2014年度合格体験記
2014年度
1・2次試験対策講座
筑間 彰 様
「受験指導から受験生へ」
中小企業診断士を目指した理由
個別指導塾のFCに加盟し、10年以上経営の傍ら室長も兼務しておりました。3年前より室長を雇用し、経営に専念するようになりましたが、経営面で何をアドバイスしてよいかわからず思案していたところ、友人から中小企業診断士のことを教えてもらったのがきっかけでした。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
2,3社から資料を取り寄せ、その中からTBCさんの初学者向け無料説明会に参加しました。説明会では、試験合格のためのプロセスよりも、合格後のことを中心に説明をしてくださいました。資格取得よりも、学習を通して自社の経営に活かしたいと考えていた私にとって、この説明会だけでも十分自社の改善に生かせるポイントを教えていただきましたので、結局他社の説明会には参加せず、TBCさんで受講することに決めました。
また、私が経営する学習塾と、対象とする顧客は異なりますが、顧客の学習をサポートし、合格を目指すという目的は同じです。説明会でのお話を通して、理念に共感できましたことも、TBCさんを選択した理由の一つです。
TBC受験研究会活用法
早速、4月から1次学習をはじめ、8月までに3科目の科目合格と翌年の1次2次合格を目標としました。出勤が午後からのため、午前中はDVDをできるだけ見るようにしました。授業がとてもわかりやすく、指導する立場としても参考になるポイントがいくつもあったため、授業をする際のポイントという観点でも、気づいたことをメモするなどしました。また、学習した内容のうち、すぐに経営に活かせそうなことは、自社で実際に実践していきました。これにより、理解の定着がはかれるとともに、実際に業績も前年比で大きく上がりました。(現場の室長は大変だったかもしれませんが)
普段、生徒に指導している経験を通じ、多くの問題集に手を出すよりも、1つの問題集を繰り返しやる方が効率がよいと感じておりましたので、基礎答練や答案練習は繰り返し行いました。期間も短かったため、間違えた問題をチェックし、チェックした問題のみをやることで効率を上げるようにしました。
その結果、学習した3科目で60点を大きく越える点を取ることができ、3科目の科目合格だけでなく、望外にも1次合格を果たすことができました。ただ、この時点では2次試験の勉強はおろか、2次試験の仕組みそのものすら知りませんでした。そこで、1次の自己採点後すぐにカウンセリングをしていただき、2ヵ月半という短い期間で合格するための道筋を教えていただきました。
1次対策以上に期間も短かったため、2次対策でもTBCさんから送られてくる教材と過去問以外は一切使わず、返ってきた添削内容から、解答に書けなかったポイントやキーワードを、もう一度テキストに戻って確認することをくりかえしました。2次試験の終了直後には、「今年の合格は難しそうだが、自分の現時点での力は出し切ったな」とすがすがしい気持ちになったことを覚えています。
これを書いている現在でも、まだ合格しているのが信じられませんが、短期間で合格することができたのは、わかりやすい授業と、カウンセリングを通じてひとりひとりにあったアドバイスをしてくださったおかげだと感じております。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士の学習を通じて、多くのメリットがありました。
経営についてさまざまな知識を学ぶことで、計画立てて事業を進めることができるようになりました。
また、講師の先生方の授業を受けることで多くの気づきがあり、講師としてのスキルアップがはかれたように感じています。
さらに、自分が受験することで、受験生の気持ちを知ることができたのも、貴重な経験だと思っております。
今後は、中小企業診断士として学んできたことを自社にフィードバックし、業績改善をはかるとともに、外へ向けても中小企業診断士として活動していくことができればと思っております。
ひとりひとり、中小企業診断士を目指す方の業種や立場は違います。それでも、中小企業診断士を目指すことは、その人それぞれにとても多くのメリットがあるのではないかと思います。
2014年度
2次試験対策講座
田中賢一郎 様
「必要な回り道」
中小企業診断士を目指した理由
大企業に就職できれば安泰という時代は過去のものになりました。外資系IT企業に勤務していることもありますが、雇用情勢が流動化していることを日々痛感しています。そのような環境に身を置いていることもあり、「将来なんらか役に立ちそうな知識・資格を身に着けておきたい」と感じていたことが、診断士資格を目指した一番の理由です。また、「色々な世の中の仕組みを体系的に学んでみたい」と思っていたことも資格取得を目指すきっかけとなりました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
二次試験は二回目での合格となりました。初年度は、大手予備校の通信教育を受講していたのですが、“キーワードの有無だけによる採点基準”、“与件文のみを根拠とする解答解説”など腑に落ちないところも多く、点も伸び悩みました。
案の定、初年度は残念な結果となりました。不合格という現実に直面した時に、“次こそは同じ過ちを繰り返したくない”という強い想いから、二次試験の実績がある受験校の受講を決意しました。
受験校を選ぶにあたっては、いろいろな学校の説明会に参加しましたが、その中でも、“具体抽象メソッドによるアプローチ”、“一次試験や白書の知識を活用する姿勢”、“実際に診断経験が豊富な講師陣による講義”など、最も共感できるところが多かったので、TBCで受講することにしました。今年無事合格できたこと、これこそが自分の選択が間違っていなかった証といえるでしょう。
TBC受験研究会活用法
まずは、TBCの講義を欠かさず受講することが一番です。授業は密度が濃いうえに長時間にわたります。しかも、コマ数が十分にあるため、全ての講義をしっかりと受講するのにはそれなりの覚悟が必要です。しかしながら、軽妙な語り口による楽しい解説、診断実務の従事経験に基づいた解説、根拠を提示しながらのわかりやすい解答解説など、講義を聴くのは楽しいプロセスでもありました。
全ての演習をこなし、講義を受講し、採点結果を家で復習する、という作業を繰り返すだけでもかなり実力は養えると思います。毎回行われる演習は講師である先生が作成されていることもあり、解説が腑に落ちないということはありません。これも他の受験予備校と大きく異なるメリットだと感じました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
二次試験の準備をするにあたり、受験校の選択は非常に重要だと思います。今年の受験勉強をとおして、「二次試験は、診断士としての適性をみるものであり、単なるテクニックや知識だけで合格することは難しい」と感じました。
受験校の選定にあたっては、“単に診断士の資格をもっているだけの講師”による講義なのか、それとも、“実際に診断士の資格を持ち日常的に診断業務をされている講師”による講義なのか、を見極めることが大切だと思います。TBCでは豊富な診断経験を持つ講師による熱い授業がうけられます。仮に、自分が通信講座だけでストレート合格をしていたとしたら、このような質の高い授業を受ける機会を損失したことになったことでしょう。
二次試験に二年間を要してしまったのは残念なことでしたが、「おかげでTBCに出会うことができた」といっても過言ではありません。合格までに二年間かかったのは“必要な回り道”だったのかもしれません。
2014年度
1・2次試験対策講座
久崎 政道 様
「合格後も役立つ能力を身につけるために」
中小企業診断士を目指した理由
コンサルティング業に従事するための足がかりにすること、それにより将来的に裁量のある働き方を実現することが理由です。また、生きていくために何らかの組織に所属するなど関わりを持って働く必要がある以上、「企業とは何か」「企業を経営するとはどういうことか」ということを改めて体系的に学びたいという関心もありました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私が中小企業診断士試験を受験するにあたってTBC受験研究会を選んだのは、以下の3つの理由からです。
①高い合格実績
②メールでの個別相談を受けられる
③合格後のフォローアップがある
短期間での合格を目指していた私にとっては、合格率が高いことが予備校選びの重要なポイントでした。インターネットでの情報収集によりTBCの存在を知り、合格率の高さから説明会への参加を決めました。説明会では、2次筆記試験合格を視野に入れた1次試験対策の学習スケジュールや、メールでの個別相談について説明を受け、入会を決めました。そして、実際に学習に取り組み始めて個別相談による学習効果の高まりを実感しました。診断士試験は合格のために必要な知識が広範にわたるため、自分に適した効果的な学習方法を早期に確立することが求められます。
個別相談はこの学習方法の確立においてとても役に立ちました。特に2次試験は知識に加えて思考力も問われるものであるため、個別相談で早期に学習の方向性を確認できたことが合格につながったと感じています。
また、これまで分野の大きく異なる職業に就いていた私にとっては、取得した資格をコンサルティングの仕事を獲得するうえでどのように活用するかという問題は大きなものでした。TBCでは説明会の時点で合格後のフォローアップについての説明があり、執筆を契機としたキャリアアップのプランを提示してくれました。それが可能なのは、出版社との提携があるTBCならではだと思います。このことは学習を進めるうえでのモチベーション向上にもつながりました。
TBC受験研究会活用法
DVDやテキストによるインプットと答案練習や過去問でのアウトプットを繰り返す学習がメインでした。答練や過去問で知識の定着していない箇所を特定し、インプットの学習に戻ります。それでも理解が深まらない分野は個別相談を利用し、1つ1つ苦手を潰していきました。診断士試験には1次、2次ともに科目ごとに足切りがあり、苦手分野をそのままにしていては合格は難しくなります。個別相談は長期的な学習プランの検討と、個々の問題の解法の確認の両方に役立ちます。個別相談を上手に活用して効果的に学習のサイクルを回すことが合格につながったのだと思います。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
私が学習を進めていく上で心がけていたのは、講師のアドバイスを素直に受け止めることです。TBCでは、企業の診断に従事し、中小企業診断士試験専門の予備校を続けてきたからこそ知り得た出題傾向などの情報やメソッドを提供してもらうことができます。それらを積極的に吸収し、活用していくことが合格につながったと感じています。まずはアドバイスをしっかり受け止め、噛み砕いて自分のものにしていくプロセスが重要になります。
また、講師の助言のなかで最も大切だと思ったのは「診断士試験は小手先のテクニックで乗り切れるものではありません。試験で問われる能力を地道に身につけていく必要があります」というものです。
2次試験は企業経営についての現状分析や課題解決の手法について多面的に評価するものです。どのような観点からの問題が出題されても得点するためには、この試験で広く求められる姿勢や能力を確実に身につけることが一番の近道であると思います。そのためには、ときには地味で泥臭い学習も必要になります。しかし、そうして得た姿勢や能力こそが、合格後の実務において役に立つ本物の能力になるのだと思います。学習の過程で得た知識や能力をどのように活かしていきたいのかという視点を持って学習に取り組んでいってください。
2014年度
1・2次試験対策講座
三谷 誠一 様
「経験を生かして、もう一歩前へ」
中小企業診断士を目指した理由
二十数年のサラリーマン生活を経て、現在はフリーランスのデザイナーをしています。一見経営とは縁遠い世界ですが、独立前は外資系企業でマーケティングの仕事をしており、もともと経営全般にも興味があったため、自身のスキルアップを図り仕事の幅を広げるのに中小企業診断士の資格が活用できるかもしれないと考え、取得を決意しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
受験を思い立ったのが3月。無謀と思いつつ、当年度内の受験をターゲットにして情報収集を始めました。通学コースはどれも翌年の受験を目指したスケジュールなので選択肢から除外。独学では不安なため、通信講座を物色するなかでTBCの名前が上がってきました。興味を持ったところで無料説明会に参加しましたが、そこでは、山口先生から学習戦略、キャリアアップ戦略についてのお話を聞くことができ、個別カウンセリングや合格後のフォローなど、きめ細かい対応が期待できそうだと感じました。
その場で「今年受験したいのですが」と恐る恐る聞いてみたところ、考えられる課題や可能性について客観的に指摘していただいたことも大変参考になりました。TBCのビデオ講義は一部無料で公開されていたので、他の受験校のサンプルDVDもいくつか取り寄せて比較検討しましたが、TBCの講義の質が最も良いと感じられ、これが最終的な決め手になりました。
TBC受験研究会活用法
とにかくスタートが遅かったので、短期集中型で一気に知識を詰め込む必要がありました。何から手をつけていいのか解らない中、メールカウンセリングで作っていただいた個別学習計画だけをたよりに、日々の学習をスタートしました。DVDの講義をすべてPCに取り込み、講義を見る→テキストを読み込む→PCにまとめる、の繰り返しでひたすら単元を消化。模擬試験の時期になっても未だ手つかずの科目があり、非常に焦りましたが、解説講義の中で聞いた「直前期で伸びますよ」という言葉を信じてなんとか追いつくことができました。
2次対策は1冊のテキストだけで大丈夫だろうか?と一瞬不安になったのですが、時間的に他の文献や参考書に手を出している余裕はないと判断し、TBCの教材だけに集中しました。結論としては必要十分な内容だったと思います。特に十年分の中小企業経営白書のまとめは、昨今の経営環境の変化を俯瞰するのにとても役立ちました。御多分に洩れず事例Ⅳの攻略に苦しみましたが、ちょうどいいタイミングで特別講座の案内があったので追加で受講。鳥島先生のわかりやすい講義に助けられました。
後日、受験校の2次試験の解答速報を見比べるとまさに千差万別で、学校ごとにそれぞれの解答導出の“型”があるのがよくわかります。私の場合、よそ見をせずに“TBC流”を追求したのが結果的に良かったのではないかと思っています。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
まだ筆記試験に合格しただけなので、診断士について何か言える立場ではありませんが、試験勉強自体が有意義であったということだけは申し上げていいと思います。
中小企業診断士の試験範囲は非常に多岐にわたり、新しく覚える知識が数多くありましたが、一方で、自分の経験とリンクしている内容も多くありました。勉強中そのような部分に遭遇すると、これまで仕事の現場で見聞きし体験してきたこと、経験として知っていることが、自分の中で再解釈されて体系化されていく感覚を味わいました。もし、中小企業診断士を目指さなかったら、それらは断片的な知識のままで終わっていたかもしれません。
これだけの広い範囲を一気に勉強するという機会はそうそうありません。ある程度ビジネスの経験を積まれた方にとっては、それまで貯えたモノを総括できる良い機会になると思います。
2014年度
2次試験対策講座
伊藤 光昭 様
「困ったときのDVD!」
中小企業診断士を目指した理由
私は、静岡県で小さな金物屋の跡取りをしています。昨年で創業50年、工場用品と土木資材の卸小売業を営んできました。従業員は社長以下9名。私は5年ほど前に帰静し、専務取締役という立場で慣れない仕事に悪戦苦闘していました。折悪しくリーマンショックからの不況で業績は右肩下がり、せっかく受け継いだ暖簾も、もはや風前の灯でした。そんな折に出会ったのが、市の産業支援センターに勤める診断士の先生でした。はじめは「とにかくなんとか稼がなければ」と焦っていた自分でしたが、広い視野からアドバイスをくれる先生と、先生の持つ資格に大きな興味を持ちました。それが、僕と中小企業診断士との出会いでした。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
さっそくネットで検索してみたところ、中小企業診断士試験の難易度の高いことや、資格だけで食べていくことが難しいこと、資格自体の認知度が低いことなどネガティブな情報があふれていました。一方、実際に出題されている問題の内容や、書店で手に取ったテキストなどを見るにつけ、これこそが自分が知りたかったことだと確信しました。
よし、受験しよう。そう決めた僕の前に立ちはだかったのは、合格率4パーセントといわれる試験の難易度でした。はじめは独習でなんとか立ち向かおうとしたのですが、試験範囲の広さと問われる知識の深さにたちまち断念しました。やむを得ず、受験校を探すことにしたのですが、周りに最近診断士を受験した人などいません。ネットの情報などを頼りに、いくつかの受験校の説明会に参加しました。
そのなかでも印象に残ったのは、TBCの山口先生のエネルギッシュな説明でした。九州出張から帰ったばかりという山口先生はその疲れも見せず、診断士資格の魅力やTBCメソッドの利点などについて熱く語ってくださいました。なかでも特に印象深かったのは、TBCでは合格した後のサポート体制が万全であるという点でした。ライティング講座を手掛かりに、各雑誌への執筆などからキャリアを積み重ねて行きましょうという、着実なビジョンにひかれ、僕はTBCへの入会を決意しました。
TBC受験研究会活用法
初年度(2013年度)はストレート合格をめざし、静岡から通学講座に受講しました。多い月には毎週の上京はかなり負担になりましたが、それ以上に負担になったのはプライベートとの両立でした。私事ですが、受講を始めてしてしばらくたってから結婚を考える相手ができ、週末のたび講座に時間を取られるのは非常に負担に感じられました。通学できない事情があったことも1度や2度ではありません。
そんななかでも勉強を続けられたのは、必死でDVDとテキストにかじりつき、講座に参加できるときにはともに受験する仲間の熱意を共有できたからだと思います。1次試験の前月には入籍し、新生活をスタートさせました。だめかもしれないと思いましたが、なんとか1次試験に合格。結婚式を直前に控えた2次試験ではあえなく敗退しましたが、正直なところ思った以上の成果が出せたと思います。
2次試験を受けられるのはあと1回、ラストチャンスはTBCにかけることに決めていました。昨年度の本科ストレートコースで習ったことに肉付けすることが、間違いなく合格への近道だと思ったからです。このころから本業の金物屋の仕事が忙しくなり、通学講座へ通うことはますます難しくなりました。そんな中でも可能な限り講義には参加し、一方で過去問への取り組みを進めていきました。
なかでも苦手な財務科目では過去問の中から「捨て領域」を作り、それ以外、絶対領域(フェチじゃないですよ)での着実な得点ができるよう努力しました。模擬試験は毎晩遅く帰宅してから机に向かい、必死で答案作成をしましたが、折からの多忙もあって提出できず、非常に悔しい思いをしたことを覚えています。ある程度勉強が進んだところで基礎的な知識が足りていないことに気づき、焦ったこともありました。そんな時、僕を助けてくれたのはずらりと並んだTBCのDVDと、1次対策テキストでした。
試験直前、もう何に手を付けて良いかわからなくなったときには、鳥島先生の顔をDVDで見て、自分は先生についてもう充分勉強したぞと暗示をかけてどうにか自分を落ち着けていました。
試験当日のことはあまり覚えていませんが、とにかく書けることは全部書くことだけ考えて、余計なことは考えずに1日を終えました。終わってから静岡に帰る車の中は、不思議な充実感に包まれていました。
今思い返せば、まだまだできたと思うことや勉強不足、勿体なかったこともたくさんあります。ただ、勉強不足な点は、診断士として活躍しながらも着実に学習を進めることができるはずです。まずは受からなければはじまりません。今は実務補習を控え、夕食後には毎晩TBCのテキストを読み返しています。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
今後、診断士を目指される方へ。診断士試験で勉強する範囲は非常に広大ですが、クライアントである中小企業の社長さんたちが日々立ち向かっている現実もまた広大で、曖昧模糊な世界です。そこを、こうして積み重ねた知識で分析し、改善方法を提案することが求められているのだと思います。学ぶことに無駄なことなどありません。
困ったときにはDVD、これが、僕の受験必勝法です。
全企業の99.7パーセントを占めるとされる中小企業。日本の浮沈は彼らと僕らの頑張りにかかっています。未来の診断士の皆さん、共にがんばりましょう。
2014年度
2次試験対策講座
八潮 蒼汰 様
「中小企業診断士試験に挑戦して良かった」
中小企業診断士を目指した理由
自分の能力を高めたいと思ったことが理由です。過去に、社内の診断士実務補習中の方と一緒にお仕事をしたことがあります。その方は、未経験の分野でも迅速に情報を収集・整理し適切な判断を下せる能力があり、診断士の学習が役立ったとおっしゃってました。私もこうなりたいと思い、診断士の勉強を始めました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
複数校比較の上で、他校には無い下記の魅力があるTBCを選びました。
●合格後に「本気の」フォローアップがあるため:
TBCは経営総合研究所というコンサルティングファームの傘下の会社であるため、実務従事の機会があります。加えて、キャリアアップセミナー、ライティングセミナー、理論政策研修など実施しておりトップクラスの診断士のノウハウを教授できるチャンスもあります。これらの「本気の」フォローアップは他校には無く、TBCにしか実現できない魅力です。
●教育の質が高く合格率が高いため:
TBCは40%以上という脅威の合格率を誇っています。その背景には、TBCの講座は単に試験に合格するためのものではなく、経営コンサルタントを育成することが念頭にあるからだと思います。例えば、事例問題は実在する企業がベースになっており、数回復習してもあらたな気付きがでます。
●価格が良心的であるため:
受講生にメリットが少ないコスト(広告費など)を抑えることで、講義の品質を高めながらも、良心的な価格を実現しています。2次試験の勉強をしていくと洞察力も徐々に高まりますが、TBCが如何に教材や講義の中身に焦点を置いているかがよく分かります。
TBC受験研究会活用法
●事例問題の活用:
TBCの事例問題は、実在する企業がベースになっており質が非常に高いため、2~3回復習して新たな気付きが出ます。また、事例問題の解説はどの様に1次試験の知識を使えば良いか明示されており、知識の引き出し方も学べました。
●DVD・資料の活用:
休んでもDVDや資料を別途もらうことができます。教室講座を休んでしまっても、後日DVDと資料をいただけるため、学習のキャッチアップが可能です。
●相談制度の活用:
学習の方向性などに迷った際は、メールによる相談制度を活用することできます。特に、2次試験は勉強をすれば合格できる試験では「ない」ため、自分の不足する能力を特定する必要があり、そのためのヒント(アドバイス)をいただけます。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士はビジネスパーソンにとって有益な学習になるのに加え、資格維持の要件(会費・研修費など)のハードルも他の士業と比べると低いため、挑戦する価値があると思います。
1次試験では、様々な分野の知識を身につけます。2次試験では、情報(雑然としており、意図的に隠されているものもある)を整理・分析し、意図が定かでない質問に答えることを、迅速にこなします。試験合格後は、実務従事を通じて、生きた企業(机上の学習ではなくなる)で学習を行う機会があります。その過程の中できっと新たな視点や気付きができる事だと思います。
2014年度
1次・2次試験対策講座
山根 拓也 様
「テキスト・動画のみでの合格」
中小企業診断士を目指した理由
1.山口さんのカリスマ性
最も大きな理由は友人に誘われて無料説明会に参加した際に、山口さんのカリスマ性に惹かれたためです。
2.時間の余裕
外資系IT企業に勤務しているのですが、残業が比較的少ないプロジェクトに配属されていました。時間に余裕があるうちに何か勉強しておこうと思いました。
3.ITとビジネスをつなぐ
文系出身であり、技術を極めるというよりもITとビジネスをつなぐ力を伸ばしたいと思いました。そのため、IT系資格よりも中小企業診断士を優先しました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
1.山口さんのカリスマ性
無料説明会の話がとても面白く、講義をもっと聞いてみたいと思いました。また予備校講師専業ではなく、経営者・コンサルタントとしての経歴に惹かれました。
2.合格後のサポートがある
TBCで合格すればライティングセミナーを無料で受講できる点が魅力的でした。「合格後にいかに資格を活かすか」を重視している姿勢は他の予備校ではあまり見られない点でした。
3.講義DVDを利用できる
平日は業務で忙しいこと、休日は遊び等の予定があるので、全ての講義に出席できる自信がありませんでした。そのため、欠席してもDVDでいつでもどこでも学習できる仕組みは魅力的でした。また学習が遅れた場合のキャッチアップにも役立ちました。
TBC受験研究会活用法
私は結果的に講義には一度も参加しませんでした(全て欠席資料受け取り)。テキストとDVDが本当に充実しており、十分事足りたためです。
2014年に入ってから本格的に1次試験の勉強を開始し、講義テキストを読み込みながらマーカーを引いていきました。講義テキストがわかりやすいので楽しく読み込めました。読み込みが終わったら演習テキストを全ての問題ができるようになるまでやり込みました。ポイントを押さえてコンパクトにまとまっていたので、全てを覚えてもそれほど負担にはなりませんでした。市販の問題集は一切使いませんでした。ただし、1次試験はギリギリでの合格でしたので余裕があれば、過去問や別の問題集で補強した方がよいと思います。
2次試験の勉強は1次試験後に開始しました。こちらもTBCのテキスト以外には一切手を出しませんでした。1次試験のテキスト同様、コンパクトにポイントを押さえてまとまっていたため、とても効率よく勉強できました。講義はいきなり内容に入るのではなく、2次試験の概要・戦略・思考方法といった勉強の効率に大きく関わる部分に多くの時間を割いていたのが印象的でした。また講師自身の実際のコンサルティング経験に基づいた話が豊富になされており、楽しく勉強できました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
一番大切なことは「合格後のイメージ」を明確にすることです。TBCでは合格後のイメージを膨らませてくれる講師陣がいます。合格後のサポートにも豊富な実績があります。合格自体が目的ではモチベーションの維持は難しいと思います。
次に大切なことは「勉強したことは必ず役立つ」と信じることです。私自身、勉強をしながら「座学が役に立つのか?」という疑念に負けそうになったことが多々ありました。しかし、結果的にはビジネスマンとしての基礎スキルの底上げに大きく役立ったと感じています。たとえ合格できなくても勉強したことは無駄にはならないと思うことができれば、継続につながり、結果につながると思います。
2014年度
2次試験対策講座
清水 美里 様
「TBCで楽しく勉強」
中小企業診断士を目指した理由
診断士の資格を持つ職場の先輩に薦められたことがきっかけです。当時私は営業職で中小企業と接する機会が多かったため、経営に関する幅広い知識を習得することで仕事に役立てたいと考えました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
TBC受験研究会を選んだ理由は、①中小企業診断士専門の学校であること、②大手受験校よりも講師との距離が近く、親身に相談に乗ってくれそうであること、③試験対策だけでなく合格後のサポートも充実していること、④価格が良心的であること、です。
私は1次、2次ともにTBCで勉強しました。どちらも共通して、受験テクニックだけではなく、合格後を見据えた学習に重点を置いているところがTBCの良いところだと実感しています。
TBC受験研究会活用法
診断士の受験勉強において、モチベーションの維持が何より重要ではないかと思います。私は、TBCの講義が面白かったこと、先生方のサポート体制が充実していたこと、この2点のおかげで最後まで諦めずに勉強できたと思っています。
TBCの講義は、先生方の豊富なコンサルティング経験談や、新聞に載っていた大手企業の戦略の解説など、実例に富んだ面白い講義であったため、授業に出ることを苦に思うことは一度もありませんでした。単に知識やパターンを丸暗記するのではなく、実例をイメージしながら理解を深めることで、“使える知識”を定着させることが出来たように思います。時には“診断士試験ではここまで求められないが実務でよく使う知識”など好奇心をくすぐるような雑談もあり、合格後の実務を意識しながら前向きに勉強することが出来ました。
またTBCでは「何をやればよいのかわからない」といった漠然とした学習方法の相談から、個別の質問まで、親身に応じてくれます。一人であれこれ悩むより、多くの受験生を指導してきた先生に質問して、頂いたアドバイスを素直に受け入れ実行するよう心掛けていました。例えば、2次試験の解答プロセス(具体→抽象→具体)の中で、どこが自分の弱いところなのかを先生に指摘してもらったことがあります。弱いところを集中的に対策することで、安定した点数をとれるようになりました。2次事例演習では、丁寧な添削をしていただけます。点数が良い時も悪い時も、コメントを見ながら自分の答案をじっくり振り返り、復習していました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
私が勉強を始めたのは社会人2年目の時で、経営に関する知識も経験も全くありませんでした。試験対策や勉強時間の確保は大変でしたが、講義やテキストで学ぶ内容すべてが新鮮で興味深かったため、楽しく勉強することが出来ました。そう思えるのもTBCで勉強したからだと思います。
もし小手先だけのテクニックや解答パターンの暗記が中心の勉強だったら、楽しく学ぶどころか、何のために勉強しているのかわからなくなり投げ出していたかもしれません。自分のモチベーションを維持できる学校・教材を選び、それを信じて勉強することが合格の秘訣だと感じています。
2014年度
2次試験対策講座
新井 俊邦 様
「中小企業診断士試験の合格は、私のオーバーフィフティからの物語の始まりです。」
中小企業診断士を目指した理由
平成21年の6月から中小企業診断士試験の勉強を始め、平成26年度の2次試験に合格しました。長年に渡る受験生としての仕事と勉学を両立させる生活を支えてくれたのは、家族の協力と、TBC受験研究会の道案内です。
私が中小企業診断士を目指した理由は、社会や人の役に立つ資格の中で「中小企業診断士」が、私自身に最も合っていると思えたからです。私は工学部の出身で、電子部品メーカーに約25年勤務しました。家庭の事情等もあり、退職後、何か地域社会に貢献できる方法はないかと模索しておりました。国家資格を色々と調べる内に「中小企業診断士」の存在を知りました。試験要項を良く見ると、1次試験の運営管理の生産技術と2次試験の事例Ⅲ「生産・技術に関する事例」では、長年私が携わってきた生産技術の知識が強い武器になると考えました。50歳を間近に控えた挑戦の始まりです。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
一年でも早く合格して中小企業診断士として活躍したいという思いから、独学ではなく、スクールを利用することを考えました。ウェブを使い、中小企業診断士に関する情報を収集する中で、TBC受験研究会の存在を知りました。複数のスクールからTBC受験研究会に決めた理由は、中小企業診断士試験の合格をゴールと見受けられるスクールが多い中で、TBC受験研究会は、合格後のフォロー体制が最も優れていると思えたからです。難関と云われる国家資格を取得しても宝の持ち腐れにせずに、大いに活かしたいと考えていましたので、私とTBC受験研究会の相性が良いと思えました。
TBC受験研究会活用法
●平成26年の一次試験対策
平成26年度の二次試験を受験するためには、一次試験の合格が不可欠でした。一次試験受験からの挑戦です。最初の一次試験合格まで3年を要したので、中小企業診断士二次試験合格までの最大の関門は、一次試験の合格に思われました。矢田先生から頂いた言葉の中で一番勇気づけられたのは、「一度、一次試験を通っているので、やるべき事をやれば大丈夫」といった内容のアドバイスでした。
早稲田出版の「一次試験対策精厳選問題集」は、大いに役立ちました。中小企業経営以外の6科目を購入しました。掲載されている問題が、年度別ではなく、分類別の重要な問題を掲載しているので、無駄なく演習ができました。どうしても理解できない問いには、解説文をマーカーでチェックしたり、キーワードをノートに書き写したりして、理解を深めました。また、巻末に掲載されていた2回分の一次模擬試験の問題では、時間を意識して解きました。不正解の問題を克服するのに、解答解説講義がウェブに公開されているので紙媒体だけよりも理解が進みました。模擬試験では、正答率が高いのに不正解だった問題を重点的に解き直しました。
●平成26年の3回目の二次試験受験
山口先生のカウンセリングを受け、二次試験の1日の内でのペース配分を考え、余力を持ち事例Ⅳを迎えることが課題の一つと分かりました。私が習ったTBCメソッドは、設問文を具体化して何が問われているか明確にし、具体化で解法の理論的背景を意識し、再度具体化で与件文から選び出すというものです。講座が進みケーススタディーが始まりましたが、事例Ⅱのマーケティングの調子が出ませんでした。平成24年までは、マーケティングはどちらかというと得意としていただけに、苦しみました。
その暗闇に一筋の光を差し込まれたのも、TBCの矢田先生の助言がきっかけでした。「合格者の感想から『ズバッ』とした答案でなく、『ふわっ』とした答案で十分に合格圏に入れる。」とい内容でした。ハッと気づきました。高得点狙うあまり、時に的を外して平均点以下になってしまった。高得点を狙うのではなく、合格点を狙うという鉄則を忘れていました。また、返却された添削済みの答案に書かれた暖かい言葉から、自己中心的な解答を見直し作問者の求める解答を意識するようになりました。
そして二次試験当日、今までに課題となったことに対する対処の忠実な実践に努めました。与件文を重視して、設問に忠実に答える。設問のしかたにより何を答えていいのか迷ったときは、与件文に中からヒントを必死で探しました。出来は本当に「ふわっ」とした答案になりました。全く自信を持てなく、本当に合格しているのか半信半疑でしたが、筆記試験の合格者に私の受験番号を見つけた時は、TBCの講師の先生方を信じて良かったと思いました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
幸いTBC受験研究会には、現役で活躍されている中小企業診断士が多数在籍しております。身近な先輩を見習い早く中小企業診断士としての立ち位置を確立したいと思いますが、受験を決めた頃の初心を忘れずに、今までお世話になった地元に貢献して周りの人達を幸せにできる診断士になれれば良いと思います。
最後に、何か新しい挑戦を始めるのに、年齢は関係ありませんし、遅すぎることもありません。必要なことは、強い意志と的確な行動のみです。もちろん家族の協力があれば、強力な援軍になります。年齢を理由に諦めないでください。私の合格体験記が、いわゆる中高年受験生の励みになれば幸いです。「自信を持って試験に臨み、実力通りの力を発揮できれば合格出来る。」と強く思うことが大切です。
2014年度
2次試験対策講座
梅津 勝明 様
「自分自身を見つめ直して辿り着いた合格」
中小企業診断士を目指した理由
組織に属していると、自分の関わっている業務のことだけに集中してしまい、視野が狭くなりがちでした。組織全体のこと、組織と社会の関わり等まではあまり考えなくなっていました。そこで、意識的に視野を広げよう、体系的に企業のあり方、組織のあり方を学ぼう、と思い立ちました。
また、自分自身と社会との関わりも考えた時に、もっと社会に深く関わることができるのではないか、貢献できることがあるのではないかと思うに至り、中小企業診断士を目指すことにしました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私は今回が4回目の挑戦でした。今まで「2次試験の得点区分」がほとんど「B」でした。最初は「B」の延長線上に「A」があると信じていたのです。しかし3回目の不合格の時、そうではないのではないか、このまま学習を続けていても合格の確率は高まらないのではないか、と思うようになりました。そこで3回の不合格の原因を克服するためにTBC受験研究会を選んだのです。
TBCメソッドには、具体的に書かれている与件文・設問文を抽象化して、そこから具体的に解答に落とし込むというものがあります。私は不合格だった3年の「B」だった事例と「A」だった事例を振り返った時、この「具体→抽象→具体」のプロセスの中で、抽象から具体にする段階にブレがあるのではと思ったのです。自分自身を見つめ直し、自分自身を分析した時、抽象化し、方向性を定めることはある程度出来ていたのですが、受験歴を重ねる度に冷静に分析しようという意識が強くなり、具体的に診断・助言することへの意識が弱くなっていたのかもしれないということに気づきました。この部分を改善しようと考えたのです。
そのために、実施回数の多い演習を利用しようと考えました。本番に近い緊張感を持って、改善点を強く意識して、多くの演習を重ねることで、今までの失敗要因を克服しようと考えたのです。
さらに、実務経験豊富な先生方による講座も刺激を受けられると考えました。受験期間を単に試験のためだけの学習にしたくなかったということもありますが、実務に近い話を聴くことで、事例企業に対して具体的に診断・助言する意識を強めていこうと考えたのです。
そして、他社と比べて料金が安いこと。コスト面も、私にとっては大きな選択要因でした。量だけでなく、質の高い濃厚な講座を、低価格で受けられたと感じています。
TBC受験研究会活用法
演習の多いカリキュラムをぺースメーカーにして学習を進めました。まず、本番に近い形で、緊張感をもって、「具体→抽象→具体」を意識して、演習に臨みました。この積み重ねが本番で活きたと感じています。そして、その演習に向けて、毎回テキストを読み返すことに決めました。
テキストには1次知識だけでなく、白書の内容もまとめてありますので、白書の学習が後回しになっていた私にとっては、白書に触れる機会を意識的に作ることができました。このことによって、抽象から具体にする段階の土台構築、さらには、具体から抽象にする段階の精度向上に繋がったと感じています。
また、私は個別カウンセリングでも大きな気付きを得ました。モヤモヤしていた霧が晴れるような瞬間がありました。先生方との距離が近く、質問や相談をしやすい環境も活用しました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
この試験は、中小企業診断士の適正が求められる試験です。私は自分自身を「経営資源が乏しい中小企業」と考えました。そして「自分自身を良い方向に導けないようでは、中小企業診断士の適性があるとは言えない」という気持ちで学習を進めてきました。
戦略を策定するように、自分自身の理念(なぜ中小企業診断士を目指すのか等)を考え抜き、自分自身の内部環境・外部環境を見つめ、自分自身に合った学習スタイルを確立することが重要だと思います。その中で、足りない部分を補ったり、不安を払拭したりするために、TBC受験研究会は強い味方になってくれることでしょう。
受験期間は、自分自身を成長させる期間です。有意義にお過ごし下さい。
2014年度
1次・2次試験対策 講座
西野 輔 様
「社内外で通じる力を身につけるために」
中小企業診断士を目指した理由
現在勤務している会社で経営企画の業務に従事する中で、「経営戦略やマーケティングを、より体系的に身につけたい!」「自身のキャリアのために、社内外で通用する武器が欲しい!」と考えたのが、中小企業診断士の取得を目指した一番の理由です。
更に、どうせ学ぶなら資格取得という達成指標がある方が張り合いがありますし、国家資格として第三者にスキルを証明できるのも魅力でした。
そして、今の仕事を続けながら、今すぐにでも勉強を始められる事も大きかったと思います。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私がTBCを選んだ理由は、
①体系化されて全体像が掴みやすいテキスト
②分かりやすくて情熱的な講義
の2点です。
当初、予備校を選ぶにあたり、まずは各予備校が出版しているテキストや問題集の入念な読み比べを行ました。中小企業診断士の学習範囲は、初学者の私にとっては驚くほど広範囲かつ複雑であるため「本当に自分に出来るのか?」という不安が大きかったのですが、TBCのテキストは書店に並ぶ数あるテキストの中でも圧倒的に分かりやすく、内容が体系化されていて全体像が掴みやすかったため、興味を持ちました。
その後、幾つかの予備校の講座説明会に参加しました。中でもTBCの講師の方の説明は非常に分かりやすく、何よりも他の予備校では感じられなかった情熱的な言葉に刺激を受けました。
こういった理由から、「私にも出来るかも!」を思わせてくれたTBCを選びました。
今思うと、テキストと講師の方の言葉は二次試験の最後まで自身の拠り所になるため、極めて重要であったと思います。
TBC受験研究会活用法
一次試験の学習を通して最もTBCに助けられたのが、勉強のペースメーカーになってくれるところです。受験生は7科目もあって1年近くかけて対策をしていくことになるわけですが、モチベーションが高い時期もあれば下がってくる時期もあります。そんな時にTBCから定期的に送られてくる教材と講義を受講することで、1年間を通して勉強のペースを維持することが出来ました。
また、学習の始めの段階ではまず全体像を把握することが重要です。そのために毎回の講義を確実に受講し、「比較的分かりやすい得意分野」「分かりにくい苦手分野」をつかむことが出来ました。
苦手な点や不明な点は、講義の後や個別に相談時間の予約をすることで、直接先生に直接聞くこともできたため、独学よりも効率的に学習を進めることが出来ました。
二次試験の学習にあたっては、解答を導くための方法論を身につけることが何より必要です。それを確立させてくれたのがTBCの講義でした。TBCの二次対策講義では、単純に問題を解いて解答の解説を行うのではなく、解答を導くための方法論や切り口を丁寧に教えてもらえます。
更に、二次試験の演習問題や模擬試験に対する添削のクオリティの高さは他社を圧倒しています。私は他社の演習問題や模擬試験も同時に受けましたが、TBCの講師の方による添削には、一人一人に丁寧で具体的なアドバイスが書かれており、大変助けられました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
TBCの講義では「最後の最後まで諦めない方が合格します。」と繰り返し言われてきました。私もそう思います。私自身も一次、二次ともに直前の模擬試験で合格水準に達していなかったのですが、「ほとんどの受験生がその境目で苦しんでいる。その中で匍匐前進でもいいから少しずつ前に進もうとした人が合格できるんです!」という講師の熱い言葉に背中を押されました。また、一緒にTBCに通った仲間と励まし合うことで、最後の最後まで最善を尽くすことが出来ました。
人生の楽しみは、成長のために困難に向かって努力をすることで、充実感は、その階段を上り成長を感じることだと思います。その感覚を持って努力を続けられている方は必ず合格出来ると思います。
2014年度
2次試験対策講座
竹内 信 様
謙虚にして奢らず、誰にも負けぬ努力
中小企業診断士を目指した理由
私は、これまで産業再生や金融再生などに携わり、現在は、コンサルティング的な立場から社内の各部署に助言をする機会も多いのですが、企業経営を体系的に学ぶことで、より周囲の方々のお役に立つ仕事をしたいと考えたのが、中小企業診断士を目指した理由です。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
理由は、合格後のフォロー体制が明確であったこと、NHK教育TVにご出演の山口先生をはじめ講師陣が充実していたこと、TBCメソッドの説明が腑に落ちたこと、合格率が高いこと、更には、演習や模試での問題の本試験での的中率が高いこと、などです。
以上のように、受験校としてTBCを選ぶことは、合格への大きな近道ですが、TBCのメリットを活かすためには、TBCの講師の教えを素直に吸収し、自分のものとなるまで懸命に訓練することが大切です。
TBC受験研究会活用法
年間100日程度の宿泊出張をしているため、極力都合をつけて出席した講義の録音(欠席時には、補講DVDを活用)や、自分でTBCの2次のテキストを全て音読した録音などをボイスレコーダーに入れて、時間があれば通勤時や普段の生活の場で聞くなどして、TBCメソッドの中で大切な抽象化を即座にできるように訓練しました(録音内容について、すべて2次本番までに10回以上、ボイスレコーダーで聞くなど徹底的に行いました)。
演習も、模試を入れて8回分の4事例で、計32事例解いたことになります。初回はまず勝ち(平均点を超える点数を取る)を狙った後(結局、30勝2敗でした)、すべて2回、解き直すとともに、DVD講座で使われているDVDも有料で購入し、解く毎に、DVDプレーヤーで1.5倍速で聞いて、どのような状況でも、TBCメソッドに基づく解法ができるように訓練しました。
サポート体制については、鳥島先生に何度か相談させていただき、学習計画や、計算ミスをなくすための手法について、アドバイスなどいただき、大変有益でした。他校にはないサービスで、積極的な活用をおすすめしますが、効果を上げるためには、講師のアドバイスを素直に聞いて、自分で実践するのが大切です。
書籍については、TBCのテキストに加え、主に早稲田出版の2次過去問題集を利用しました。具体的には、TBCのテキストを中小企業白書の過去3年分とともに、iPadのdropboxに入れて、時間があれば、常に読んでいました。また、私は過去問5年分を3回転して、解く毎に、問題集の解説の精読に加え、早稲田出版のHPでの解説講義を1.5倍速にして聞き(1.5倍速で聞くことができるソフトをアップルストアで購入)、TBCと同じ解答プロセスとなるように努めました。他に、財務だけは計算演習を1日でも欠くと、大きく力が落ちるため、財務セレクト問題集(同友館)、鳥島先生作成の財務特訓、更には、試験委員のご著書である意思決定会計講義ノート(税務経理協会)を使い、毎日欠かさず1時間以上、時間がないときでも、最低30分は計算演習を行いました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
日々忙しい仕事に携わりながら、「こんな努力をしても、合格できないのでは…」という思いが私の頭をよぎることもありましたが、フィギュアスケートの高橋大輔さんの座右の銘である「夢を持つ限り、努力する限り、夢は遠くない」と自分に言い聞かせて、チャレンジを続けて、今回、合格でき、私も大きな達成感を味わうことができました。
タイトルにあるのは、尊敬する京セラ稲盛名誉会長のお言葉ですが、合格に向けて、誰にも負けない努力をするために、勉強を本格化した2013年の年末以降、2次試験まで、毎朝4時台に起き、かつ、仕事の合間や生活の中での隙間時間も活かす形で、上記のボイスレコーダーを聞くのも含めて、毎月200時間から300時間、勉強しました
もっとも、合格してみると、「誰にも負けない」位の量的な勉強も重要ですが、それと同等に、タイトルにもある通り、「謙虚にして奢らず」、すなわち、素直になって取り組む質的な面も大切であったと感じます。
折角、合格率等で実績のあるTBCで教えてくれるのとは別の我流で取り組んでしまうと、いくら勉強をしても、合格が遠のく点でリスクが高いような気がしており、実際、TBCの同級生のうち、合格者の顔ぶれを見ていると、TBCメソッドを忠実に実行するように努めていた方々が多いようにも感じます。
パナソニック創業者の松下幸之さんの言葉を分析すると、一番愛用していた言葉は「素直」だそうです。TBCの講師陣が教えて下さるメソッドを素直になってフルに活用して、受講生の皆さんが合格されるように願っています。
最後になりますが、この場をお借りして、山口先生、鳥島先生、竹永先生、柳沢先生はじめお世話になった講師陣や親切な事務局の皆さんに心よりお礼申し上げます。
2014年度
1次・2次試験対策講座
鈴木 篤史 様
「地道な学習は必ず実を結ぶ」
中小企業診断士を目指した理由
私は現在勤めている会社で営業推進、営業企画の業務を担当しています。
業務を担当するようになり個人的に経営やマーケティングに関する知識や情報を勉強していました。私が中小企業診断士の勉強を決意したのは個人的に勉強してきた知識を整理したい、ということと知識の活用の仕方を習得したい、との考えからでした。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
中小企業診断士の受験を決めてから、インターネットや書籍で情報を収集しました。結果、これまで独学で行ってきたものと違い中小企業診断士の勉強は範囲も広く受験予備校を活用する必要があると感じました。
その中でTBC受験研究会を選んだのは中小企業診断士の専門予備校であったためです。専門の予備校のため、他校と比べてノウハウや強みがあるんだろうな、と考えました。そして山口先生の中小企業診断士の資格紹介の動画を拝見し、喋り方や説明が分かりやすいと感じ最終的に決定しました。
TBC受験研究会活用法
私の学習法は講師の先生の助言をそのまま実行したものでした。
●1次試験について
講義のDVDをノートを取りながら、視聴しました。その後重点ポイント問題集を解き、間違えた部分や理解が足りない部分をテキストに戻って学習しました。
私は多くの受験生と同じく「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「運営管理」の生産管理が苦手でした。それらの講義については繰り返し、DVDを視聴しました。
また、養成答練、完成答練も繰り返し復習し、正解以外の選択肢も含めて説明できるようにしました。特に養成答練は基礎部分なのでここが分からないとその後の勉強がすすまないと考え力をいれて行いました。
●2次試験について
2次試験もインプットはDVDで行い、演習を繰り返しました。初めての2次試験であり、答案の作成方法について試行錯誤しましたが、答案の導出プロセスについての丁寧な説明とTBCメソッドは本試験で大いに役立ちました。特に過去の事例企業の研究を深くされていることで単なる試験勉強にとどまらずコンサルティングの知識としても興味深く学習することができました。2次試験の勉強では特にあいまいな知識は命取りになると考え、知識の定着を狙って毎日2次テキストの通読を行いました。
また、苦手科目の事例Ⅳのために財務の特訓講座を受講しました。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
今、中小企業診断士の学習を終えてみると受験を決意したときに期待したこと以上のことが実現されていると感じます。これまでの経営やマーケティングに関する知識の整理だけでなく財務・会計、経済学、ITについての新たな知識や論理的な思考プロセスを身につけることができたと思います。会社内の課題、新聞の記事などがこれまでと違った視点でとらえることが出来ていることを感じます。
振り返ると私の受験勉強は、決して順調にいったものではありませんでした。模擬試験の結果など1次試験も2次試験も合格点の6割にとどいたことはありません。それでも最後まで継続して地道に学習したことが合格に結び付いたのではないかと思います。中小企業診断士の学習は易しいものではありませんが、やり遂げた先には大きな成果があるものだと思います。
2014年度
2次試験対策講座
森 太一郎 様
「合格をフルサポートしてくれたTBC受験研究会」
中小企業診断士を目指した理由
当時、業務改善等のコンサルティング業務に携わっていたのですが、独学で身につけたアプローチや手法しか知らなかったため、思ったような結果を得られず伸び悩んでいました。その状況を打破するためには、コンサルティングに必要な知識を習得すると共に、会社全体を俯瞰的に見ることができる幅広い視野を身につける必要もあるのではないかと考えていました。そのときに経営全般の知識を体系的に学べる中小企業診断士試験のことを知り、これは自分にとってうってつけの試験だと思い、挑戦することにしました。
なぜ、TBC受験研究会を選んだか
私がTBC受験研究会を選んだ理由は次の3つです。
①中小企業白書を重視した学習方針
実はTBC受験研究会に決める前に、中小企業診断士試験は中小企業白書で紹介された施策や成功事例をベースに出題されているという話を聞いたことがありました。その真偽は分かりませんが、そもそも中小企業に対する国の取り組みの方向性を知った上で試験に臨むべきなのではないかと以前から考えていました。
講座説明会では中小企業白書を重視した学習方針の説明がありその方針に共感できたため、TBC受験研究会を選びました。
②情報量が多く、充実したテキスト
TBC受験研究会のテキストは、事例ごとに重要論点が整理されています。さらにその論点に関連する実際の事例や過去問の紹介などがあり、情報量の多さと質の高さは私の期待を超えていました。事例企業の業態別の特長や打てる施策等を分かりやすく整理されたものがあればいいのにと以前から思っていた私にとって、理想的なテキストだったこともTBC受験研究会を選んだ理由の一つでした。
③リーズナブルな価格
他の予備校と比較して、価格に対する納得感が大きかったことも理由として挙げられます。講義を担当する主任講師が直接答えてくれる無料のメール質問やグループディスカッションといった小規模ならではの質の高いサービスを提供しつつも、他の予備校にはなかったリーズナブルな価格は非常に魅力的でした。
TBC受験研究会活用法
TBC受験研究会から提供されたサービスは様々ありましたが、特に次の3つは最大限活用しました。
①テキスト
テキストを参考にしながら、自分なりに事例ごとに要点を整理し直しました。TBC受験研究会のテキストは的確な切り口で整理されているため非常に理解しやすいのですが、情報量が膨大で丸暗記することができませんでした。そこで自分が重要だと感じた論点や何度も問われる論点だけに絞り込んで整理することで、重要論点を見極める力と論点の理解力を強化することができました。
②事例演習・模擬試験
事例演習や模擬試験で問われた論点のうち、理解できていなかった論点や身についていなかった知識を認識し、学習し直すための材料にしました。特に事例演習に出題される論点は講師の方が意図を持って盛り込んでいるため、学習すべき論点の絞り込みという点からも大いに役立ちました。また解答作成力を強化するための材料としても活用しました。具体的には、事例演習や模擬試験を使って本番より短い時間(40分)で解答の骨子を作成するという練習を何度も行いました。
③個別相談
2次試験の3、4ヶ月前に学習方法について迷ったときに2回続けて個別相談を利用しました。受験指導の経験に富んだ専任講師の方からアドバイスやヒントをもらったおかげで、自分1人ではなかなか解決できなかった迷いを解消することができました。専任講師の方に直接相談できたり、アドバイスをもらえる場があるのは非常に魅力的でした。
中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
中小企業診断士を目指そうとしたきっかけや動機を忘れないことが大事だと思います。長期に渡って学習を進めなければならない資格であるため、途中で何度も心が折れそうになりますし、実際に折れることもあります。そんな苦しい状況の中、自分を救ってくれるのは診断士を目指そうとしたきっかけや動機ではないかと考えます。自分を信じ、最後まであきらめずに、頑張って下さい。
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