使って勉強することを決めました。一次試験合格後は、引き続き二次試験の勉強法について情報収集し、添削指導を受けた方が良いことがわかりました。TBC短期講座は通信講座である為自分のペースで勉強できること、そしてやはり他社と比較して断トツのコストパフォーマンスであることから二次試験でもTBCで勉強することを決めました。


TBC受験研究会活用法

一次試験については、速修テキストと無料講義動画を使ってインプットを行いました。会社帰りにカフェで講義動画を視聴し、翌日の通勤電車の中でテキストを読んで復習するというサイクルで勉強していました。マインドマップを作ってみたりもしましたが、最終的には余計な手間をかけずにひたすらテキストを読み込んで覚えるという方法が最も効率的であったと思います。またテキストについては、裁断しスキャナーでデータ化した上でiPadに取り込んで、スキマ時間にいつでも読めるようにしていました。これにより7科目全てのテキストを持ち運ぶことができ、いつでも科目を切り替えることができますし、荷物も軽くなり体への負担も減りました。


二次試験については、速修2次テキストと2次短期DVD通信講座で勉強しました。勤めている会社の昇格試験があったり、プライベートでのイベントが控えていたりと、添削指導については結局一度も提出できず、勉強時間も多く確保できない状況でした。「今年の二次は記念受験で、来年が本番かな」と思っていましたが、そのような状況でも、できるだけのことはやろうと思い、抽象化ブロックシートだけはとにかく頭に叩き込もうと専念しました。知識さえ持っていればどんな問題が来ても何かしらこじつけて書けるだろうと考えたからです。結果的にはこれが功を奏したのだと考えています。覚え方の工夫として、例えば事例Ⅰならば「戦略」「組織構造」「組織行動」「人事」と各レイヤーごとにブロックシートの番号を分類し、「アウトライナー」というアプリを使って打ち込んで整理し、知識として取り出しやすいように覚えました。打ち込みの作業によって記憶も定着しましたし、問題を見たときにどのレイヤーのどの知識を使うかが判断しやすくなったと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

全合格者を見回してみても自分ほど勉強時間が少なく、行き当たりばったりの人はあんまりいないんじゃないかなと思います。それでも独学でストレートで合格出来ました。その要因の1つは、常にいい方法を探して効率的に勉強できたことではないかと思います。勉強のデジタル化もその一つです。もう1つは勉強を楽しめたことだと思います。勉強が嫌だと思ったことはあまり無く、常に興味を持って取り組めたと思います。これから合格を目指す方は、自分に合ったやり方を見つけてそれを貫いてほしいと思います。とにかくやってみなければ始まりません。TBCの教材はいずれも低価格・高品質で敷居が低く、まず少しかじってみるというのには最適だと思います。自分も最初は「このテキストなら安いし、途中で挫折しても大した痛手にならないだろう」くらいの不純な動機でした。この体験談を読んで1人でも診断士を目指す方が増えてくれれば幸いです。頭の良し悪しやセンスで決まる試験ではなく、根気さえあれば受かる試験だと思います。頑張ってください。

2019年度

2次集中DVD通信講座

水野 藍様


「理論に基づく講義と的中率」

中小企業診断士を目指した理由

仕事の都合で財務や経営に関する知識の重要性を感じたことがありながらもいつしか時間が経っていたのですが、たまたま書店で中小企業診断士の書籍を見かける機会がありました。

そこには財務の他、経営や法務など学びたかった分野が満遍なく網羅された書籍が並んでおり受験を決意しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

「中小企業診断士を目指すきっかけ」でお話した書籍を購入したのですが、そちらは早稲田出版のものではありませんでした。しかし、書籍だけでは理解しにくい箇所があり、1次試験の短期合格を目指していることもあってか私には合いませんでした。

そうして独学の限界も感じ悩んでいた折、TBCのYouTube動画を見かけました。理論に基づき「なぜそうなるのか」「試験中に度忘れした場合もこのように理論立てて考えると解くことができる」と教えてくださる講義は丸暗記の苦手な私にピッタリで「これが無料?」と疑問に思ったほどです。

そこで早稲田出版のテキストを確認したところ内容も詳しく、巻末に問題集もついており買い替えを決意しました。

お陰様で1次試験を通過し2次試験の勉強方法を考えた際に、筆記試験という特性から第三者による添削は必要であると思い、また時間的な都合も考え通信を選ぶことにしました。通信であれば、お世話になったことももちろんありますが、理論に基づいて教えてくださるTBCが良いと思い、2次集中DVD通信講座を選ぶことにしました。


TBC受験研究会活用法

①速修1次テキスト

ごくありふれた方法ですが、テキストで予習をしてから動画を視聴し、問題を解いて復習することの繰り返しでした。動画の内容が充実しており通学や通信講座と遜色ないため普段の学習はこちらで充分だと思います。

過去問を解いた際は、分からない点はテキストに戻って復習し、それを繰り返した結果、苦戦していたのが嘘のように1次試験を通過できました。


②速修2次テキスト

速修2次テキストとその動画では「与件文という具体的情報から知識や理論へ抽象化し解答という形で具体化する」具体→抽象→具体のプロセスを学びます。飲み込みが遅く、すぐに身につけられたわけではありませんが、DVD通信講座の演習で活用するにつれ、設問や与件を読んだ際に知識のアタリをつけ、知識に沿って答えることで解答のブレが減っていくのを実感できた時は大きなモチベーションとなりました。

また、巻末の抽象化ブロックシートは2次試験に必要な知識が戦略、組織人事、マーケティング、生産管理、財務、白書の分野ごとにまとめられています。知識を取り出す速さ、正確さの不足を実感していたため抽象化ブロックシートを音声化し度々聴いて覚えていました。

また、過去問や演習問題を解いた後、抽象化ブロックシートのどこと紐づいているか確認し、必要に応じて追記していました。こちらがもっとも力になったと思っています。


③2次集中DVD通信講座

お恥ずかしながら質・量ともについていくのがやっとでした。

概ね、月に1回ペースで演習問題が届き、解答後には解説動画の他に、優秀答案ともう一息答案の分析動画が公開されます。他の方の答案は自分にない視点や伝わりやすい書き方などに気付くことができる貴重な機会となりました。また、優秀答案に選ばれた時は喜びもさることながら、自分の答案の長所や改善すればより点数が伸びる点を指摘して頂くことで「ここまで贅沢な講義を受けたからには合格しなくてはいけない」というプレッシャーにもなり、合格の大きな要因になりました。


④スクーリング(オプション講座)

演習問題を解いた後、5~6人のグループに分かれてお互いの答案を読み、各自一番良いと思う答案を選び話し合います。曖昧な知識では答案を選んだ理由をうまく説明できないため弱点の確認にもなりました。演習、答案の選択と議論、解説と充実した内容で毎回出席していたところ、回を重ねるごとに皆さんのレベルが上がり焦りを覚えたことも良い刺激になりました。

このスクーリングによって通信と通学の良いとこ取りができたと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

勉強方法は人それぞれかと思いますが、暗記より「なぜ」を理解して学習したい方にはTBCは向いていると思います。

また、TBCは的中率も高く、2次本試験中に演習問題で解いた内容だと気付いた問題やドンピシャではなくとも「あの演習で使った知識を応用すれば解けるのでは」と思った問題がありました。もちろん完璧に答えられたわけではありませんが、演習で学んだ内容をどの程度発揮できたか体感でき「TBCの講義をモノにすれば合格できるはず」と感じていたため、仮に今年度合格できていなかったとしても再びお世話になることを選んでいたと思います。

2019年度

2次集中DVD通信講座

佐藤 伸様


「自分で考えるプロセス」

中小企業診断士を目指した理由

10年以上前に販売士2級を取得し、よりビジネスを体系的に学べる資格として知ったのがきっかけです。受験校通学も経験しましたが、数年間は一次試験すら突破できない時期がありました。転職や子供の誕生、部署移動などで忙しかったとはいえ、いま思えば、計画も立てずにダラダラと勉強を続け、本気度が圧倒的に足りていなかったのだと思います。そんななか、あっという間に日本語をマスターしていく子供の成長に焦りを感じ、業務上でも診断士との関わりが深くなってきたことをきっかけに2018年から本腰を入れて日常的に勉強するようになりました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

日常の隙間時間に接触しやすい教材を探すなかで、TBCの動画講義をYoutubeで視聴してみたところパワフルな講義をしていた講師陣に惹かれて速修テキストを購入して一次対策の基礎を固めました。2018年に初めて一次を突破してチャレンジした二次試験は、あえなく敗退。しかし、直前期に2回参加したスクーリングで対策した論点が本試験で問われたことから、的中率の高さを実感したことに加え、キャリアアップセミナーで合格後のステップを具体的にイメージできたことから、TBCの二次DVD通信の申込みを決めました。


TBC受験研究会活用法

【一次試験対策】

主に通勤時間に無料動画を倍速再生してインプットを行い、総まとめ問題集や過去問で弱点を潰すことを繰り返しました。Youtube動画は細かく分かれているので、電車の中や歩きながらでも耳から学習でき、すきま時間を効率的に使うことができました。


【二次試験対策】

都内で開催のスクーリングには9割以上参加しました。ここで周りの受講生レベルを実感できるとともに、周りから自分の答案がどう見えているか、自分が良いと選んだ答案を他の受講生はどう評価しているか、自分がイマイチと思った答案で、どこが評価されたのか、常に新しい発見がありました。オリジナルの演習課題では、答案添削とDVD解説で事例の理解や問われている論点の理解を深め、後日公開される優秀答案と、もう一息答案の分析動画では、自分の答案がどちらに近く、採点者視点ではどうみえているのかという講義は非常に参考になりました。自分が採点者だとすると、どこが評価ポイントなのかを繰り返した結果、山口先生がおっしゃる合格答案と、あと一歩の答案での差は、本当に僅かな意識によるものだということを実感しました。


中小企業診断士を目指す方へ

二次試験では、安易なテクニックやメソッドに頼らず、自らが主体となって、合格のために何をするかを考え抜く姿勢が、本試験で問われる思考のプロセスなんじゃないかと思います。通信講座は受験校のように受け身になりすぎず、独学の暗中模索でもなく、程よく自分で考える道筋が示される勉強スタイルで自発的な考えるプロセスが磨けると感じます。皆様がそれぞれの勉強スタイルで、合格に繋がることを祈念しております。

2019年度

2次短期DVD通信講座

平河 貴志様

「合格への鍵は勉強へのモチベーション」

中小企業診断士を目指した理由

 中小企業診断士を目指した理由は金融機関に勤めていた際に、法人の顧客に対してよりよい提案がしたいと思ったためです。経営に関する知識を体系的に学べると思い中小企業診断士の資格取得を目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 講義動画を見ることで勉強へのモチベーションが維持できると考えたからです。私は1次試験全科目不合格という経験を2回しました。不合格の要因は他校の市販テキストを使用して勉強を進めていましたが、モチベーションの維持ができず勉強をあまりしないまま本試験に臨んでしまったことです。勉強の方法を変えなければ合格することが難しいと考え、改めて教材選びを再検討しました。そこで出会ったのがTBCのテキストでした。市販されているテキストにも関わらず動画講義が無料でYOUTUBEアップされていることに衝撃を受けました。実際に講義動画を視聴し勉強を進めることでモチベーションが維持でき、勉強を習慣化することができました。


TBC受験研究会活用法

1次試験

 学習当初は講義視聴→過去問演習のサイクルを繰り返して学習しました。企業経営理論、経済学などの理解が重要となってくる科目については何度も講義を視聴して理解を深めました。直前期はひたすら過去問演習を行い苦手な論点をなくすアウトプット中心の学習を進めました。


2次試験

 1次試験までは2次試験対策の時間を確保できなかったため1次試験終了後に学習を開始しました。速修2次テキストの講義を視聴したのちに演習問題に取り組みました。演習問題を解いた後にすぐに解説講義を聞き、設問分析ができているか、軸がブレていないか確認しました。

 添削結果が返ってきたら、2回目の復習として優秀答案ともう一息答案の答案と見比べながら講義を視聴しました。また優秀答案の方の言い回しを真似できるよう復習を行いました。3回目以降の復習は設問分析、解答骨子の作成のプロセスの繰り返し行い、解答の軸がブレをなくす学習を行いました。

 知識面については抽象化ブッロクシートを持ち運べるように切り離して何度も繰り返し読みました。理解が浅い部分については1次の講義動画をもう一度視聴し、知識を使えるレベルまで持っていくように努めました。


スクリーング

スクリーングに2回参加しました。山口先生のパワフルな授業を生で受講できモチベーションが上がりました。また演習問題を解く際には本番さながらの雰囲気となり、緊張感を体験することができました。演習問題を行った後のグループディスカッションでは他の人の解答を評価したり、思考プロセスを聞くことができるので非常に勉強になりました。


中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士の働きながら受験される方が多いため、仕事やプライベートの影響で挫折される方が多いかと思います。私自身、1次試験に2回失敗してしまいしたが、TBCに出会い勉強へのモチベーションを上げ、3回目の受験で1次試験に合格し、その勢いのまま2次試験も突破することができました。

 1次試験についてはしっかり学習を行えば合格できる試験ですので、モチベーションを維持して学習を続けることが重要です。2次試験についてはTBCメゾットの具体→抽象→具体プロセスと抽象化ブロックシートの知識を用いることで合格レベルに達することができます。是非TBCのテキスト、講義を使い倒して合格を勝ち取ってください。


2019年度

2次集中DVD通信講座

井上 英二様

中小企業診断士を目指した理由

①企業経営について幅広く体系的に学びたかったため。

 現在の会社が中小企業(電子部品関係の専門卸売)であり、事業の多角化や販売管理システムの自社開発等を進めて変革しようとしている状況で、中小企業診断士の資格があれば活かせるのではないかと考えました。私自身、長年財務関連の業務を担当しており、財務以外の知識が乏しく企業経営全体を俯瞰した貢献をしたいと考えていたところ、当資格の存在を知り、今の自分が学びたいと考えていた知識が網羅されていたので、迷うことなく挑戦しようと決めました。


②定年後にも活かせる知識・技能を身に着けるため。

 昨年の11月に50歳になったのですが、3年ほど前に先々のことを考えて節目の50歳になるまでにこの資格を取得することを目標にしました。いつから年金がもらえるのか分からないご時勢ですので、やりがいのある仕事を見つけて定年後も続けたいと考えました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 私の場合、主に2次試験対策として活用させて頂きました。2018年に1次試験を合格し、1回目の2次試験に臨みましたが、準備不足もあり結果は不合格でした。2019年は2次試験のみに集中すると決め、TBC受験研究会の「速修2次テキスト」「速修2次過去問題集(平成22年度~30年度)」「2次集中DVD通信講座」を選びました。実はこの年に子供の大学受験と重なり多くの出費が予想され、自分の受験に費用がかけられない状況でした。自然と通学の選択肢が無くなり独学で臨まざるを得ず、とは言うものの2次試験はテキストだけでは対応が難しいと考え、色々と思案した結果、TBC受験研究会の教材を知り、動画の内容が非常に充実していてこれなら独学で行けると確信し、また低価格ということで即決しました。


TBC受験研究会活用法

①速修2次テキスト&速修2次過去問題集

 初めに2次テキストを読んで動画で確認するを2回ほど繰り返し、行き帰りの通勤時にWiFiが繋がる喫茶店に立ち寄り、動画を1.5倍速にして何度も見て知識の定着を図りました。抽象化ブロックシートは小さくカード形式にコピーして持ち歩き、通勤の電車内などで覚えるよう努めましたが、文章を読むだけではなかなか覚えられないので、具体的な現場を想像しながら診断士になりきり社長に助言するように自分のことばにして覚えるようにしました。たまに独り言を言っているようになり、傍から見ると変な人に思われたかもしれません(笑)。


 過去問題集は、まず本番同様80分の時間を意識して自分のベスト解答を作成してから(初めのうちは時間をオーバーし、時には何時間も考えることもありました)、動画を見ながら答え合わせをしました。ただテキストの解答は満点レベルであり、自分の解答とかけ離れているケースが多々あったため、多面的に自分の解答を評価するために他社出版の受験生レベルの解答も参考にしました。


②2次集中DVD通信講座

 過去問題集と同様に自分のベスト解答を作成し、返信してからDVD講座を見て一喜一憂しながら答え合わせをしました。解答に至るプロセスに重点を置き、ヌケやモレ、自己反省を解答の横にメモを残し、同じ過ちを繰り返さないよう何度も見返しました。模範解答の内容で疑問に思った点や効果的な勉強方法について、都度個別にTBC事務局へ問い合せをして丁寧にご対応頂いたので、疑問や不安を引きずることなく常にスッキリした状態で学習を進めることができました(山口先生から直接アドバイスを頂いたこともあり動画がより一層身近に感じられました)。またDVD講座とは別に後日、他の受験生の優秀答案ともう一息答案が解説動画付きで会員専用のサイトにアップされるので、改めて自分の解答を多面的に評価することができました。


 またDVD講座とは別に大阪開催のスクーリングにも参加させて頂きました。TBCオリジナルの事例問題を制限時間内で解答し、6名ほどのグループに分かれ各人の解答を評価し合うという内容で、自分の解答に対する様々な見方を確認することができ、2時間ほどの短時間ながら有意義な内容でした。ただ2019年の大阪開催は1回しかなく、東京開催に比べ少なかったので出来ればもっと回数を増やしてほしいとも思いました。


中小企業診断士を目指す方へ

 独学&低コストで中小企業診断士合格を目指すなら、TBCを活用することをお勧めします。一般的な学習教材にありがちな一方向的なインプット学習に止まらず、ネットやスクーリングでの双方向的な講師陣とのコミュニケーションの機会が充実しているので、うまく活用すれば効果的に理解を深めて学習を進めることができます。


 私にとってこの資格取得は、どこまで学習したら合格できるか最後まで確証が持てなかった挑戦(多くの受験生がそうみたいです)でしたが、日々試行錯誤しながら一歩一歩前進して、なんとか合格することができました。同じ目標を持つ同志として、皆さんの合格を心から祈っています。中小企業診断士を目指した理由

①企業経営について幅広く体系的に学びたかったため。

 現在の会社が中小企業(電子部品関係の専門卸売)であり、事業の多角化や販売管理システムの自社開発等を進めて変革しようとしている状況で、中小企業診断士の資格があれば活かせるのではないかと考えました。私自身、長年財務関連の業務を担当しており、財務以外の知識が乏しく企業経営全体を俯瞰した貢献をしたいと考えていたところ、当資格の存在を知り、今の自分が学びたいと考えていた知識が網羅されていたので、迷うことなく挑戦しようと決めました。


②定年後にも活かせる知識・技能を身に着けるため。

 昨年の11月に50歳になったのですが、3年ほど前に先々のことを考えて節目の50歳になるまでにこの資格を取得することを目標にしました。いつから年金がもらえるのか分からないご時勢ですので、やりがいのある仕事を見つけて定年後も続けたいと考えました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 私の場合、主に2次試験対策として活用させて頂きました。2018年に1次試験を合格し、1回目の2次試験に臨みましたが、準備不足もあり結果は不合格でした。2019年は2次試験のみに集中すると決め、TBC受験研究会の「速修2次テキスト」「速修2次過去問題集(平成22年度~30年度)」「2次集中DVD通信講座」を選びました。実はこの年に子供の大学受験と重なり多くの出費が予想され、自分の受験に費用がかけられない状況でした。自然と通学の選択肢が無くなり独学で臨まざるを得ず、とは言うものの2次試験はテキストだけでは対応が難しいと考え、色々と思案した結果、TBC受験研究会の教材を知り、動画の内容が非常に充実していてこれなら独学で行けると確信し、また低価格ということで即決しました。


TBC受験研究会活用法

①速修2次テキスト&速修2次過去問題集

 初めに2次テキストを読んで動画で確認するを2回ほど繰り返し、行き帰りの通勤時にWiFiが繋がる喫茶店に立ち寄り、動画を1.5倍速にして何度も見て知識の定着を図りました。抽象化ブロックシートは小さくカード形式にコピーして持ち歩き、通勤の電車内などで覚えるよう努めましたが、文章を読むだけではなかなか覚えられないので、具体的な現場を想像しながら診断士になりきり社長に助言するように自分のことばにして覚えるようにしました。たまに独り言を言っているようになり、傍から見ると変な人に思われたかもしれません(笑)。


 過去問題集は、まず本番同様80分の時間を意識して自分のベスト解答を作成してから(初めのうちは時間をオーバーし、時には何時間も考えることもありました)、動画を見ながら答え合わせをしました。ただテキストの解答は満点レベルであり、自分の解答とかけ離れているケースが多々あったため、多面的に自分の解答を評価するために他社出版の受験生レベルの解答も参考にしました。


②2次集中DVD通信講座

 過去問題集と同様に自分のベスト解答を作成し、返信してからDVD講座を見て一喜一憂しながら答え合わせをしました。解答に至るプロセスに重点を置き、ヌケやモレ、自己反省を解答の横にメモを残し、同じ過ちを繰り返さないよう何度も見返しました。模範解答の内容で疑問に思った点や効果的な勉強方法について、都度個別にTBC事務局へ問い合せをして丁寧にご対応頂いたので、疑問や不安を引きずることなく常にスッキリした状態で学習を進めることができました(山口先生から直接アドバイスを頂いたこともあり動画がより一層身近に感じられました)。またDVD講座とは別に後日、他の受験生の優秀答案ともう一息答案が解説動画付きで会員専用のサイトにアップされるので、改めて自分の解答を多面的に評価することができました。


 またDVD講座とは別に大阪開催のスクーリングにも参加させて頂きました。TBCオリジナルの事例問題を制限時間内で解答し、6名ほどのグループに分かれ各人の解答を評価し合うという内容で、自分の解答に対する様々な見方を確認することができ、2時間ほどの短時間ながら有意義な内容でした。ただ2019年の大阪開催は1回しかなく、東京開催に比べ少なかったので出来ればもっと回数を増やしてほしいとも思いました。


中小企業診断士を目指す方へ

 独学&低コストで中小企業診断士合格を目指すなら、TBCを活用することをお勧めします。一般的な学習教材にありがちな一方向的なインプット学習に止まらず、ネットやスクーリングでの双方向的な講師陣とのコミュニケーションの機会が充実しているので、うまく活用すれば効果的に理解を深めて学習を進めることができます。


 私にとってこの資格取得は、どこまで学習したら合格できるか最後まで確証が持てなかった挑戦(多くの受験生がそうみたいです)でしたが、日々試行錯誤しながら一歩一歩前進して、なんとか合格することができました。同じ目標を持つ同志として、皆さんの合格を心から祈っています。

2019年度

2次集中DVD通信講座

戸田 智美様


「80分で全ての力を出し切るために」

中小企業診断士を目指した理由

 私は5年前、現在勤務する医療法人に財務担当者として中途入社しました。その頃から、組織は急成長し売上も数倍に増える中、組織規模に見合った組織体制を構築できず、人材育成も不十分であり、社員のモチベーションは低下し、毎月退職者が続出する状態でした。その様な組織の状態を何とかするべく尽力いただいたのが、当時顧問としてきていただいた中小企業診断士の先生でした。様々なご指導の中、改革を行い、組織が安定してく過程をすぐそばで経験させていただきました。企業が成長していくためには、規模にあった組織構造と人材育成が必要なことを実感し、より良い組織作りのために、自分自身も中小企業診断士を取得したいと思い資格取得を目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 数ある予備校の中でも、TBC受験研究会が発表されている解答速報が最も分かりやすく、また自分で書ける知識で構成されていたからです。

1次試験から2次試験までの間の少ない時間では文章力を向上させる時間は私にはありませんでした。そのため、自分が今持っている1次知識のみで対応可能なこと、端的な文章で書かれていることを基準に予備校を選びました。TBC受験研究会の解答には「具体→抽象→具体」のTBCメソッドが端的に反映されており、短期間で効率良く、合格基準を満たせる答案が書けると思ったからです。

 また、2次テキストの中では受験生の弱点がチャートに従い、3パターンに分類されています。そのチャートに従うと私自身の弱点は「与件を読み解いた知識が解答に書けていない」というものでした。TBCメソッドを習得できれば、その弱点も克服可能と考え受講しました。


TBC受験研究会活用法

 1次試験から2次試験まで時間の無かった私は、当初から80分で合格答案を書くことを目標に過去問や答練を実施しました。そのため、「具体→抽象→具体」のプロセスをいかに早く行い、具体化した知識を解答に書けるかの練習を行いました。早朝、2次過去問題集を使い、手順を守りながら解く→通勤中DVDを聞き、手順や知識の確認を行うという勉強を繰り返し行いました。

また、模擬試験では初見の図、意味がよく分からない与件や設問にであった場合での点数を取に行く練習を行いました。解答そのものよりも「具体→抽象→具体」のメソッドを意識しなくても実践できる状態にもっていきました。


 TBC受験研究会の特徴といえば、「具体→抽象→具体」のメソッドと事例企業へのインタビューであると思います。合格することばかり考えてしまい、つい忘れがちになりますが中小企業診断士は実際の企業にアドバイスを行い資格です。そのためその企業の背景なくして診断することはできません。そのことの大切さを私はこのインタビューDVDから学びました。今まで以上に企業の背景を考え与件を読むようになり、驚くことに一番点数が伸びたのは事例Ⅳでした。仕事が財務担当ということもあり、事例Ⅳが得意だった私は、どうしても計算問題として事例Ⅳを解いていたのです。このDVDを見てから、私は事例Ⅳの与件を読み込む練習を行いました。与件を踏まえ計算問題を解いていくと、他の事例と同様に現状の課題から解決、将来の方向性が見えてきます。また、事例企業のインタビューを踏まえたDVDでは実際の企業と事例企業の変更点についても解説があります。敢えて試験委員が改変した部分を知れば、意識する与件も分かってきました。


 2次試験前の直前模試後、今までの勉強方法に不安を覚えた私は山口先生に今後の勉強方法について相談しました。その際、先生からいただいたのは「手順の確認、1次試験の確認と書き出し」と言うものでした。今まで私自身がやってきた勉強方法と変わらず、不安に思いながらもアドバイスを実行しました。直前期に新しいことにチャレンジせず、やってきたことの再確認と定着を図ったことが80分という本試験の短い時間の中で全力を出し切れ合格を勝ち取れたのだと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

 年々企業の在り方が多様化していく中、中小企業診断士の資格の重要性がましていると思います。資格取得を目指す人も増える中、試験の難易度が上がったり、傾向が大きく変わることも予想されます。過去問の訓練だけでは中々限界があると思いますが、TBCメソッドは全ての事例に応用が利きます。また、山口先生がDVDの中でポロリをこぼされる言葉にも重要なヒントがあります。目と耳から必要な知識をインプットし、手を使ってアウトプットするという効率的方法で合格を勝ち取って下さい。

2019年度

2次集中DVD通信講座

中島 弘之様


「多年度受験生やシニアで中小企業診断士を目指す方へ」

中小企業診断士を目指した理由

 50歳を目前とした中で、一人のビジネスマンとして将来生きていける実力があるのか疑問がありました。一企業に長年勤務すると、社内で通用するスキルは上がりますが、それは将来的に役立つのか、ゆでガエル現象に陥っていないかという不安でもありました。自分の能力を客観的に評価し、キャリア形成を行うために中小企業診断士を目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 二次試験は、今回が4回目でした。

 1回目は独学で全く対応できず、2回目は受験校に通学しましたが成績は伸びませんでした。

一般的に合格の目安といわれる以上の勉強時間は確保していたため、2回連続の不合格は精神的に打撃を受けました。その後、2年間は中小企業診断士試験とは距離を置いた中で、勉強習慣だけは崩さずに日商簿記2級、販売士2級や宅地建物取引士を取得しました。

 昨年3月末にもう一度中小企業診断士にチャレンジすることにしました。距離を置いた2年間で、中小企業診断士を目指した理由に立ち戻れました。

【一次試験】

 ここで前回2回の失敗を活かして、解答へのプロセスを明確にしたいと考えていたところ、TBC受験研究会の「速修2次テキスト」に出会いました。先に二次試験への取り組む方向性を決めたので、一次試験もTBC受験研究会の速修テキストのみ使用しました。時間的に他の問題集にまで手を出す余裕がなかったこともありましたが、二次試験の知識としても活用できるので有用でした。

【二次試験】

 平成30年度は一次試験に集中していたため、2次試験の勉強時間が不足しており、2次短期講座を受講しましたが、不合格でした。ただし、以前2回よりも成績は伸びており、TBC受験研究会のメソッドとブロック化抽象シートをマスターできれば次はいけるかなと思い、2次集中DVD通信講座を受講しました。


TBC受験研究会活用法

【一次試験】

 Youtubeを繰り返し視聴することで、単調な暗記勉強にならずに済みました。また、テキストに「二次マーク」を入れることで二次試験の意識づけが行われ、一次試験のためだけの勉強にならずに良かったです。


【二次試験】

 実力完成演習、直前対策および模擬試験は、①時間内に解答する、②DVDを視聴しながらメソッドを確認する、③解答例と自分の解答のギャップを考える、④優秀答案ともう一歩答案の動画を視聴する、⑤添削結果を確認する、⑥ブロック化抽象シートに補足や関連知識を書き込む、作業を行いました。これだけでかなりの時間が必要となりました。実力完成演習の提出の間隔が短いときは、これらの作業を終えられずに次の演習に向かうこともありました。

 添削を受けることで、悪いところは「修正の機会」になりましたし、解答例と離れていたと思ったところが意外と評価されたときは「多面的な思考」を確認できました。

 過去3回の受験と決定的に違ったのはブロック化抽象シートで「知識」のベースができたかなという点です。シートへの追記だけでなく、オリジナルのシートも追加しました。「オープンイノベーション」もその一つです。知識の定着をはかるためにMindmapを活用しました。シート番号までは覚えられませんでしたが、真っ白なノートに覚えた知識を連鎖的に書き込む作業を行いました。試験前にはほぼ漏れなく事例ごとに知識を書き込むことができました。なんとか合格できたのも、この知識があったからこそと考えています。


中小企業診断士を目指す方へ

 私は合格までに6年半、勉強期間は4年半、二次試験は4回目で合格しました。

 二次試験会場入り口で山口先生から「今度こそ卒業しましょう!」と声をかけていただいた今回も、事例Ⅳが終わったときには、疲労感以上に手ごたえのなさを感じました。ネットで解答例を確認することもできず、口述試験対策は頭の片隅にはあったもの何もできませんでした。

 合格をホームページ上で確認したときは、驚きとともに熱い感情が湧きあがりました。

 何年も忘れていた、または求めていた感情でした。

 今回合格できたのは、間違った方法で何時間も勉強した過去の反省を活かして、TBC受験研究会のメソッドに基づいた方法で学んだからです。

 私の受験体験記が、多年度受験生やシニアで中小企業診断士を目指す方へ、合格の一助となれば幸いです。

 最後に、山口先生をはじめ講師の方々へ感謝の気持ちを記して結びとします。


2019年度

2次集中DVD通信講座

山田 聡様

「私が開眼できた体験」

中小企業診断士を目指した理由

 自らの知識を客観的に評価するバロメーターが欲しかったためです。

私はメーカーの経営企画部門に勤務しておりますが、診断士受験を志す前から日々の業務をこなす中で経営理論や会計・財務等の知識の必要性を痛感しておりました。関連する書籍や外部の研修を通じて自己研鑽に勤しんでいましたが、ただ闇雲に取り組んでいたため、自分でも成長している実感はあまりありませんでした。そうした中、中小企業診断士の存在を知り、経営全般に関わる分野を体系的に習得できる国家資格であったことが受験に踏み出したきっかけです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

【TBC受講前(昨年度)】

受験初年度である昨年度は独学で受験に挑み、結果1次合格、2次不合格でした。

1次試験は量としては多いものの、正解が公表される試験のため、問題集や過去問を繰り返し解くこと以外に方法はなく、ある意味取り組みやすい試験であると思います。

しかしながら、2次試験は解答が公表されない試験のため、勉強しながらも自分の解答プロセスに自信を持てず、その結果惨敗となりました。今となっては、昨年度は解法の軸を持っておらず、再現性のない解答を繰り返していたのだと実感します。そうした中、2回目の受験もこのままでは同じ結果となると思い、複数の受験予備校を比較検討しているときにTBCと出会いました。


【TBCを選んだ理由】

予備校選びをするにあたって、まず行ったのは、昨年度試験の各予備校が出している模範解答を調達し比較検討してみました。当然どの予備校の解答もなるほどなあ、と感心してしまうのですが、TBCの解答だけが異色さを感じました。それは何というか解答自体というより、解答に至るまでの思考プロセスが全然違うのではと直感的に思い、すぐに興味を持ちました。色々調べているうちにTBCはYou Tubeで2次速修テキストの講義動画を視聴できることを知り、「具体」⇒「抽象」⇒「具体」という解法プロセスの存在を知りました。

これは自分には衝撃で、「2次試験は1次試験の知識を与件文と設問条件という制約の中で解答するだけなんだ」と気付かされました。解答の軸が欲しかった自分にとってはこれしかない!と感じ、すぐに2次集中DVD通信講座を申し込みました。


TBC受験研究会活用法

インプットは2次速修テキストの「抽象化ブロックシート」、アウトプットは2次集中DVD通信講座の「実力完成演習」で、このインプットとアウトプットをひたすら繰り返すことで解答の軸を作ることができます。


【2次速修テキスト】

とにかく「抽象化ブロックシート」を暗記していきます。最終的には与件文や設問分を見ただけで、ブロックシートのどれを使えばいいか即答できるレベルまでやり込みました。読んだだけではなかなか覚えることができないので、自分でA4ノートにブロックシートを書き写しました。ポイントとしては1つにつき、1~2ページ分確保しておきます。実力完成演習などで問われた論点の余白部分に、解答に至ったプロセスや考え方を書き足していくことで、覚えただけの知識から2次試験に使える知識に昇華させていきます。こうすることで自分自身に最適化された抽象化ブロックシートが2次試験を戦う「武器」となります。


【2次集中DVD通信講座】

問題演習はやみくもに解くのではなく、目的を持って取り組むことで学習の効果が何倍も違います。演習ではとにかく「具体」⇒「抽象」⇒「具体」という解法プロセスから外れないように意識しました。「具体」⇒「抽象」では与件文や設問要求に注意して抽象化ブロックシートの該当箇所を特定すること、「抽象」⇒「具体」では抽象化ブロックシートの知識を事例企業に照らして解答を作成することです。事例Ⅰ~Ⅲは演習量を多くこなす必要はありません。TBCの実力完成演習は試験委員の研究領域にスポットを当てた良質な問題となっているので、繰り返し何回も解法のプロセスを復習することが合格への最短ルートだと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

2次試験は一見掴み所がない試験に感じますが、1次試験の理論的背景が与件文に散りばめられています。自分もTBCの演習を通じてこのことに気付いたのですが、診断士の受験生界隈で言うところの“開眼”を体験しました。皆さんもTBCで合格を掴み取って下さい!


2019年度

速修2次テキスト

尻野 勇様

「納得理解のテクストと動画」

中小企業診断士を目指した理由

 中小企業診断士試験の学習を始めたきっかけは勤務していた会社で某社の通学講座の斡旋がたまたまあったことです。当初はあまり深く考えず仕事上のスキルアップの一助程度の感覚で受講したのですが、生半可だった私は一次試験すらそう易々と合格までに至りません。途中中断することもありましたが、合格出来ないことが悔しくて市販の教材を基に学習を懲りずに続けました。正直なところ戦略などと軍事用語が使われる米国式の経営学には違和感があるものの、そこは割り切って一方の考えを学ぼうとしました。その中で、創業後の企業が小さいままで終わるのか、世界をも舞台にし得る飛躍的成長を遂げるのか、その違いは何かを知りたいとよく思ったものです。(経営)体力以上の拡大が成否どちらに向かうかの理由を説明できるのか、決断する経営者の心中はいかばかりか、あるいは一世を風靡した企業が破綻する理由は何であったか、に興味が湧くのです。追体験であれ中小企業診断士として考えてみたい、それが合格したい理由になっていったようです。


なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版)を選んだか

 TBC受験研究会(早稲田出版)を選択した理由を一言で言うとTBC受験研究会の2次試験の模範解答が一番納得出来ると言うことです。早稲田出版のテクスト(テキスト)は偶然書店で手にしたもので価格は若干高いと当初感じたのですが、1次・2次学習とも動画で学習出来ることで不明だった点がよく理解でき、内容に見合った価格だと思いました。何よりも他社の2次試験の模範解答を見ていると、それはちょっと違うのでは、あるいはこの点に触れなくていいのかと思うことがありましたが、TBC受験研究会の場合は、なるほどほどそこも言及すべきなのか、表現はこの様にすべきなのかと気付くことが多いのでした。そして、抽象化と言うメソッドを核として論理的に出題のテーマを読み取り、ポイントを押さえた答案を作成する意識こそ正しく心掛ける合格への道だと思い至ったのです。


TBC受験研究会(早稲田出版)活用法

 仕事を持つ身で効率的に学習する方法は人によって違うだろうと思います。そして、あまり窮屈に考えず試して行く中で取捨すれば良いかと思います。私が採った方法は余裕を加味した上でざっくりしたスケジュール表を作り、実行していくと言うものでした。それから休日は集中して学習する一方で頭を切り替え遊ぶ時間も作っておこうと考えました。そして早稲田出版のテクストの活用方法ですが、まずを読んで予習しテクスト、動画で理解復習すると言う当たり前の方法を実行しました。通勤途中の電車の中が予習や過去問題を解く時間で、自宅での動画視聴時間、大抵の人と同じだろうと思います。ただ、2次試験の学習においては、TBC(早稲田出版)の「抽象化」のメソッドを使いこなせるよう常に意識して学習しました。TBCの凄いところは試験委員の研究分野を分析し、模擬試験が本試験の出題主旨を往々的中させている点にあると思います。出題モデルとなった企業を実際に訪問取材すると言うスタイルもテクスト、動画、模擬試験の質向上に寄与していると思えてなりません。

良いことずくめのことばかりで、具体的な活用方法を言えとお叱りを受けそうですが、HPの無料動画を視聴学習するのに特別な秘策など特に見当たりません。自身のペースで普通に学習すればいいだけです。強いて言えば十分理解出来ているところは動画の速度を少し早めて時間短縮を図れば良いですよくらいでしょうか。早稲田出版さんにひとつ希望があったとすれば、もう少し早め早めで動画をアップして欲しかったと言うところです。


中小企業診断士を目指す方へ

 初年度一発合格ならいざ知らず、中断した時があるとは言え片手で足りぬ年数を要して合格した者が大きなことは言えません。場数を踏んだ受験者として言えるのは、本試験会場では出来る限り落ち着いて問題に取り組むと言うことです。過去問題を何度も勉強していると問題と答えを覚えてしまうくらいになり、変に自信が付きますが、いざ本番で聞いたことも無い用語が出題され慌てることがままあります。その時こそ落ち着いて、知っている知識を応用動員して考えるか、いっそその問題は捨てて他で点数を確実に獲得しようと切り替える余裕を持つことです。焦ると空回りの時間が徒に進むだけです。マイペースで十分です、かつ効率よく早稲田出版のテクストと動画を学習して合格を目指してください

2019年度

2次集中DVD通信講座

港 太郎様

「基本事項の繰り返しが合格の近道」

中小企業診断士を目指した理由

・金融機関に勤務しており、診断士の資格取得を推奨されていたこと

・社労士の資格を取得しており、開業した場合シナジー効果が見込めること

・企業内診断士として勤務先で十分活用できること


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

・中小企業診断士に特化した受験校であり、合格のノウハウを蓄積していること

・他校と比較してコストパーホーマンスが良いこと

・教材が毎年アップツーデートされており、最新の傾向に対応していること


TBC受験研究会活用法

(1)1次試験

・「速修テキスト」の体系図をコピーしていつでも参照できるようにしていました。まず科目ごとの体系を理解した上で個々の知識を覚えた方が効率的です。無料動画は通勤時間などすき間時間を活用して視聴していました。


・中小企業白書と中小企業施策は特訓問題集を数回やれば合格点を確保できると思います。


・財務・会計 と企業経営理論と運営管理の3科目は2次試験でも活用する知識ですので2次マーク箇所と最近出題された項目は特に繰り返し確認しました。


(2)2次試験

・2次筆記試験が診断士試験の天王山です。1点勝負です。2次筆記試験日に最高の力を発揮できるようにスケジュール管理をしてください。


・1次知識は部品です。2次試験はその部品を加工・組み立てて答案を作成します。2次試験前に1次知識の再確認しておくと安心です。


・2次筆記試験の解答はTBCメソッドの「具体→抽象→具体」の解答プロセスを活用すると解答のブレが減少し得点が上がります。


・2次試験対策は基本「2次速修テキスト」と「2次集中DVD通信講座」で対応しました。通信講座のカリキュラムどおり毎月演習課題の答案を提出し、答案と解答と照らし合わせ、DVDを視聴し、添削箇所を改善するという繰り返しです。答案の点数自体は気にせず、なぜ間違えたのか原因分析と改善策の方が大事です。


・2次速修テキストの「抽象化ブロックシート」の該当箇所に2次演習の間違えた箇所や1次知識の弱点部分等を書き足しカスタマイズしたものを別冊にして毎日読みました。「抽象化ブロックシート」は良くまとめられていますので全部覚えましょう。


・「事例Ⅳ特訓演習」は標準レベルの問題ですので、完全にできるようになるまで紙とペンと電卓を使って実際に解いてください。間違いなく実力がつきます。財務・会計を得意科目にすると非常に有利です。


・なお直前期のスクーリングは2次筆記試験で問われそうなテーマを題材にしていますので積極的な参加をお勧めいたします。


中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士の資格はビジネスバーソンにとっても独立開業される方にとっても汎用性の高い資格です。今後さらに必要とされる資格です。

皆様が1年でも早く中小企業診断士試験に合格されることを願っております。

2019年度

2次集中DVD通信講座

今井 武史様


「TBCさんを紹介してくださった知人に感謝申し上げます。」

中小企業診断士を目指した理由

 生涯現役でありたいという考えから将来独立できる資格として、以前から中小企業診断士という資格に興味をもっておりました。2017年に海外から帰ってきた際に、人生の中で仕事が区切れるタイミングは他にないだろうと考え、一年間だけ、勉強に集中しようと受験を決意しました。(結果、2年かかりましたが…。)


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 一次試験の勉強は他の通信講座を利用していました。一次試験はクリアできたのですが、二次試験は不合格となりました。その際に中小企業診断士の知人に相談したところ、TBCさんが良いとアドバイスを受け、その翌日には2次集中DVD通信講座を申し込みました。この紹介がなかったら、私は今でも試験に向けて勉強を続けていたかもしれません。


TBC受験研究会活用法

 二次試験筆記が終わったあと、初めからTBCさんにしておけばよかった、と感じたことがありました。理由は、私が最初に受けた講座は、最低限の勉強で合格を目指すものだった為、二次試験を受けるにあたり、知識量が圧倒的に不足していたことを実感したからです。初めから早稲田出版の速修テキストを使っていれば、二次試験用の知識を新たに覚えなおす必要がなく、効率は良かっただろうと思います。


 私の場合、2019年度は一次試験を受験しなくてよかった為、6月ごろまでは速修2次テキストの内容を繰り返し学習し、特に抽象化ブロックシートは書くだけでなく、スマホのボイスメモに録音し、移動中や家事、雑務の際にも耳を使って学習するようにしました。また、一次の知識が不足していると感じた為、「速修テキスト3 企業経営理論」を購入し、知識を補いました。


 過去問を使った学習は7月に入ってからでした。使用したのは速習2次過去問題集のⅤとⅥです。前年に使用した過去問もあったのですが、考え方をぶれさせたくなかったので、TBCさんのテキストで統一しました。過去問を解く際、最初は年度ごとではなく、事例ごとに解いていきました。各事例の傾向を把握しやすいと思ったためです。


 事例Ⅳだけは、繰り返し解くことで実力が付くといわれていましたので春ごろから一日一問解くことをノルマとしました。2次集中DVD通信講座であれば、事例Ⅳの特訓演習もついてくるのでこれと過去問を繰り返し解くことによって、十分に合格レベルの実力が養えると感じました。


演習問題では、添削だけでなく、優秀答案やもう一息答案と自分の答案を見比べることができ、また、優秀答案ともう一息答案の違いや考え方を動画で確認することができ、各事例の理解が非常に深まりました。


地方在住のため、スクーリングには出席できませんでしたが直前対策の部分は資料を自宅あてに送っていただけるなど、丁寧な対応を頂き、安心して二次試験に臨むことができました。


中小企業診断士を目指す方へ

 思い返すと勉強している期間は非常に苦しい日々でした。家族にも負担をかけ、申し訳ない気持ちもありました。しかし、それらを乗り越え、合格した時の達成感と家族が涙を流して喜んでくれたことは生涯忘れることのできない大切な思い出となりました。受講生一人ひとり、それぞれの目標をもって受講されていることと思います。勉強をしている間には苦しい思いもされることと思いますが、それを乗り越えた先には大きな感動があります。同じTBCさんで学んだものとして、皆さんと合格を祝える日が早く来ることを願っております。


2019年度

2次集中DVD通信講座

米森 啓貴様

「愚直に積む」

中小企業診断士を目指した理由

 定年退職後も見据えて今のうちに本業以外の収入を確保するという理由が大きかったです。また、何人かの友人が美容室や会社を経営しており、何か力になれないかと考えていたところ、中小企業診断士に興味を持ち勉強を始めました。大学時代は理系を専攻していたため経営学や簿記、経済学、法律などの知識はほとんどありませんでしたが、学ぶと非常に面白かったため、中小企業診断士を本格的に目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 一次試験は早稲田出版社以外の書籍を用いて独学で取り組み、二回目の二次試験でTBCを活用させていただきました。

昨年度の二次試験不合格の直後にその原因を分析したところ、与件文と設問文の分析力や解答プロセスの習熟が足りないことが見えてきました。実は、二次試験の過去問の勉強中にずっとモヤモヤしていたことがありました。それは、各予備校で過去問の様々な模範解答が掲載されていますが、どのような勉強/考え方をすればそのような解答に至れるのか、というものでした。そこで様々な予備校のテキストなどを書店で確認したところ、TBCメソッドの抽象化と具体化の解答プロセスを知りました。さらに与件文と設問文の抽象化のプロセスでは、抽象化ブロックシートで定着させた一次知識を用いて行うことが示されており、解答プロセスを体得するための道筋が明確に示されていました。自分に足りないものはまさにこれだと判断し、TBCの受講を決めました。また、他の予備校と比較して価格もリーズナブルであったことも決定打となりました。


TBC受験研究会活用法

基本テキスト

 基本テキストでTBCメソッドの具体化と抽象化のプロセスと事例ごとのアプローチを学び、その後は抽象化ブロックシートの暗記に取り組みました。演習に取り組む中で抽象化ブロックシートを愚直に覚えることで実力が定着すると感じ始めました。しかし、抽象化ブロックシートを眺めているだけでは覚えられないと判断し、重要な部分を赤色の文字で入力してブロックシートを再現したデータを作成しました。データをスマホに移し、赤シートで隠しながら電車通勤中に抽象化ブロックシートを覚えました。模試、通信講座の演習で地道な取り組みの成果を発揮するために、抽象化ブロックシートの内容を一生懸命思い出すようになり、的確に引き出すことでさらに知識の定着につながりました。このようにして何度も何度も繰り返して読み、知識を引き出すことで、本試験前にはほとんどのシートを暗唱できるレベルに仕上げました。


通信講座

 直前対策を含めた5回の豊富な演習と、追加の抽象化ブロックシートや新試験委員対策などの講義に取り組みました。演習は期日内に必ず提出し、復習も行いました。自分の理解が足りない論点は前述の抽象化ブロックシートのデータに追加し、覚えることに努めました。演習の解説では、優秀答案ともう一息答案の分析が行われ、自らの答案のレベルがどれくらいなのかを知ることができ、改善を図ることもできました。さらに、重要な論点は繰り返し出題されたため、具体→抽象→具体のプロセスを定着させることに役立ちました。直前期の新試験委員対策では、事例Ⅲでポイントとなった工場レイアウトにも触れており、予想が当たっており、非常に助かりました。


スクーリング

 3月にスクーリングに初めて参加した際に、周りの方々のレベルの高さに驚きました。スクーリングでは本試験を模した演習に取り組みます。参加人数にもよりますが、4~6人ほどでグループを組み、それぞれの解答内容を確認し誰の解答が一番よいかをそれぞれ発表します。自分ではうまく解答をまとめられなかった問題に対して、抽象化ブロックシートをしっかり覚え、その内容に基づいて答案作成をされた方に出会ったときにはかなりの刺激をもらいました。このような方がほとんどであるため、スクーリング参加者の半分が合格するという情報を得ていましたが、通常の二次試験の合格率から考えるとグループの中の1人か2人しか合格しないことを意識していたので、自分が周囲よりも遅れていることを毎回のように感じ、挽回したいという気持ちを奮い立たせることにつながったため、モチベーションを得るよい機会でした。実際にスクーリングで「この人すごいな」と思った方は当年度に合格体験記を書かれていました(笑)またグループ担当の講師を交えたディスカッションにおいて、与件文の抽象化に関して様々な切り口の意見が毎回出るため、非常に参考になりました。

これまで動画でしかお見掛けしなかった山口先生がスクーリングでもいつもの動画のように快活かつ明朗な講義も大変勉強になりましたし、毎回元気をいただいていました(笑)もちろん他の講師の方々も非常に親切で元気のある方々だったので、様々な質問に答えていただき、スクーリングの毎回の満足度が非常に高かったです。

 このようにスクーリングでは二次試験の勉強に関する良質な機会を得られましたが、通信講座の受講者のスクーリング参加費は安価かつ月一回の開催なので、そこまで負担にはなりませんでした。


中小企業診断士を目指す方へ

 私は資格勉強の開始から中小企業診断士の最終合格まで4年間かかりました。大学生であれば入学から学士取得、つまり卒業を迎える期間になります。非常に苦しい中で様々なことを犠牲にして合格に至ったと思います。まだ私はスタートラインに立ったばかりであり、合格後にこの資格を生かしてどのように過ごしていくのかがこの4年間の真価を問うものだと思っています。この真価を学士取得以上のものにすると心に誓っており、合格後のサポートも厚いTBCにお世話になろうと考えています。

 ただ、私のように4年もかけずに合格することは可能だと思います。この資格取得までの道筋の中で一つの後悔は、一次試験で早稲田出版社の書籍を活用しなかったことです。前述したように、私は一次試験は早稲田出版社の書籍は活用しませんでした。一次試験は効率よく勉強することが大切ですが、二次試験に向けてしっかりとした一次知識を定着することも肝要です。さらに、一次試験と二次試験で一気通貫の勉強をしていれば、抽象化ブロックシートの暗記やTBCメソッドの定着化もより容易だったと考えています。そのため、今になってはこれらの書籍を一次試験から活用していれば、より短期の合格が可能だったかなと思っています。参考になると幸いです。

 中小企業診断士の勉強では、仕事の繁忙期により勉強時間の確保が難しい時期やモチベーション維持が難しいことがこれからもあると思います。また一番辛いのは、「この教材で果たして合格できるのだろうか?」「この解答プロセスで問題ないのだろうか?」という疑念が生じることです。しかし、早稲田出版のテキストやTBCの講座、スクーリングに愚直に食らいついていけば間違いなく合格できると断言できます。この体験記を読んでTBCを試してみよう、と思ってくださる方が一人でもいらっしゃれば嬉しいです。

 最後になりますが、皆様の実りある挑戦と最高の成果が出ることを祈っております。頑張ってください!

2019年度

2次集中DVD通信講座

吉富 文司様

「多年度劣等生が7度目の二次試験で合格できた理由」

中小企業診断士を目指した理由

 某食品会社に勤務する私は、20代後半と40代半ばの2回の海外赴任で「日本のものづくり」の優秀さを痛感し、日本と海外をつなぐ仕事に携わりたい、と考え始めました。

私は技術士(水産加工)と博士号(学術)を取得していますが、ビジネスに関わる幅広い知識が不足しており、それを補い、しかも公的な資格が取得できる中小企業診断士を目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 私が昨年まで在籍した他の予備校では常に下位集団で、成績も伸び悩んでいました。そこで友人が(平成29年度合格)TBC受験研究会を勧めてくれたのが直接の理由です。


説明会で山口先生のお話を伺い、「TBCメソッド」は非常に論理的、かつ合理的で多年度生の壁にぶつかっている自分に合格への道を切り開いてくれる、と確信しました。

 

 具体的には以下の点がTBC選択の要因です。

①一次と二次の充実した講義がYouTubeで無料配信され、しかも、一次テキストには穴埋め問題、択一問題、過去問等の問題集、二次テキストには過去の出題傾向を分析し、二次試験に使える一次知識をまとめた「抽象化ブロックシート」が付属し、コストパフォーマンスが非常に高いため。

②「具体→抽象→具体」のTBCメソッドは近年の二次試験出題傾向に対応しており、さらに事例企業を実際に訪問し、社長との面談を通じ、事例問題との差を比較、検討し、試験委員の出題傾向を把握するなど試験環境分析を徹底しているため。


TBC受験研究会活用法

①一次テキストについて

 学習の進捗と成果確認のためにテキストの章立てに沿ったYouTube放映時間と巻末の過去問の一覧表をExcelで作成し、学習計画を立てました。


一次試験は6回目である程度の知識はあったため、最初にテキスト巻末の過去問に取り組み、結果をチェックし、知識の不完全な部分のみ講義を聴講して知識の補強を図りました。一次試験合格はTBCのテキストのみで充分可能と思いました。


②二次テキストについて

 8月まではテキスト前半の「二次試験の傾向と対策」、「2次試験攻略法」の聴講を行いました。一方、「抽象化ブロックシート」については、一次試験にも充分に活用できるため、すき間時間を利用して繰り返し学習を行いました。8月以降は、後半の「科目別攻略編」を中心に、実際に手を動かして答案を作成し、TBCメソッドの定着を図りました。


③二次集中DVD通信講座、スクーリングおよび二次過去問題集(平成28~30年度)について

 添削課題の赤ペン答案復習を主に、「与件からのキーワード抜き書き答案作成」から脱却し、TBCメソッドを習得することを心がけました。しかし、長年染みついた癖の矯正には本試験直前までかかってしまいました。


添削答案返却時には受験生答案から事例毎の「優秀答案」と「もう一息等案」が選ばれ、YouTubeに詳細な答案分析がアップされます。自分は「もう一息答案」には二度選ばれましたが、山口先生から欠点をズバリと指摘された上で「知識を活用すれば70~80点はとれる」とのコメントを頂き、大きなモチベーションになりました。


また、都内で定期的に開催されるスクーリングにも参加し、グループディスカッションの中で山口先生始め講師の方々からの直接のご指導を頂き、他の受験生の考え方や答案記述の優れた点を学び、大いに刺激になりました。


さらに、TBCの二次過去問題集(平成28~30年度)を活用しました。かつては、やみくもに過去問に取り組んだ時期もありましたが、実力はほとんど伸びませんでした。そのため、近年の試験傾向変化を踏まえ、過去問は直近3年間のみに絞り、TBCの模範解答を参考として重点的に取り組みました。


中小企業診断士を目指す方へ

私と同じ間違いをされないため、以下の点を申し上げます。


①二次試験傾向の変化に対応せず、毎年同じことを繰り返していたため、合格できませんでした。怠けていた訳ではなく、かなり努力はしましたが、「間違った方法を正しくやる」では合格への到達は困難です。TBCで1年間学び、「正しい方法を正しくやる」ことを学んだから成果が出たと思います。


②受験歴が長い自分の一次知識は充分である、と驕っていましたが、二次試験で使えるレベルまでには至っておらず、曖昧なままでした。そこで、二次テキストの「抽象化ブロックシート」を繰り返して一次知識の定着を図り、二次試験で使いこなせるレベルまで来たことが勝因の一つだと思います。


③大部分の受験生はまとまった勉強時間の確保は難しいと思います。そのためには無駄を省いた効率的な学習が必要です。TBCメソッドは合格にこだわった非常に論理的で合理的なメソッドです。特に多年度生の方は一度、自分のスタイルを捨ててTBCでリスタートしては如何でしょうか。「正しい方法を正しくやる」ことが合格への近道だと思います。

2019年度

速修2次テキスト

大井 秀人様


「TBC教材で実現できるムダのない2次試験対策」

中小企業診断士を目指した理由

 私はメーカーで社内IT企画や商品企画を担当してきました。企画案検討や作成、社内外での説明、関係者との合意形成といった一連のプロセスを円滑に推進するには、経営知識、特に企業経営理論、マーケティング、財務・会計を体系的に習得する必要性を感じていました。数年前、中小企業診断士について調べた際、自身の課題意識と重なる部分が多く、知識の体系化に適しているとわかり興味を持ちました。さらに実務的にも企業様への助言や勉強会に関われる機会が得られキャリア形成にも繋がることがわかり、一念発起して資格取得に挑戦しました。


なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版)を選んだか

 私は受験1年目で1次合格・2次不合格、2年目で2次合格です。仕事の時間的制約やコスト面から全て独学で準備しました。実は当初他社教材を利用していましたが、2次対策で答案作成プロセスの考え方が今ひとつピンとこず、別の教材を探していました。そのとき出会ったのがTBCの教材です。

TBCの2次対策テキストは、他社に比較しても論理的な構成で、①試験委員の特性を踏まえた出題傾向の説明、②具体・抽象の答案作成プロセス、③抽象化ブロックによる知識の体系化、と整理されている点が、非常にしっくりきました。さらにYouTubeで講義動画が無料配信されていたため即購入を決めました。


TBC受験研究会(早稲田出版)活用法

 TBCでは説明会などの動画も公開されています。まず、それを見て中小企業診断士試験の特徴・特性を理解されることが第一歩です。また2次試験の事例企業訪問の動画も公開されており、出題背景や意図を知ることができます。これはおそらく他の教材には無い内容で、試験の心構えを築く上にもあらかじめ見ておいたほうが良い内容です。ぜひ早い段階で視聴しょう。以下、各テキストの活用についてご紹介します。


(1)速修2次テキスト

 まず、テキストに入る前に一度過去問を見て(1年分でよいと思います)、どのようなことが問われるか把握しておくとよいです。これは、テキスト第2章のTBCメソッドの説明がありますが、その有効性がしっくりと理解できるからです。次に、実際のテキストで学習のメインである第3章と第4章について実践した内容をご紹介します。


 第3章では事例Ⅰ~Ⅳの演習があります。事例Ⅰ~Ⅲの回答文作成はTBCメソッドの「具体→抽象のプロセス」の分析をしっかり行い、これを元に文章を構築することが重要です。テキストの事例Ⅰ~Ⅲの演習は、①特色と対応、②具体→抽象のプロセス演習、③成功事例分析、④総まとめ演習で構成されていますが、この②~④の演習を繰り返し行い(3回程度)、回答作成の型を身につけました。実はこの型の習得は、過去問を単純に解くことより重要に思います。

事例Ⅳは財務・会計の計算問題がメインです。テキストの問題を一通り実施した後、不得意な部分は1次の教材に戻り学習し直しました。事例Ⅳの計算問題も型があるので、型どおりに正しく計算できることが重要なため、ここでもテキストを3回以上繰り返しました。また、不安な部分は1次の演習問題で繰り返し補強しました。


 第4章の抽象化ブロックシートは、「具体→抽象のプロセス」の理論的な基礎です。非常に体系的・網羅的に整理されており、基本的に丸暗記に近い状態にすることが理想です。第3章の演習と関連付けて覚えるのが有効ですが、それだけでは間に合わないので、私は抽象化ブロックシートの別冊子を作成し、暗記用マーカーを使い通勤時などのスキマ時間を活用して何度も繰り返して覚えるようにしました。


(2)速修2次過去問題集〈Ⅵ〉

 過去問演習は出題傾向の理解や回答作成訓練の観点で必須です。ただ、速修テキストの内容をマスターすると、過去問はある意味その実践に過ぎません(逆に、速修テキストのプロセスはそのくらい完成度が高いと感じます)。過去問演習では、出題者の意図を把握して、適切な「具体→抽象のプロセス」を再現し、回答を指定の文字数に収めることに注力しました。ただ、事例Ⅳの計算問題は不得意な部分を中心に何回も演習したほうがよいです。


中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士試験は試験範囲がとても広く、実務と並行しながらの準備は大変だと思います。その意味で教材の選択は非常に重要な要素です。TBCの教材は効率的に学習できるよう体系的に構成されている上、講義もYouTube配信でコストも低く、とても使いやすく信頼できるものと思います。信じて使い倒して頑張れば、きっと良い結果がもたらされます。途中で諦めずぜひ合格を勝ち取ってください!

2019年度

2次集中DVD通信講座

阿部 一人様

「私の目標を変えてくれたTBC受験研究会講座」

中小企業診断士を目指した理由

 私は仕事で長く海外のお客様とお付き合いをしています。多くのお客様が自己の存在感を示すため研鑽を積み、Dr.やMBAを取得していることに触発され、私も自己の客観的な評価基準の必要性を感じたのが発端です。MBAは、時間と費用が厳しく躊躇していました。

そのような中、経営に関する知識を学位としてではなく、実務としても活かせる中小企業診断士を知り、合格を目指しました。正直、「何か資格がほしい」という俗的な目標でしたが、今は、+αの目標、希望を持つようになりました。これはTBC受験研究会で勉強しなければ得られなかったことです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 通学不要で自身のスケジュールにあわせ、どこでも、いつでも、動画を通し質の高い授業を受ける事ができる事が選んだ理由です。

私は、仕事で月の半分を海外で過ごす必要があり、移動や、宿泊先で隙間時間が非常に多いです。

 一次試験は、1年目が独学で惨敗したため対策を考えていたところ、質の高い授業を、登録も費用も不要で、スマホ上のYOUTUBEで、いつでも授業を受けれるTBC受験研究会の動画にたどり着きました。こういったサービスもあるのだと、他と比較しようと念入りに様々な検索をしましたが、満足のいくレベルの動画講義は、私の知る限りTBC受験研究会だけでした。

 ニ次試験対策通信講座は、質問対応の充実と、ニ次試験初年度の時、直前スクリーングで実際の授業方式を体験し納得できたことが選定理由です。

質問対応は、ほかの通信講座が質問回数や返信期間に制約がある中、TBC受験研究会は、特に制約をつけていません。二次試験問題の初見時「何を書けばいいか分からなかった」自分にとって何度も質問できる事は非常に重要でした。また、他の通信講座と違い、スクーリングを通し、講義をされている先生方と直接言葉を交わせる機会がある、というのも勉強継続の為の大きなモチベーションとなりました。

勿論、コストパフォーマンスも圧倒的でした。


TBC受験研究会活用法

1次試験の学習

 一次試験は、動画講義を見て、参考書で重要ポイントと不明点を把握した後、頭の中で動画講義でどのように説明していたのかを思いだすことを、隙間時間で行いました。その後、落ち着いてノートに可能な限り書き出し、問題集で知識の定着を図りました。これらをルーチン化することで、勉強効率の向上と継続力を保つことが出来たと思っています。


また、年齢からくる暗記力の低下は避けることができず、見る、思いだす、書くという様々な刺激を与え、長期記憶化できるように心がけました。

これらは、TBC受験研究会の動画講義だからこそできることと思います。加えて、参考書だけの勉強では内容を正しく理解できているかを判断できません。

動画講義を通じ教わることで、参考書だけでは理解できなかった内容の理解や、間違った知識の訂正をすることができました。

これらの結果、「根拠を持った回答」ができるようになり一次試験を通過することが出来ました。


2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)

二次試験の初年度は、対策不足で惨敗でした。

再現答案を確認すると、出題意図を無視した回答と、経験からくる思い込みの回答で、模範解答にはほど遠い内容でした。二次試験は、出題者の意図を踏まえ、根拠となる知識をもって解答する事が必要と考えています。次年度の2次集中DVD通信講座での学習は、解答根拠の知識を身につけるため、演習問題の採点後、解答根拠の知識に該当するブロックシートの内容を自分の文章で書けるよう繰り返す勉強を続けました。演習問題は講座だけでも十二分な回数があり、過去問もこなすことで必要な知識は、ほぼ網羅できます。その結果、切り口を変えた設問や、ひねった設問に対しても、全く手がでない、という状況はなくなり知識を軸に書ききれるようにました。


出題者の意図については、動画講義を通じて山口先生、筑間先生が丁寧に、都度教えてくれました。

これは独学では得られない知識と実感しています。特に、事例企業研究は、出題意図のみならず今後の傾向も掴むこができます。また、体で覚えるまで多くの計算問題を解いた事例Ⅳでも、出題者の意図の把握も重要と教えて頂きました。

私のように仕事経験が長いと、経験に基づいた思い込みで解答しがちになります。身につけた知識も、意図を無視してしまうと独りよがりの解答になります。

出題者の意図の把握は、非常に重要で、本番でも常に意識しました。これがなければ、合格できる解答はかけなかったと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

 喰えない資格といわれる中小企業診断士ですが、合格後のキャリアの積み上げ方についても、ノウハウを惜しげなく伝授するTBC受験研究会は、他に類をみない教育機関だと思います。

自己の客観的な評価基準がほしいために中小企業診断士をめざした自分ですが、勉強のみならず合格後の姿を垣間見ることで、資格取得をきっかけとしたキャリアアップへの目標ができました。成功は自分自身の努力だけでは、どうしても成せないこともあります。

TBC受験研究会で勉強と+αを教えてもらえたことで、より具体的な目標を設定でき、学習意欲も継続できたと思います。

人それぞれにあった勉強法がありますので、私の意見を押し通すことはできませんが、すごくユニークかつ、魅力的な教育機関だと私は思っています。

山口先生をはじめ講師陣の方々には本当に感謝いたします。

ありがとうございました。

2019年度

2次集中DVD通信講座

汐中義樹様

「やっと気づいた『自分と向き合う』ことの真意」

中小企業診断士を目指した理由

(1)父親も妻も経営者で、経営について学びサポートしたかった。


会社経営における様々な問題を聞くにつけ、何かしら力になれればなとは思っていました。普段の業務は経営の知識が得られる環境ではないのですが、本やセミナーで勉強するだけだと興味を満たすだけで終わってしまうなと思い、せっかくなら資格取得を目標に勉強しようと思いたちました。


(2)今後の可能性を広げたかった


今の仕事は好きですが、あまりにも世界が狭い業界(教育機関職員)です。ビジネスの世界とは一線を画す業界に属すことは、社会人としての物足りなさや危機感にも似た気持ちを抱きました。ビジネス全般にわたる知識を体系的に学べる診断士は、そんな想いと合致する素晴らしい試験だなと感じました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

過去、2次試験は3回受験し失敗していました。特に2年目は大手予備校に通学し、予備校メソッドもしっかりと身につけて自信をもって試験に挑みました。


しかし結果は不合格。3年目は独学に切り替えました。前年の予備校メソッドに疑問を感じ、自分なりの解答プロセスを確立しようと試行錯誤しましたが、出直し1次試験や本業の忙しさも相成り間に合わず、またまた不合格となりました。


 


「予備校メソッドを身につけただけではダメだ」


と、今となれば至極当たり前のことに気づいたのが3回目の不合格の夜でした。


失意の中「通学は家庭の事情でもはや無理。でも独学だけでは不安。通信だとどこがいいのか。」と思い、数校に不合格から明けたばかりの深夜に問い合わせメールをしました。その数時間後、いの一番に返信をくださったのがTBCの山口先生ご本人でした。


メールでは僕の課題、学習計画案等の投げかけに丁寧に答えてくださり「自分なりの解き方を確立し、TBCメソッドでブラッシュアップしていきましょう。来年で試験は卒業しましょう。」と心強い言葉をもらい、感動して即日で受講申込みました。


TBC受験研究会活用法

演習の活用

定期的な演習で学習課題のマイルストーンを設定し、添削後の振り返りを大事にしました。問題も本試験並みの良問揃いでしたし、添削もとても丁寧でした。


具体的には、自分の答案と「優秀答案」「もう一息答案」をタブレットに取り込み、1問ずつ切り取って並べ、自分の答案のどこがダメでどうすれば優秀答案のような解答が書けるのかを、解説書と共に分析しました。これにより「知識を活用し、因果関係を明確にして分かりやすく書く」トレーニングにも繋がっていきました。


「抽象化ブロックシート」

独学時代、知識をうまく解答に落としこむには、与件の情報を一般化しそこに紐づく関連知識を想起しながら具体的な表現で解答に書くことが大切だなと漠然と掴んではいました。抽象化ブロックシートの、具体→抽象→具体という思考プロセスはまさに自分に足りていないものでした。巻末のシートだけ切り離してタブレットに取り込んで隙間時間に何度も見返していました。しかしまあ、本試験会場で「抽象化ブロックシート」を見ている人がなんと多いことか。


※これでは差別化されません。山口先生、どうにかしてください 笑


スクーリング(オプション)

スクーリングに参加しレベルの高い受験生と交流することはとてもいい刺激になりました。独学では得にくい「競争意識」も高まるし、月に1回なので通学時代にとても迷惑をかけた家庭にも負担をかけず通わせてもらうこともできました。


中小企業診断士を目指す方へ

今となっては、合格への近道は「とことん自分と向き合うこと」だった感じています。演習や模試が何点だったのかはあまり問題ではなく、知識の定着、書くトレーニング、設問解釈、過去問分析、解答プロセスの確立などなど、演習を通して気づいていくことを地道につぶしていく。PDCAをひたすらに回す。めんどくさい地道な工程こそが、「のびしろ」だと感じています。その気づきを与えてくれるのがTBCの良問と添削だと思います。


僕自身がそうであったように、多年度の方の辛さ歯がゆさは痛いほどわかります。でも大丈夫。僕でも受かりました。皆さんの来年の「試験卒業」を切に願っております。

2019年度

速修2次テキスト

大賀 豊文様

抽象化ブロックシートによるブレない解答

中小企業診断士を目指した理由

理由は、自分の転職価値を確認するため。

今年の初め、社内の友人とひょんな事から転職の話題になりました。私は技術者として仕事に没頭する日々を送り、社内業務のスキルはあると自負するものの、今まで外部機関での資格を取得していませんでした。

一方、友人は自分の価値を高めるため様々な資格を取っており「私はこのままでいいのか?」という思いに駆られるようになりました。

そんな中、中小企業診断士という資格があると聞き、自分の価値を確認するため、挑戦することにしました。


なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版書籍)を選んだか

早稲田出版の書籍は、2次試験対策「2019年版速修2次テキスト」を活用しました。


理由は、各社の2次試験対策の参考書を比較した際に、早稲田出版の「抽象化ブロックシート」を活用すれば、軸をベースに自信をもってブレない解答ができると考えたからです。抽象化ブロックシートはとてもシンプルで見やすく効率よく知識を整理できました。


私自身、8月までは1次試験に集中していたため、1次試験合格後から2次試験の勉強を開始。過去問と各予備校の解答例を使用しながら勉強を進めていましたが、各予備校の解答の差による不安感と80分で解答することの難しさがネックとなっていました。


しかし、「抽象化ブロックシート」を活用して以来、自分の中で解答の軸を定め自信をもって解答ができるようになりました。


TBC受験研究会活用法

2次速修テキスト・2次過去問集

「抽象化ブロックシート」を徹底的に活用する。抽象化ブロックシートを何も見なくても書けるくらい覚える。


私は、抽象化ブロックシートの文章を自分の言葉に直し「質問」「回答」のように一問一答形式に分けパソコンに打ち直し、スマホの暗記アプリに入れスキマ時間を活用して覚えました。

そして過去問を解く際にはどのブロックシートを使ったのかを記録するようにしました。2度3度と過去問を繰り返し解くと設問で使用するブロックシートの数が増えてきて、成長が見え楽しく勉強ができました。


複数のブロックシートから解答の軸となるものを選択し、他のブロックシートで解答の軸を多面的な視点で補足することを心掛けました。これにより、解答に迷いがなくなり、80分間でブレない解答を作れるようになりました。


中小企業診断士を目指す方へ

幅広い分野を学べる中小企業診断士は、勉強するだけでも価値があります。テクニックや効率的な勉強法もあると思いますが、一番大切なことは時間と集中です。1日のうちどれだけの勉強時間を確保し、その限られた時間の中で、いかに集中して取り組めるかが重要だと思います。


そのためには周囲の理解が大切だと思います。勉強する環境を一緒に作ってくれた家族には感謝しきれないくらい感謝しています。私は独学でしたが、本当に多くの人に支えられ合格ができたのだと思っています。


皆様も、最後まで諦めない気持ちで合格を勝ち取ってください。

2019年

2次集中DVD通信講座

直井 亮介様

「独学中心で苦節三年!TBCに出会って何とか合格!!」

中小企業診断士を目指した理由

私が診断士を目指したきっかけは、社内異動で300人規模の事業所の総務部門に携わった頃に遡ります。異動先での職務内容は、組織や人事、労務に関わることが中心で、『組織をいかにまとめていくか』が求められていました。その中で、組織論や人事制度などを調べている際に、ふと目にしたのが診断士の資格でした。診断士試験では、組織運営に必要な多岐にわたる知識が幅広く問われます。この知識を身に付けることで、自身の仕事に役立つのではないかと考えたのが、長い受験生活が始まるきっかけでした。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

私は、合格までに3年間の歳月を費やしました。その受験生活の中で、TBC受験研究会に出会ったのは、2回目の2次試験を目指し日々勉強に明け暮れていた頃です。それまで、他社のビデオ通信教育で学習していましたが、講義時間が少なく、解法もあまり親切ではありませんでした。模試の点数も伸びず、自分の勉強方法が果たして正しいのかを問いただす毎日でした。


そんな中、Webで調べ物をしている時に、たまたま『速修2次テキスト』を見つけました。口コミも高かったことから、試しにYouTubeを見てみましたが、講師の軽快なトークにあっという間に引き込まれ、藁にもすがる思いで購入を決意しました。


手元に届いてすぐにYouTubeで講義を視聴しましたが、その内容は、勉強方法を模索していた自分にとって新鮮なもので、事例毎に特色を捉えた解説、実在企業への取材を基にした事例企業研究、さらには電卓の使い方まで盛り込まれており、充実した内容に圧倒されたのを覚えています。


特に「具体→抽象→具体」のTBCメソッドは、これまで与件文の切り貼りで対応していた自分にとっては、目から鱗が落ちる内容でした。講義のボリュームもかなりの分量だったので、TBC一本に切り替えて学習を行うことにしました。


TBC受験研究会活用法

1次試験

『速修テキスト』を全巻揃え、YouTube動画で学習しました。仕事の関係でまとまった時間が取れなかったため、1.5倍速視聴で効率的に学習を進めました。当初は、学習計画にゆとりがあったため、テキストの1章から順番に進めていましたが、途中から進捗が遅れ、後半は出題マップを活用し分野を絞りながら学習しました。


2次試験

『速修2次テキスト』、『速修2次過去問題集』

こちらも効率的に学習するため、1.5倍速で視聴していました。テキストと動画でTBCメソッドを学習し、テキスト内の小問題や過去問題集で解答手法を実践することを繰り返しました。


また、知識面では『抽象化ブロックシート』を徹底的に活用して勉強しました。具体的には、ブロックシート部分を切り離して常にカバンの中に入れ、通勤時間やお昼休みなど、肌身離さず読んでいました。表現が難しい部分は、自分で調べて解説を補記したり、語呂合わせを考えるなどしながら、自分専用のブロックシートに仕上げました。


そして、ブロックシートを読む際には、単に内容を丸暗記するのではなく、キーワードを回答文に落とし込ことをイメージしながら取り組んでいたのは効果的だったように感じます。


スクーリング

直前に行われるスクーリングは、独学の自分にとって、講師に直接質疑ができ、他の受験生の考え方に触れられる貴重な機会でした。また、内容がすばらしく、予想問題が結構な確率で当たっていました。合否のボーダーライン近辺では、1点が合否を分けると思いますので、最後の追い込みでスクーリングを受講できたことが合格につながったと言えるかもしれません。一方で、人気が高いため、定員がすぐに埋まってしまう点については注意が必要です。


中小企業診断士を目指す方へ

診断士の資格は、相当な時間数の勉強が必要であり、自由な時間も制限されます。生半可な覚悟では合格ができない難しい資格だと思います。診断士を目指すきっかけや目的は人それぞれだと思いますが、最後は「必ず合格する!」という思いの強さが合否を分けると思います。険しい道のりの先には必ず良い結果が待っているはずですので、自分を信じて最後まで頑張って下さい。

2019年度

速修2次テキスト

中川 陽介様

具体→抽象→具体を丁寧にやる

中小企業診断士を目指した理由

中小企業診断士を目指した理由は、将来的に独立開業するためです。

大学卒業以降、システムエンジニアとしてシステムの設計や、プログラムの開発などに従事してきましたが、社会人経験が10年を超えたあたりから、経営に関して興味を持つようになりました。中小企業診断士試験は、会社の経営に関する知識を網羅的に勉強できる資格試験のため、資格取得を目指しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

TBC受験研究会を選んだ理由は、合格後のサポートが充実しているためです。私はコンサルティングの経験が皆無のため、診断士に合格したとしても、すぐに独立開業できるわけがないと考えていました。


TBC受験研究会では、キャリアアップセミナーやライティング講座を実施しており、書籍の執筆活動等に参加できる機会を与えて頂けることに魅力を感じました。また、診断士受験校の老舗であることもTBC受験研究会を選んだ大きな要因の一つです。


TBC受験研究会、早稲田出版書籍の活用法

1次試験

初めに、Youtubeの無料講義を見ながらテキストの内容の理解に努めました。テキストの内容がある程度理解できたら過去問を繰り返し解き、間違えた部分を動画やテキストで再確認し、知識の定着を図りました。


2次試験

初めに、速修テキストの抽象化ブロックシートを暗記することから始めました。ブロックシートがある程度暗記できた後は、本試験の過去問を解き、速修2次過去問題集の模範解答や、Youtubeの無料講義を活用して、出題者の論点を理解し、解き方を身体になじませていきました。


TBC受験研究会の過去問解説は、「具体→抽象→具体」の考え方で丁寧に解説されているため、繰り返し過去問を解くことで、1次知識の使い方の定着を図りました。


中小企業診断士を目指す方へ

中小企業診断士試験は、2次試験の筆記が最大の難関です。2次試験に関する様々なメソッドや書籍が出版されていますが、1次知識を活用した解き方に重点を置いている学習教材は、TBC受験研究会以外にはありません。


変なテクニックやメソッドに走らず、「過去問を繰り返し解く」、「具体→抽象→具体を丁寧にやる」、この2つで十分に合格可能です。皆様のご健闘をお祈りしています。

2019年度

2次集中DVD通信講座

高橋 寛様

諦めなければ結果はついてくる。

中小企業診断士を目指した理由

私が勤める会社では社員教育の一環として販売士試験の取得を奨励しており、営業部門はもちろんのこと業務や物流部門なども積極的に挑戦しています。そんな中、私は販売士1級に合格したこともあり、社外で販売士の仲間とともに販売士対策講座を開催し、販売士対策テキストを執筆する機会を得ました。

私が親しくしている販売士1級の皆さんは、中小企業診断士として独立している方が多く、経営全般にわたる深い知識を保有し、とてもアグレッシブに活動されており輝いて見えました。このような恵まれた環境にいた私が中小企業診断士を目指さない理由はありません。

「あの人たち(中小企業診断士)のようになりたい」という憧れから「中小企業診断士になる」と決意に変わったのは今から4年前のことです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

仕事をしながら勉強するのは並大抵のことではありません。このままでは憧れだけで終わってしまうと思い、ある資格指導校に通うことを決断しました。

1年目は科目合格にとどまり、勉強の習慣がついた2年目からは独学に切り替え、3年目に1次試験に合格することが出来ました。独学に切り替えたのは早稲田出版があったからと言っても過言ではありません。早稲田出版のテキストはわかりやすく要点をついた内容と頻出に絞った過去問に加え、他の資格指導校を上回る講義動画が無料で視聴できる為、独学でも合格できると判断しました。

また、1次試験の勉強と並行して速修2次テキストも講義動画と共に読み進め、具体・抽象・具体の解答ロジックと抽象化ブロックシートが非常にわかりやすかった為、不退転の覚悟で2次試験はTBC受験研究会を選びました。


TBC受験研究会活用法

早稲田出版の1次試験と2次試験のテキストについては、先述した通り講義動画が無料で視聴できますので、2倍速で視聴しながらテキストを読み進めると効率的にインプットできます。


1次試験

1次試験のテキストに頻出の過去問がついているのですが、テーマごとに重要な問題が掲載されているため、何度も繰り返すことにより弱点を解消することができました。


2次試験

定期的に演習問題が届きますので、それをペースメーカーにしながら提出期限に遅れないよう心掛け、動画DVDを視聴しながら具体・抽象・具体のロジックを定着させました。その後、優秀答案ともう一息答案が開示されますので、自分の答案と比べどこが違うのかを客観的に分析することを重視しました。

私自身、事例Ⅳが課題のひとつだったのですが、豊富な事例Ⅳの特訓演習を何度も繰り返すことにより自信が付いて得点が安定してきました。

それから、都合が合えばスクーリングに参加することをお勧めいたします。モチベーションの維持にも役立ちますし、その場で与えられた演習問題に対しての答案をグループ内で回覧しながら意見交換を行いますので、自分自身が気付けなかった視点や思考プロセスなどがわかり、とても勉強になりました。私の住む場所からスクーリング教室まで片道約3時間かかりますが、それでも殆ど欠かすことなく参加しました。


中小企業診断士を目指す方へ

中小企業診断士は難易度が高く、仕事をしながら勉強時間を確保するのは大変です。また長丁場になりますので、途中でペースが落ちることもあると思います。そんな時は、TBCを信じてペースメーカーにしてください。TBCが提供してくれる教材を繰り返し取り組むことで合格が見えてきます。

また、隙間時間を上手く活用することが重要です。私は遠距離通勤により自宅で勉強する時間がない為、電車の中と待ち時間を主な勉強時間にしてきました。皆さんも環境は違えども様々な工夫をしながら勉強時間を確保していると思います。最終的には、そのようなコツコツと積み上げた時間が自信となり、本番で力を発揮できるようになるのではないかと考えます。

諦めることなく合格を勝ち取ってください。

2019年度

2次集中DVD通信講座

刈谷 力様

「抽象化ブロックシート」のおかげです

中小企業診断士を目指した理由

私が中小企業診断士を目指した理由は大きく3つあります。


50代に突入し定年後のライフプランを考えた所、持ち家がなく今後購入が必要で、実家(新潟)の父親の介護、等々により少なくとも70歳までは現役並みの収入が必要であるという切羽つまった状況を自覚したため。

化学メーカーの技術・営業・購買部門を経験しましたが目先の業務に追われ、会社全体を俯瞰した考えを持ちたいと思ったため。

定年後もやりがいのある仕事をし、社会に貢献できる充実した人生を送りたいと考えたため。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

私の受験履歴は次の通りです。


受験履歴

1年目(2017年)大手予備校通学 1次不合格

2年目(2018年)大手予備校通学 1次合格、2次不合格(Ⅰ63 Ⅱ59 Ⅲ49 Ⅳ55)

3年目(2019年)TBC2次集中DVD通信 2次合格

1・2年目は大手予備校に通学し、自分なりに全力で頑張ったつもりでしたが、2次不合格となり、3年目は絶対に合格したいと考え、2次試験に強い学校を選択したいと考え、次の基準を満たす学校を探しました。

選択基準

2次に必要な1次知識を、必要十分な量を効率的に学び、会得しやすいこと

1次知識を2次試験に的確にアウトプットを行えるようになること

添削問題が本番並みのレベルであること

コストパフォーマンスが良いこと

ぐうたらな私を引っ張ってくれること

通学・通信講座を6社比較したところ、TBCが優れていそうな点が多く選択しました。

TBCが優れていそうな点

1次知識の会得 ⇒ 「抽象化ブロックシート」が受験生応援ブログ等で有名

「具体」⇒「抽象」⇒「具体」という解法プロセスがある

試験委員を徹底的に研究し、更に本試験の事例企業に実際に訪問し本試験問題を熟知した上で、添削問題を作成している

他校の通学に比べTBC通信は安く、更にテキストの解説講義(YouTube)が無料

山口先生の解説講義(YouTube)を試しに見た所、わかりやすくポイントをついた内容に引き込まれた事

TBC受験研究会活用法

2次速修テキスト

2019 年版2次テキスト(第4章)「抽象化ブロックシート」


これは1次知識が薄い私にとって本当に役に立ちました!


まずは「抽象化ブロックシート」を写経し、次にその内容を通勤途中、家と駅まで歩きながら唱え、更に自分のことばにして唱えました。


重要と思われるものは自分のことばで約100字にし、書き、唱えました。


今回の2次試験の事例Ⅰで「機能別組織のメリット・デメリット」「成果主義のメリット・デメリット」、事例Ⅱで「インターネットを活用したプロモーション」、事例Ⅲで「トヨタ生産方式の改善の手段」、等々、本番でズバリ活用できました。


2次集中DVD通信講座

タイムマネジメント 実は、実力完成演習は80分以内で添削答案が完了できず90~100分かかる事が多くありました。特に解答を記入するまでの、与件文のSWOT分析・設問との紐づけ・解答骨子作成に時間がかかる事を痛感しました。そこで、演習問題や過去問を解答記入の前まで何度も行い、35分で解答記入前まで完了する様にトレーニングしました。

添削赤ペン内容の復習 実力完成演習は、ほぼ毎回平均点以下(ひどい時は平均-20点!)だったので、当然赤ペン指導が多かったのですが、愛情こもった的確な赤ペン指導でモチベーションをキープできました。低得点の原因が、一次知識不足なのか、設問の制約条件外しなのか、「具体」⇒「抽象」⇒「具体」や因果ができていないのか、等を赤ペン指導された弱点を都度補強していきました。

模擬試験 本番を想定したタイムマネジメントを行い、その中でどこまで実力を出せるのか確認しました。模擬試験は他の2社も受けましたが、TBCの試験問題のレベルはピカ一で本試験と同等と感じました。

中小企業診断士を目指す方へ

2次試験は解答が公表されない、もやもや感Maxの試験ですが、56歳のぐうたらな私でもTBCメソッドを学ぶ事で奇跡的にクリアできました。 ぜひ皆さんの目標達成の為にTBCの教材をフル活用し、合格を勝ち取ってください。

2019年度    速修2次テキスト

森 耕三様

「速修2次テキスト」でコツをつかむ

中小企業診断士を目指した理由

  営業系の職場に在籍しております。長年、現場力と実践に傾注し、理論には関心を持つことはありませんでした。数年前に会社派遣でマネジメントスクールの単科講座を受講する機会がありました。そして、現場での成功事例は理論に合致している場合が多いこと、同僚とコミュニケーションをとる場合、理論をベースに話すとお互いの理解度が高まること、他業界の方と話すときに理論が共通語となること、などに気づきました。さらに深く学ぶには中小企業診断士資格取得が最適と考え、受験することを決意しました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 1次試験に独学で対応するに当たって、当初他社のテキストを利用しておりました。「中小企業経営・中小企業政策」科目で詰まりまして、別の適当な教材を探しに書店に行ったところ偶然、「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」に出会えました。その場で内容を確認して自分に合っていると確信し購入いたしました。

 2次試験対策に関しては、全く手をつけていなかったこともあり、独学では難しいと考えておりました。1次試験の自己採点した後、実は某専門学校にお世話になろうと相談に行きました。ところが「2ヵ月後は難しい。来年の合格を目指されては」とのお話でした。そこで、今年に関しては2ヶ月間独学で挑戦してみようと考えました。そして独学なら1次試験を助けていただいた早稲田出版様の「速修2次テキスト」にお願いしようと即決、通販で購入いたしました。過去問に関しても「速修2次過去問題集Ⅳ」を利用させていただきました。(ちなみに「特訓問題集1 中小企業経営」は2次対策としても利用させていただきました。)


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

「特訓問題集1・2 中小企業経営・政策」

・・・とにかく繰り返して読む・解く、です。このテキストだけしっかりすれば当日どれだけ調子悪くとも60点はとれると思います。場合によっては80点も狙えるのではないでしょうか。このテキストを利用するならば、「中小企業白書」に関しても目を通す必要さえないと思います。


「速修2次テキスト」

・・・「抽象化ブロックシートを1日8ページ読む」と決めて、ひたすら繰り返しました。これは実のところ、キーワード・キーフレーズ集です。何度も繰り返すことによって、知識の「点」が「線」となり「網」となり、「網目が細かく」なって、最終的には水を「より多く」すくえるようになります。無料動画は解法プロセスを丁寧に説明してくれており、テキストを読むだけではたどり着くことが難しい「気づき」を得ることがしばしばありました。短期間で「コツをつかめた」と自覚できました。


「速修2次過去問題集Ⅳ」

・・・こちらも「解いて」「解説を丁寧に」読む、です。何度も繰り返して毎回別の「気づき」を得るように意識して取り組みます。解答例にこだわらず、常に前回より少しでもよい記述することを心がけます。ただし、過去問に関しては少なくとも2通りの解答解説と比較して勉強を進めた方がよいと思います。


中小企業診断士を目指す方へ

 この体験記を読まれている方は、すでにTBC受験研究会様や早稲田出版様をご存知かつ興味をもたれている方々だと思います。これら2社の教材をメインにし、安心して受験勉強してください。受験生はそれぞれ置かれた環境が違うので、合格までの到達期間に多少の長短はあって当然です。但し、真面目に学習を継続すれば、近い将来、必ずゴールにたどり着くことができます。皆様が一人でも多く中小企業診断士となり、世の中によい影響を与えられますことを祈念しております。

2019年度

速修2次テキスト

井上 悟様

効果的かつ効率的な学習方法

中小企業診断士を目指した理由

 中小企業診断士試験を目指した理由は、仕事を行う上で「理論武装」を行う必要性を感じたためです。当時、勤務していた会社(小売業)では、地区統括者として業務に携わっておりました。業務内容は、担当地区の「商品構成」や「販売促進」などの立案、スタッフの「人的資源管理」、担当地区の「損益管理」などを行っておりました。特に新規出店による拡大を図っていた時期でもあり、日々の業務に忙殺されながら、今までの「経験」や時には「勘」に頼る運営を行っておりました。

 『このような状態は適切ではない』、と悩んでいたところ、この資格の存在を知りました。例えば1次試験科目・7科目の学習が必要となるこの資格ならば、自分が求めていた「知識」を体系的に獲得することができると考えました。そのことは結果的として、自身の業務を「効果的かつ効率的」になり、仕事の「質」が高まると考えたからです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 実はお恥ずかしい話しではありますが、一度この資格を諦めた時期が数年ありました。2次試験の壁にぶつかり、自分はこの壁を超えるのは無理だと勝手に思い込み、諦めていたことです。その後諸々の経緯があり、この試験に再挑戦することを決意しました。書店に足を運び、中小企業診断士試験書籍売場で自身に適した書籍を探していたところ、数ある書籍の中から、TBC受験研究会の書籍が目に入り、『これしかない』と確信して、選ぶことにしました。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

●1次試験

 既学習者ということもありましたが、数年のブランクがあったのも事実です。当然ながら1次試験の再学習はテキストや動画を活用して一通り行いました。しかし、一巡以降こそ有効に活用することが出来ました。有効に活用できたポイントは以下2点です。


①動画を活用した苦手範囲に絞り込んだ学習(インプット)

非常に学習範囲の広い試験でもあるこの試験対策は、自分が必要だと感じた範囲を抜き取り、そこに注力することを考えました。TBC受験研究会の動画配信は無料であることはもちろん、講義内容が明示されていることや1回あたりの時間もそれ程長くないことがおすすめポイントと思います。


②過去問やオリジナル問題を活用した学習(アウトプット)

選び抜かれた過去問はもちろん、過去の出題分析より作成されたオリジナル問題も活用できました。インプットした知識の確認を行う上でもアウトプットは重要になります。

●2次試験

 こちらも既学習者ではありましたが、大きな壁を痛感していた自分にとっては学習方法・内容を見直すことにしました。特に活用したのは、『抽象化ブロックシート』です。2次本試験では、各事例とも適切に知識を使いこなせることが求められます。そこで私は『抽象化ブロックシート』を活用することにしました。自宅でのテキスト活用はもちろん、通勤時間等の移動の隙間時間でも簡単に見られるようカスタマイズしたものも作成し、必要な知識の安定化を図りました。


中小企業診断士を目指す方へ

  私自身も途中で一度資格取得を諦めていた時期もありました。勉強を再開してからも結果が伴わないことも多々ありました。しかし、この中小企業診断士試験に合格し、『診断士になれた自分』を創造しながら取り組んできました。

 仕事や家庭などと両立しながら合格を目指す方が大半のこの試験において、TBC受験研究会・早稲田出版書籍を活用した学習は、時間的側面や金銭的側面などを考えると「効果的かつ効率的」な学習方法と思います。

 合格を目指されている方やこの資格を検討されている方におかれましては、ぜひ一度無料配信されている講義動画をご覧頂くことをおすすめ致します

2019年度

速修2次テキスト

西宮 広一様



合格への最短経路

中小企業診断士を目指した理由

 きっかけは、仕事で経営や財務に関する知識を持つことで多角的に分析・判断ができるようになりたいと考えたためです。今まで経営や財務について体系的に学んだことがなかったのですが、中小企業診断士が経営コンサルタントの唯一の国家資格であり試験科目的にも総合的に経営を学ぶのに必要な範囲を学習することを知り、中小企業診断士の資格取得を通じてこれらの知識を体系的に習得できれば、今後の仕事の幅が広がるのではないかと考え、資格取得を目指すことにしました。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 1次試験の場合は、完全に独学でやっていましたが、マークシート方式の1次試験はある程度の理解でも何とか対応ができ、ぎりぎりですが突破することができました。しかしながら、2次試験ように深い理解が必要な場合には、中途半端な知識や理解では全く歯が立たず、2次試験になかなか合格できませんでした。この結果を受け、もう一度1次知識の理解からやり直そうと思い、書店に立ち寄った際にTBC受験研究会(早稲田出版)の速修テキストを見つけました。講義動画が無料でついてくるとのことで、半信半疑ではありましたが一度この方法でやってみようと思い、1次知識から再学習することにしました。スマートフォンで手軽に視聴できるため、スキマ時間でも十分続けられそうであり、自分のペースで勉強を続けられると思い、TBC受験研究会(早稲田出版)を選択しました。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

(1)1次試験

1次試験の勉強法は、1次の速修テキストと講義動画で全体像を把握し、そのうえで過去問を解き、間違えた部分をテキストで確認するというスタイルで進めていました。

まず、効率的に学習を進めるべく、講義動画をYouTubeの倍速機能を活用し、倍速再生で一気にまとまった分野ごとに学習を進めていきました。

そして、試験の合格には最終的にはアウトプットできる力が重要になりますので、何度も過去問を解き間違えた分野を中心に確認をするようにしました。その際、マーカーや赤ペンの使い方を工夫していました。講義動画を視聴した際にはマーカーを使って重要な部分に線を引き、過去問の学習で間違えた箇所については赤ペンを用いて線を引きました。その上で再度同じように間違った場合には、重要箇所を丸でくくるなど間違えた部分の見える化を行っていました。こうすることでテキストを復習する際、丸で囲った部分を中心に復習できますし、丸をする行為自体が印象的に記憶に残りやすいことから記憶の定着につながったものと考えられます。

TBC(早稲田出版)の講義動画は、体系的で試験に問われやすい部分に絞って、詳しく解説をして下さるので、1回の視聴でもある程度の知識を習得できました。また、過去問等の問題集も付属しており、書籍をマスターするだけですべての対策ができるのも私にとっては使いやすかったポイントです。何ごとも初めが肝心ですので、TBC(早稲田出版)を最初から上手に活用していれば、ここまで苦労することなく合格を勝ち取れたかもしれないと今では思っています。

ですので、独学で合格を目指そうと考えられている方も、回り道にならないよう、TBC(早稲田出版)をフル活用することをお勧めいたします。


(2)2次試験

当初は2次試験については、解答方法をなかなか確立できず、与件文を羅列するだけの解答になっており、特に事例Ⅰのように題意が読み取りにくい場合、題意を外した解答をすることもあるなど、成績が安定しませんでした。

そのため、TBCメソッドの具体→抽象→具体のプロセスを活用する形で、知識にあてはめる形で与件文を活用するという書き方が身につき、どのような問題でも一定程度の解答ができるようになりました。また、模範解答にある次にも活用できる表現等もエッセンスとして取り込むようにしました。

加えて、知識に不十分さを感じていた私としては、必要な知識がよりよくまとまっている抽象化ブロックシートは、大変重宝しました。問題ででてきた知識は何度も確認し、説明ができる程度まで覚えるようにしていきました。また、解答の切り口になるような考え方も掲載せれており、多面的な分析にも役立ちました。実際、試験当日にもブロックシートを活用し最終確認に活用しました。


中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士を目指される方は、仕事等に追われながら工夫をして勉強に励まれていると思いますので、いかに効率的に学習を進めることが重要です。効率的な学習のためには正しい学習の方向性で行う必要があり、それさえ間違えなければ十分に合格可能な試験だと思います。

そのためには、独自の方法に固執することなくTBC(早稲田出版)の教材を徹底的に活用して、正しい方向性で学習するようにする必要があると考えます。この体験記が、これから中小企業診断士試験を目指される方の一助になれば幸いです。

2019年度

2次集中DVD通信講座

石井 俊哉様

3度目の正直

中小企業診断士を目指した理由

簿記2級を取得後に新たに勉強する資格を探していたところ、自分の社会人経験に関連した試験科目が多く、体系的に経営に関する知識を勉強できる中小企業診断士に魅力を感じたことがきっかけです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

○1次試験

1次試験は最初から独学を考えていました。複数の予備校のテキストを比較し、「速修テキストシリーズ(早稲田出版)」には

・テキストに小問題及び論点別過去問が付属している

・YouTubeで無料講義の閲覧ができる

この2点のメリットに惹かれて速修テキストを選び、診断士合格まで一貫して速修テキストを使い続けました。


○2次試験

紆余曲折を経て、3回目の2次試験挑戦時にTBCの2019年度2次集中DVD通信講座を選びました。その理由は

・1次試験合格に導いてくれたTBCへの安心感

・2次試験で必要な知識が凝縮された抽象化ブロックシート

・本試験と同様の考え方で作られた演習問題と的確な添削アドバイス

・豊富な量の事例Ⅳ特訓演習

・月1回のスクーリングによる自分の力量把握

・これだけ濃密な内容にもかかわらず、価格がリーズナブル

・合格後の支援体制が整っている


「これでダメなら中小企業診断士を諦めよう」という思いで、TBCを信じて受講しました。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版

○1次試験

・インプットとアウトプットが完結するテキスト

テキストとYouTubeの講義動画で一通りインプットを行った後、論点別過去問を解きました。不明点についてはテキストや講義動画を再度確認し、また過去問を解く・・・というサイクルを何度も繰り返すことで知識が蓄積され、本試験の問題形式に慣れることができました。


○2次試験

・抽象化ブロックシート

速修2次テキストの抽象化ブロックシートを印刷し、常に通勤カバンに入れて暗記するともに、過去問や演習を解く際にブロックシートの知識を思い出す練習を行いました。本試験では設問分析時の解答軸の組み立てや、与件文と1次知識との関係性の分析などに役立ち、ぶれない解答を作ることができました。


・実力完成演習、模試

1回目に解くとき:

本試験同様に80分で解くことを心掛けました。場所は家や図書館、喫茶店など環境を変えて行いました。

その後模範解答と比較し、抜け漏れがあった要素については、なぜ漏れたか?どうすれば漏れが防げるのか?など自分の解答プロセスをさかのぼり、反省点をブロックシートに書き込んで忘れないようにしました。

演習や模試の回を重ねるごとに得点が上がっていき、大きな自信につながりました。


答案分析:

YouTubeで閲覧可能な優秀答案・もう一息答案と自分の答案を比較し、書き方や自分が使えなかった用語などをブロックシートにメモをし、復習に役立てました。

自分と同じ受験生の方の解答を見ることができ、「もっと頑張らなくては」とモチベーション向上につながりました。


2回目以降に解くとき:

前回漏れていた要素が抜き出せるか?解答文の因果が成立しているか?与件から離れたことを書いていないか?などに気を付けながら繰り返し復習を行いました。


・事例Ⅳ特訓演習

「本試験の最後の科目である事例Ⅳに苦手意識がなければ、事例Ⅰ~Ⅲで慌てることはなくなるだろう」と考え、何度も繰り返し演習を解き、問題を読んだ瞬間に解き方が出てくるまで復習しました。また、ミスした箇所についてはミスノートを作成し、定期的に読み返し同じミスを何度もしないように訓練しました。

TBCの事例Ⅳ特訓演習は演習量がとても多く、制約条件が本試験同様に細かい設問があり集中して解く必要があるため、緊張感をもって演習を行うことが計算力向上につながり、本試験でも落ち着いて対応できました。


・スクーリング

月1回のスクーリングで得たことの中で、特に大きい点は、

①人の解答を読むことができる

自分と同時期に勉強中の方々の解答を読むことで、自分と比較して足りない点は何か?を得ることができました。

②自分の解答の評価が聞ける

自分の解答が一番!と思って書きますが、それに対して客観的に読み手がどう思ったのかを聞けるので、自分の良い点と悪い点を冷静に理解することができ、解答作成の改善に役立てることができました。


中小企業診断士を目指す方へ

 長年の中小企業診断士受験指導から蓄積されたノウハウをTBCは持っています。そこから生み出されたTBCが提供する教材や演習を信じて地道にこなしつつ、講義内容や演習の目的をしっかり自分の中に腹落ちさせることが重要だと思います。

また、私は3回2次試験を受験しており、その間妻や子供に負担をかけました。診断士試験に挑戦する前に、妻には「挑戦する理由」「取得後どうしたいか」などを話して理解を得ました。ご家族がおられる方はぜひ思いを伝えて理解を得ることをお勧めします。


皆様の置かれている環境は様々だと思いますが、是非合格を勝ち取ってください。

2019年度

2次集中DVD通信講座

平野 行伸様

TBCをフル活用して短期合格

中小企業診断士を目指した理由

 私は、新卒での証券会社勤務を経て、現在、電機メーカーに勤務しています。電機メーカーでは家電量販店向けのコンシューマ製品のマーケティング、官公庁の情報システム営業を経験し、現在は社会インフラ関連ビジネスの新規事業開発を担当しています。

 業務内容上、事業開発やマーケティングの知識に加え、企業会計やファイナンスの知識も必要になってきたことから、ビジネス全般について自己啓発を兼ねて勉強してみようと思い立ちました。調べていく中で、中小企業診断士の存在を知りました。調べるほどに、勉強すべき範囲が自分の身につけたい知識そのものだったので、中小企業診断士合格を目指すことにしました。また、妻が社労士なので、自身も中小企業診断士の資格を取得して、定年後に、自宅で中小企業向けの事務所が開ければと思ったのも隠れた理由の一つです。


なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 現在の部署に異動した2018年4月から勉強を開始しました。まず18年は1次はとにかく受けられるだけ受けて、科目合格できなかった残り科目を翌年合格しようという作戦にしました。他社の通信講座で1次の勉強を開始し、18年8月の1次試験では4つに科目合格しました。9月からは2次の勉強も始めましたが、2次の過去問を見てみたところ、今の通信講座の内容ではインプットとしてはボリュームが少なく、またアウトプットの答案添削もないため、2次には太刀打ちできないのではないかと少々不安に思えてきました。

 そこで、11月書店に行ってみたときに、TBCの2次速修テキストを見つけました。自宅でYouTube動画を見てみると非常にわかりやすい内容でした。早速テキストを購入して勉強を開始しました。また、平成19~30年度の2次過去問集も順次購入しYouTubeで学習を開始しました。動画が無料でありながら、非常にわかりやすい内容なのが魅力的でした。

 また、インプットとアウトプットの強化の目的から、答案添削がついている2次集中DVD通信講座も申し込みしました。通信講座で続くか不安でしたが、2次集中DVD通信講座にオプションでスクーリングがついており、ペースメーカーとして周りの受験生の実力が見られるのではないかと思ったのも、申し込んだ理由の一つです。


TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

2次試験中心にフル活用させていただき、19年2次筆記1回で合格できました。

2次速修テキスト・2次過去問集

 テキストを読んでは、解説動画を見て理解する、を繰り返しました。YouTubeでは1.5倍で早送りして視聴し、時間短縮を図りました。


2次集中DVD通信講座

 問題は1次の出題、試験委員、中小企業白書などの傾向を分析して予想・作成されたオリジナル問題でした。私は、とにかく、問題を解き、期日までに必ず答案を提出することを繰り返しました。そして、解答例を読み、DVD動画の解説を視聴し、解答に必要な1次知識や書き方をよく分析しました。提出した答案については、赤ペンのコメントでアドバイスをいただき、自分の改善すべき点の気づきになりました。また、提出答案については、優秀答案ともう一息答案を分析した動画配信が後日あり、他の受験生の解答例は大変参考になりました。また、自分の答案が優秀答案として分析・解説されていたのには、びっくりしました。DVD通信講座は山口講師のTBCメソッドが学べ、絶対にお勧めです。設問文を徹底的に分析し、ぶれない解答を作るTBCメソッドなくして合格はありませんでした。


スクーリング(オプション)

 スクーリングはすべて参加しました。スクーリングは、出題傾向を分析して練られた演習問題、限られた時間でアウトプットをする練習、5人の答案分析で他の受験生の答案を見て自分の位置を図るなど、様々なメリットがあり、スクーリングは、都合をつけて参加されることをお勧めします。


1次テキスト

 実は、勉強をしていくうちに2次筆記を解答するのに必要な1次の知識が不足していると感じていました。そこでTBCの1次テキストのうち、2次に関係の深い、企業経営理論、運営管理、財務会計の3つについては、TBCの1次テキストも購入し、動画を視聴しました。2次テキスト、過去問、DVD通信講座、スクーリングで出てきた1次知識は1次テキストまでさかのぼって必ず確認するようにしました。


中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士試験は、1次約20%、2次約20%の合格率で、ストレート約4%のため、なんて無謀な試験に挑戦を始めたんだ、と思うときもありましたが、TBCのおかげで、想定より短期で合格することができました。

 あれこれ手を出さずTBC受験研究会を活用すれば合格できることを私自身が実感しました。みなさんも是非、TBCを活用して、合格されることを祈念しています。

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